カナダでコンセントはそのまま使える？電圧・変圧器・プラグの基礎をわかりやすく解説
カナダ渡航の際にスマホやPCなど電化製品持っていこうと思う方も多いと思います。
カナダの電圧は日本とほとんど同じで、プラグも日本とカナダは同じ形状のため、ほとんどの電化製品は変圧器も変換プラグも不要です。
しかし、そのままでは使用できない製品もありますので注意が必要です。
渡航先で慌てないためにも、カナダと日本の電圧事情を事前に理解しましょう。
カナダ留学をお考えの方はぜひ最後までご覧ください。
海外で電化製品を使う場合にチェックすべき3つのこと
・電圧
・プラグ形状
・周波数
カナダに限らず、海外で電化製品を使用する場合は『電圧』『プラグ形状』『周波数』を確認する必要がありますが、日本とカナダは『電圧』『プラグ形状』『周波数』がほとんど同じです。
しかし、完全に同じではありませんので、注意が必要です。
電圧：カナダと日本の電圧はほとんど同じ
カナダと日本の電圧は、ほとんど同じです。
- 日本の電圧 ：100V
- カナダの電圧：110V〜120V
日本の電圧に対して、カナダの電圧の値が少し大きいですが、ほとんどの電化製品を使用することができますが、中には使用できない電化製品もあります。
使用できない電化製品と、その見分け方について説明します。
電化製品の電圧が「120V」まで使えるか確認
電化製品は必ず対応電圧を記載しており、小さい文字で「input：〇V−〇V」という対応電圧の範囲が印字されています。
例：MacBookの充電器の場合
「input：100V−240V」の記載あり＝「100Vから240Vの間の電圧なら使用可能」
カナダの電圧は110V〜120Vなので、MacBookは問題なく使えるということになります。
電化製品には必ず電圧の記載がありますので、inputの数字をチェックしましょう。
スマホやPCなどの充電器はほとんどinput：100V−240V表記ですので、そのまま使えると思ってOKです。
100V以上に対応していない電化製品
ほとんどの電化製品はそのまま使用することができますが、中には「input：100V」と記載のある製品があります。これは「100V以上は対応していません」という意味。100Vまでの表記が多いのは具体的に以下の製品です。
・ドライヤー
・ヘアアイロン
・加湿器
・炊飯器など
ドライヤーやヘアアイロンの全てが100Vまでの対応というわけではなく、240Vまで対応している製品もあります。必ずお手持ちの表示を確認してください。
対応できない電化製品は変圧器で対応可能
100Vまでしか対応していないドライヤーやヘアアイロンを現地で使用したい場合は、変圧器を購入してください。変圧器は5,000円以内で購入できる場合が多いです。
どうしても慣れたものを使用したい場合は変圧器を持参する必要がありますが、こだわりがないのであれば、現地のカナダで購入しても良いでしょう。
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プラグ形状：カナダのプラグ形状は日本と同じ。変換プラグは不要。
カナダと日本のプラグ形状は同じため、問題なくコンセントを差し込むことができます。
- 日本のプラグ形状 ：タイプA
- カナダのプラグ形状：タイプAまたはタイプB
タイプBは、通常のコンセントの差し込み口の下に丸い穴が一つついていますが、タイプAのプラグ形状に対応しています。そのため日本の電化製品は問題なく使用することができます。
周波数：カナダの周波数は日本とほぼ同じ
日本の周波数は東日本が50Hzで、西日本が60Hz。そのため、ほとんどの電化製品は50/60Hz対応となっており、どちらの周波数でも対応可能です。
- 日本の周波数 ：50/60Hz（どちらの周波数でも対応可能）
- カナダの周波数：60Hz
ごくまれに、どちらか一方の周波数にしか対応していない電化製品があります。60Hzでしたら問題ありませんが、東日本の方で50Hzと記載がある場合は使用できません。ただし、洗濯機や乾燥機、エアコンなどの大型家電の一部のみ。持参する電化製品に50Hz専用はないと思ってよいでしょう。
結論：日本の電化製品のほとんどは変換プラグも変圧器も不要。しかし、ヘアアイロンやドライヤーなど注意が必要なものもあり、「電圧確認」が必要。
カナダに渡航する際、日本の電化製品についてプラグ形状、周波数は特に気にする必要はありません。カナダの場合ほとんどの電化製品を使用することができますが、100V以上に対応していない電化製品のみ注意が必要です。電化製品の電圧範囲はチェックしましょう。
- 日本の電圧 ：100V
- カナダの電圧：110V〜120V
（確認方法）
電化製品に記載されている対応電圧の範囲をチェック
「input：100V−240V」→110V～120Vが対応範囲内のため問題なし
「input：100V」→110V～120Vが対応範囲外のため、変圧器を使用しましょう
お手持ちの電化製品の表記を事前に確認し、快適なカナダライフをお過ごしください。
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