31歳から始めるラグビー留学

 

みなさん、はじめまして。

元リーグワンプレーヤーの木村 勇大(きむら たけひろ)です。

僕は2023年12月からオーストラリアへ留学し、2024年1月から現地のラグビークラブに所属しています。

ここでは僕の約10ヶ月の留学体験を通してラグビー留学のリアルを伝えていきます。特に留学に行くか迷っている人たちの参考になれば幸いですが、背中を押せるような内容になるかは分かりません笑。ご容赦ください。

今回は僕の経歴や、オーストラリアへのラグビー留学を決めた理由をお話ししていきます。

経歴

大阪市立都島工業高校、近畿大学を経て2015年に日野レッドドルフィンズという東京都日野市を拠点にするリーグワンのチームに入団しました。

入団当時はトップリーグの下に位置するトップイーストリーグに所属しており、フルタイムで勤務した後に練習をするという時期も数年経験しました。

トップリーグ(現リーグワン)に昇格してから5シーズンをプレーし、2023年6月で退団するまで8年間プレーしました。

オーストラリア行きを決めた理由

突然のチーム活動休止

2023年2月にチームの不祥事によって活動休止となりリーグ戦を辞退、それ以降プレーする機会を失いました。

本当に色々なことがあり、先のことは決まっていなかったけれどチームを退団、会社も退職しました。この出来事自体はもちろん良いことではないけれど、次に進むタイミングを教えてくれたのだと思っています。

そこから次のチームを探したものの、2ヶ月で止めました。

その頃は、このままラグビーを辞めるのは嫌だけどやる気が無いという自分でも良く分からない状態でした。(ちなみに2ヶ月間チーム探しをしたものの、最終的に1チームにも引っかかりませんでした!)

ラグビー経験の中で、ずっと伸ばしたいと感じていた英語力

僕は外国人選手やコーチと自力でコミュニケーションを取りたいという理由から1年ほど英語を勉強してきました。

1年間勉強すると成長を感じましたが、英語を使わなければならない環境でないと日本語に逃げることが出来てしまうので、どこかのタイミングで海外、英語しか使えない環境に身を置きたいと思っていました。

また日野には海外でプレーしてから加入した日本人選手が数人おり、彼らが外国人選手たちと英語でコミュニケーションを取る姿を見て、留学という選択肢がちらつくようになりました。

なぜいま海外留学をするのか

僕がこの年齢でも海外に留学する理由の1つは、ラグビーがプレーできるうちに海外に行くことが重要だと思ったからです。

ラグビーをプレーするということが仲間を作るツールになってくれることに期待しています。一般的な現地のコミュニティに馴染むことはかなり大変だと思いますが、所属チームがあるという事、仲間がいることはかなり心強いです。

もう1つの理由は、やりたいことはやる。僕にとってこれがとても大事だからです。「知っている」と「やったことがある」の間には大きな差があるので、興味がある事は経験して「やったことがある」状態にしたいです。

それが何に繋がるのか、どんな意味を持つのか今はまだ分かりませんが、それらは行動の結果からしか知ることが出来ないので取り合えずやってみようと思っています。

最後に

このコラムを見られている皆さんは少なからずラグビー留学やオーストラリアでの生活に興味を持たれていると思います。

皆さんの興味がより湧くように、実際に行った人にしか分からない現地のリアルを伝えていきます。約10ヶ月間お付き合いください。

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この記事を監修した人


諸澤 良幸
諸澤 良幸
株式会社Morrow World 代表取締役社長
日本内閣府認定 NPO留学協会 RCA海外留学アドバイザー
オーストラリア政府認定PIER QEAC留学コンサルタント資格保有
JAOS 一般社団法人海外留学協議会 加盟

4年制大学法学部を卒業後大手レジャー企業に就職。複数の新規店舗立ち上げや人事業に従事した後、退社し26歳で単身海外留学。海外での英語学習と海外現地企業での管理職経験を経て2015年に株式会社Morrow Worldを設立し留学エージェントサービスを提供開始。2024年時点で9年以上留学エージェントを運営しており、「サポート無料留学エージェント」や「2カ国留学」の先駆けとして留学サポートを提供。
2020年6月にはオンラインに特化した英語コーチングサービスENGLEADを開始、2023年からは学研教室オーストラリアのFC本部の運営会社の代表取締役にも就任。
現在世界8カ国、約100名のスタッフと共に、世界で羽ばたく子どもから大人に向けて幅広く教育関連サービスを提供している。
JAOS 一般社団法人 海外留学協議会
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