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「ラグビーのキックの飛距離」はチーム内でキッカーを任されている人なら誰しもが悩む点です。特に成長期の中学生や高校生はたくさん試行錯誤していると思います。
遠くに飛ばすために力を入れてみても思うように飛ばない。。。
そんなあなたにみてもらいたい記事です。
大きい選手ほど距離がでやすいのはあなたの経験上納得できると思います。大きければ筋力も違うし力学的にも大きな力が出るのは必然です。
では身体の小さい選手にはキックを遠くに飛ばすことは不可能なのでしょうか?
答えは「身体が小さくても飛距離は出せる」です。国内リーグで活躍している選手を見ればわかりますが、トレーニングで筋力をつけ、身体を上手に使って飛距離をだしています。
などは、身体こそ大きくありませんが飛距離のあるキックを蹴っています。
長距離キッカーとなると、やはり身体の大きさが必要な要素にはなってくると思います。しかし、長距離キッカーにはなれなくても試合で最低限必要な飛距離をだす分には身体のサイズは関係ありません!
キックのフォームは人それぞれなので、一概に「これが正しいキックフォーム」というのは存在しません。しかし、上手い人には共通している点がいくつかあり、そこを抑えて自分の形を見つけることができれば飛距離は自ずと伸びていきます。
上手い人は
の3点は大体共通して持っている特徴です。
足を回さないのは真っ直ぐボールを飛ばすためで、力が分散しないので飛ばしたい方向に最大限力を伝えることができます。
高い姿勢は身体の力を上手く使うためにします。実際にやってみるとわかりますが、背中が曲がって低姿勢な状態で蹴ると、身体を開かないのでインパクトの瞬間にボールに力が伝わらず、「飛ばない・コントロールできない・背中を痛める」と良いことがありません。最初は難しいですが、紐で頭から上に引っ張られているようなイメージで姿勢を作ってみましょう。
ヘッドダウンとは、頭を下げるという意味です。より正確にいうなら、顎を上げない/目線を落とすということです。これは2の高い姿勢を保つことと繋がっています。ヘッドダウンをすることでボールを最後まで見ることができ、且つ高姿勢も保ちやすくなります。
キックを改善していく際、意外と見落としがちなのがボールドロップと体重移動です。自分の体重をボールに伝えるためには、足だけでなく手の使い方もキックの大事になってきます。
基本は真っ直ぐに落とすことが大事です。ボールの芯を真っ直ぐ保ったまま落とすのは、できているようでできてないことがあるので何度も練習して体に染み込ませましょう。また、少し前に落とすことで自然と体が前に出ていき無理のない体重移動が可能になり、飛距離を伸ばすことができます。
よく高校生にありますが、そもそもの筋力不足というケースがあります。筋力をつけた上で上記のポイントを抑えれば今より確実に飛距離は伸びます。
キックに大事な筋力はいくつかありますが、大腿四頭筋と腸腰筋は特に重要なのでしっかり鍛えましょう。
もちろん、ケアも忘れてはいけませんよ!
3つのポイントを抑えた上で、ここからは練習法を紹介します。といっても特別なことはなく、基本に忠実に、繰り返し練習することが鍵です!
あなたは練習する時に自分のビデオを撮影しますか?自分のイメージと実際の動きは、思っているよりも一致していないことが多く、その差が大きければ大きいほど上手くスキルを発揮できません。
ビデオを撮ることで実際の動きを確認でき、イメージとすり合わせていくことで理想に近い動きにしていくことができます。
撮影→修正→練習→撮影というサイクルをどんどん回していくことで、ただ練習するだけの状態よりも確実に、速いスピードで成長できます。
サッカーゴールなどを使って練習することで、キックのインパクトや軸足のバランスなどに焦点を当てた練習をすることができます。
飛距離や飛ぶ方向などはとても大事なのですが、キック練習ではどうしてもそれらにばかり集中してしまい、自分の形を作ることを疎かにしてしまいがちです。
無理に飛ばそうとしてフォームを崩すことがないようにするのにとても有効です。正しい形が体に染み付いていけば自然と飛距離も出ますしボールをコントロールすることもできるようになります。
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