マルタの生活情報

マルタ観光で外せない定番スポットを留学生視点で解説!歩き方と移動費用も紹介

 

【この記事の要約】

  • マルタ観光で外せない定番スポットを余すことなく紹介しています。
  • マルタ観光、留学のベストシーズンや費用についても詳しくご案内しています。
  • マルタの治安やエリアによる安全度、現地での注意事項についても触れています。

 

マルタ観光に興味はあっても、どのエリアを拠点に、どのスポットを回ればいいか迷っていませんか。

この記事では、定番の世界遺産都市バレッタからコミノ島のブルーラグーン・ゴゾ島まで、押さえておきたい観光スポットを留学生の視点でご紹介します。

移動方法や費用感・観光シーズンも合わせてお伝えするので、旅行や留学の計画を立てる際にぜひ参考にしてください。

 

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マルタってどんな国?観光前に知っておきたい基本情報

マルタの地理・言語・気候を知っておくと、観光の計画がぐっと立てやすくなります。

まずは現地に着く前に押さえておきたい基本情報を整理しましょう。

地中海の中心に浮かぶコンパクトな島国

マルタが地中海に浮かぶ小さな島国ということは知っていても、実際のロケーションや大きさは意外と知られていないのではないでしょうか。

マルタはマルタ島・ゴゾ島・コミノ島の3主要島から構成され、総面積316km²は東京23区の約半分というコンパクトさです。シチリア島(イタリア)の南約93km、北アフリカの北約288kmという地中海中央部に位置し、ヨーロッパとアフリカ大陸の架け橋とも呼ばれる独特の立地にあります。

2004年5月にEUへ加盟し、2007年12月からはシェンゲン圏の一員となっています。通貨はユーロ(€)で、エリアがコンパクトな分、公共バスを使えば島内のほぼどこでも日帰りで観光できます。

マルタ留学・ワーキングホリデーの記事では、島の全体像をさらに詳しく解説しています。

公用語は「マルタ語と英語」の2言語。観光でも英語が広く通じる

「マルタでは英語だけで大丈夫?」と心配している方は少なくありません。

マルタの公用語はマルタ語と英語の2つです。マルタ語はアラビア語・シチリア語・英語などの影響を受けたセム語族の独自言語ですが、マルタ語を話せなくても大丈夫です。マルタで英語は日常・観光・行政で広く使われているため旅行中に不自由することはほとんどありません。

レストランのメニューや観光案内板も英語で対応しており、年間多数の外国人学生が英語学習を目的として訪れる語学留学の受け入れ体制も整っています。

マルタの公用語(マルタ語と英語)の記事では、言語事情をより詳しく解説しています。

気候と観光シーズン。春・秋がベスト、夏は海水浴に最適

「マルタはいつ行くのが一番いいの?」という声は、マルタ旅行を検討している方から特によく聞かれます。

マルタは地中海性気候で、夏は暑く乾燥し、冬は短く涼しい傾向があります。観光のベストシーズンは春(4〜5月)と秋(10月)で、気温が穏やかで混雑も落ち着いています。

夏(6〜8月)は気温25〜30°Cで海水浴に最適ですが、観光客が最多となり、航空券代も上昇するため早めの計画が必要でしょう。また、留学の場合、6月~9月頃はほとんどの学校がピークシーズン料金を設定しているため、授業料・滞在費ともに上がる傾向があります。

冬(12〜2月)は15〜20°Cで史跡・博物館の観光に向いており、航空券代も下がり、全体的に留学費用をおさえられる傾向があります。

留学生の生活拠点「スリーマ」と「セントジュリアン」を起点に観光しよう

多くの留学生が実際に生活している2つのエリアを起点にすると、観光の動線がぐっとスムーズになります。現地の雰囲気とともに、それぞれのエリアの特徴を確認しておきましょう。

スリーマ — カフェ・レストラン・海沿い散歩が揃う落ち着いた生活エリア

マルタ旅行で「どこに泊まるか」を迷っている方にとって、スリーマは便利な拠点のひとつになります。

カフェ・レストラン・スーパーが揃う落ち着いた雰囲気が特徴で、海沿いの遊歩道でジョギングや散歩を楽しむ姿が日常的に見られます。

外食ランチは€10〜15(約1,600〜2,400円)程度で、マルタワインとおつまみを買って海辺でくつろぐスタイルは留学生の週末の定番として根付いています。 バレッタへのフェリーも近く、観光の動線が整っている点も魅力です。

スリーマの記事で、エリアの詳細を確認してみてください。

セントジュリアン — ショッピング・ナイトライフ・語学学校が集まる賑やかエリア

「マルタでも現地の生活を思いっきり楽しみたい」という方には、セントジュリアンが特に人気のエリアです。

ショッピングモール・レストラン・バー・映画館など娯楽施設が充実しており、20代の留学生に特に人気があります。セントジュリアンとスリーマには語学学校が集中しており、留学生の多くがこのエリアを生活拠点にしています。

一方で夜間には注意が必要です。パーチャビルと呼ばれるクラブ街は夜間トラブルが多く、女性が夜1人で歩かないことは現地留学生の共通認識となっています。

セントジュリアンの記事では、エリアごとの生活情報を詳しく紹介しています。
また、マルタのホームステイでは滞在スタイルの選択肢も確認できます。

マルタ観光の定番!世界遺産と絶景スポットを一気に紹介

マルタには世界遺産に登録された要塞都市や透明度の高い入り江など、外せないスポットが揃っています。

観光の優先順位を決める参考に、代表的なスポットをまとめました。

  • バレッタ:丸ごとUNESCO世界遺産の要塞都市
  • コミノ島・ブルーラグーン:地中海ブルーが広がる絶景スポット
  • ゴゾ島:フェリーで渡れる田舎の島と世界最古級の巨石神殿
  • イムディーナ:「沈黙の街」として知られるマルタの旧首都
  • 青の洞門・マルサシュロック・スリーシティーズ:多彩な半日コース

首都バレッタ — 丸ごとUNESCO世界遺産の要塞都市

「マルタを訪れるなら絶対に外せない」と言われる場所がどこか、という問いへの答えはバレッタで異論はないでしょう。

1566年に建設されたこの要塞都市は、ハニーカラーの石造り建築と石畳の路地が印象的です。聖ヨハネ大聖堂ではカラヴァッジオの「聖ヨハネの斬首」を間近で鑑賞でき、アッパーバラッカガーデンでは毎日12時と16時の大砲号砲とグランドハーバーの絶景が楽しめます。騎士団長の宮殿も必見スポットです。

スリーマからフェリー(水上タクシー)を使うと、グランドハーバーの景色を楽しみながら短時間でアクセスできます。

バレッタの記事で、見どころの詳細を事前に確認することをおすすめします。

コミノ島・ブルーラグーン — 透明度が高い地中海ブルーの海

観光用の写真を見て、「本当にあれほど透明なのか」と半信半疑で訪れる方が多いのが、コミノ島・ブルーラグーンです。

実際に訪れると、目の前に広がる透明度は格別で、底まで見えるほど澄んだコバルトブルーの海が広がっています。

4月〜10月のシーズン中は多くの訪問者が集まる夏の定番スポットです。 スリーマ発の日帰りボートツアーが一般的なアクセス方法で€25〜程度、コミノフェリー往復は€15程度で乗船することができます。また、繁忙期の夏は混雑するため早朝出発がおすすめです。

ゴゾ島 — フェリーで渡れる田舎の島。ジュガンティーヤ神殿と絶景が待つ

「日帰りで違う島に行けるの?」と驚かれる方が多いのが、ゴゾ島の魅力のひとつです。

マルタ島北端のチェルケウワ(Cirkewwa)港から約25分、365日運航・昼間は30分間隔のフェリーでアクセスできます。徒歩乗客の往復料金は約€4.65というコスパの高さも特徴です。

ジュガンティーヤ神殿はユネスコ世界文化遺産に登録された世界最古級の石造建築物で、マルタ島とは全く異なる静かな島の時間が流れています。

マルタ×他国の2カ国留学を検討している方には、複数の国を組み合わせる旅のヒントも参考になるでしょう。

イムディーナ(沈黙の街) — マルタ旧首都の城壁都市

「こんな静かな観光地があるのか」と感じるのがイムディーナの独特な魅力です。

「沈黙の街」と呼ばれるマルタ旧首都は丘の上に建つ城壁都市で、城壁の上からは島内を一望できる絶景が広がります。現在も住民が暮らしており、石畳の路地に静寂と歴史の重みが漂います。

バレッタのバスターミナルから51・52・53番バスで30〜40分でアクセスでき、隣のラバット(Rabat)とセットで観光するのが一般的です。

青の洞門(ブルーグロット)・マルサシュロック・スリーシティーズ

マルタ観光の幅を広げたい方には、ブルーグロット・マルサシュロック・スリーシティーズの3スポットも訪れてみる価値があります。

それぞれの特徴と移動方法をまとめると以下のとおりです。

スポット 特徴 アクセス方法 費用目安
青の洞門(ブルーグロット) 洞窟内の光の反射が美しい絶景スポット バレッタから74番バスで約40〜50分 小型ボートツアー€10/大人(現金払い)
マルサシュロック カラフルな木造漁船(ルッズ)が並ぶ漁村。日曜朝市と新鮮なシーフードランチが人気 バスでアクセス可能 ランチ€10〜15程度
スリーシティーズ バレッタ対岸の3つの歴史的な港町。静かな石畳と港の景観 バレッタからフェリーでアクセス可 フェリー代のみ

ブルーグロットのボートツアー(約20〜25分)は波の反射で生まれる青い光のグラデーションが楽しめます。
マルサシュロックでは日曜朝市と新鮮なシーフードが留学生にも人気です。スリーシティーズはバレッタとは違う静かな歴史街並みが魅力の半日コースです。

マルタの生活費の記事で現地の物価感を確認しておくと予算を立てやすくなります。

留学生が実際に使うマルタの移動手段と費用感

マルタは公共交通機関が整っており、観光の移動コストを抑えやすい国のひとつです。

主要な移動手段と料金の目安を確認しておきましょう。

公共バス(タリンジャ)で島内を移動する方法と料金

「移動費がどれくらいかかるか分からない」という不安は、旅行計画の段階でよく聞かれます。

マルタ島内の主要な移動手段は公共バス(Malta Public Transport / Tallinja)です。バス運賃は夏季€2.50・冬季€2.00で、2時間以内であれば同方向への乗り継ぎが無料となるため、複数スポットを回る観光日程でもコストを抑えやすい環境です。
移動が多い方には7日間乗り放題の「Explore Card(€25)」がおすすめです。

バスでまわる費用の目安をまとめると以下のとおりです。

利用シーン 料金
1回乗車(夏季) €2.50
1回乗車(冬季) €2.00
7日間乗り放題(Explore Card) €25
学生向けTallinja Card(登録料) €25

留学や長期滞在の場合は学生向けTallinja Card(登録料€25)を活用する方法もあります。

マルタのワーホリ費用の記事では、生活全般の費用感もあわせて確認できます。
マルタ留学はなぜ安い?の記事も参考になるでしょう。

スリーマとバレッタを結ぶフェリーが便利で景色がいい

「バスとフェリー、どちらを選べばいい?」という疑問を持つ方は多く、目的によって使い分けるのがおすすめです。

スリーマとバレッタの間にはフェリー(水上タクシー)が運航しており、バスよりも短時間で移動できるうえ、グランドハーバーを海から眺める体験自体が観光の一部になります。

城壁と港の全景が一望できる景色は格別です。 スリーマ・セントジュリアンを拠点にした留学生がバレッタへ日帰り観光する際にフェリーを活用するルートが人気で、移動の実用性と観光体験の両方を兼ね備えた選択肢といえます。

留学生視点で楽しむ週末モデルコース(1泊2日プラン例)

留学拠点として人気のスリーマ・セントジュリアンを出発点に、週末で主要スポットを効率よく回るプランを紹介します。観光初日と2日目をどう使うか、費用の目安とともに確認してみてください。

1日目・セントジュリアン/スリーマ発 → バレッタ観光 → スリーシティーズ

週末の過ごし方に迷っているなら、1日目はバレッタとスリーシティーズをセットにするのがおすすめです。 スリーマからフェリーを使うとグランドハーバーの絶景つきで短時間バレッタへアクセスできます。

午前中に聖ヨハネ大聖堂(入場料あり・事前予約推奨)を訪れ、12時の大砲号砲にあわせてアッパーバラッカガーデンへ移動するのが定番コースです。午後はバレッタ発フェリーでスリーシティーズへ渡り、静かな歴史街並みと港の雰囲気を楽しみます。

夕方にスリーマへ帰着し海沿いでマルタワインを楽しんで1日目を締めるのが留学生に人気のスタイルです。費用概算はフェリー×2+入場料+ランチで€30〜40程度です。

2日目・コミノ島ブルーラグーン or ゴゾ島(日帰り)を選ぶ

2日目は季節と目的に合わせて、コミノ島かゴゾ島のどちらかを選ぶスタイルが人気です。

夏シーズン(4〜10月)なら、スリーマ発ボートツアーでコミノ島・ブルーラグーンへ日帰りがおすすめです(€25〜)。春・秋・冬なら往復€4.65・所要約25分のフェリーでゴゾ島へ渡る日帰りコースが人気です。ジュガンティーヤ神殿・海岸線・田舎の風景はマルタ島とは別の表情を見せてくれます。

費用概算はゴゾ島日帰り€10〜20程度、コミノ€25〜35程度です。

マルタワーホリ完全ガイド【2026年版】マルタ留学・ワーホリのビザ申請ガイドもあわせて確認してみてください。

マルタ観光の注意点と安全に楽しむためのポイント

マルタは治安が良い国として知られていますが、観光客が集まるエリアや夜間には気をつけておきたいポイントがあります。現地で過ごした留学生の声をもとに整理しました。

治安はヨーロッパの中では良好だが、スリや夜間の繁華街は注意

「マルタって治安は大丈夫?」という不安は、観光前によくある疑問のひとつです。 マルタはヨーロッパの中でも犯罪発生率が低く、治安は全体的に良好です。

ただし、セントジュリアン繁華街・バレッタ裏通り・バスターミナル周辺などの観光エリアではスリや置き引きに注意が必要で、バッグを前に抱えるなど基本的な対策は怠らないようにしましょう。 夜間はセントジュリアンのパーチャビル(クラブ街)でトラブルが多く、女性が夜1人で歩かないことは現地では共通の認識になっています。

マルタ留学のメリット・デメリットでは、治安を含めた留学前の基礎情報を確認できます。

夏の混雑・費用と観光タイミングを押さえておこう

「シーズンは夏がいいと思っていたけど、実は違うの?」と感じる方がいるように、シーズン選びは観光体験の質に大きく影響します。

ベストシーズンは春(4〜5月)と秋(10月)で、気候・混雑・費用のバランスが最もとれています。夏は海水浴に最適ですが宿泊費が上昇し、冬は史跡観光に向いており留学費用も下がる傾向です。

渡航前には外務省海外安全ホームページで最新の安全情報を確認することをおすすめします。 マルタ留学で失敗する人の特徴では、後悔しないための事前準備のポイントも紹介しています。

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この記事を監修した人

諸澤 良幸

諸澤 良幸

株式会社Morrow World 代表取締役社長

日本内閣府認定 NPO留学協会 RCA海外留学アドバイザー
オーストラリア政府認定PIER QEAC留学コンサルタント資格保有
JAOS 一般社団法人海外留学協議会 加盟

4年制大学法学部を卒業後大手レジャー企業に就職。複数の新規店舗立ち上げや人事業に従事した後、退社し26歳で単身海外留学。海外での英語学習と海外現地企業での管理職経験を経て2015年に株式会社Morrow Worldを設立し留学エージェントサービスを提供開始。2024年時点で9年以上留学エージェントを運営しており、「サポート無料留学エージェント」や「2カ国留学」の先駆けとして留学サポートを提供。
2020年6月にはオンラインに特化した英語コーチングサービスENGLEADを開始、2023年からは学研教室オーストラリアのFC本部の運営会社の代表取締役にも就任。
現在世界8カ国、約100名のスタッフと共に、世界で羽ばたく子どもから大人に向けて幅広く教育関連サービスを提供している。
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