皆さん、携帯電話は毎日使ってますよね。カナダで留学やワーホリ渡航する際に携帯電話はどうすればいいのか気になると思います。日本の携帯は海外で使えるのか、解約すべきなのか、できるだけ費用を安くするにはどうしたらよいか。
今回の記事では、日本で使用している携帯をカナダで使う方法、おすすめのSIM、料金比較から契約、解約にいたるまで徹底的に解説いたします。
渡航前に必ずチェックすべき内容になりますので、ぜひご覧ください!
日本で使用している携帯(スマホ)がカナダで使えるかどうか?結論からお伝えすると、ほとんどの携帯はカナダで使用することができます。
では、どのような場合に使用でき、どのような場合で使用できないのでしょうか。
携帯の機種変更をしたことがある人はSIMという携帯の機種のなかに入っている小さなカードを見たことがあると思います。
このSIMのロックが解除されている状態=「SIMフリー」というSIMであれば、カナダの携帯会社のSIMに入れ替えることによってカナダでも使用することができます。
総務省は2015年5月SIMロック解除の義務化=無料でSIMロックの解除に応じるように定めました。また、2021年10月1日以降に販売する端末についてはSIMロック状態で販売することを原則禁止しました。
まずは自身の携帯のSIMがSIMロックなのか、SIMフリーなのかをチェックする必要があります。
ひと昔前を除けば、今の携帯はSIMフリーが多いです。
しかし、念のため自身のキャリア(携帯会社)にSIMフリーかどうか聞いてみるのが確実です。ちなみにiPhoneの場合はiPhone6s以降はSIMフリーですが、iPhone6/6Plus以前はSIMロックとなっています。
SIMロックの場合は原則として携帯を現地か日本で買いなおさないといけませんが、SIMフリーであればロックが解除されているか確認し、ロックがかかっている状態であれば解除しましょう。
2021年9月以前の携帯はSIMフリーでもロックがかかっている場合が多く、その場合は解除設定が必要です。SIM解除の方法はネット検索でもでてきますし、キャリアに持っていっても無料でしてくれます。
日本のSIMカードは日本の電波を受信するものなので、カナダで使用することはできません。しかし、Wifi環境があれば日本のSIMカードであってもインターネット検索などで使用することはできます。
カナダは日本よりもWifi環境が整っており、空港・駅・学校・カフェなどいたるところでフリーWifiが利用できます。そのため、空港到着後にフリーWifiを利用すれば、LINEを使用して家族や友人と連絡をとることができます。
普段は携帯で電話することがなく、家族や友人との連絡はLINEしか使用しないという人は、携帯さえあればSIMフリーであろうがSIMロックであろうがWifiをつなげてLINEなどを使用できます。
それであればSIMカードの購入は必要ないの?と思った人、少し待ってください!
ワーホリや留学で渡航する人は現地で仕事をしたり、外国人の友人ができたりすると思います。LINEのユーザーは日本人にかたよっており、日本人以外はほとんど使用していません。LINEで連絡できるのはほぼ日本人だけになってしまいます。また、Wifi環境がよいとは言え、どこに行ってもつながるというわけではありません。
また、日本からカナダへの渡航者はArriveCanの登録が義務付けられており、カナダの電話番号が渡航前に必要になります。(2022年3月現在)
つまり、ワーホリや留学でカナダに渡航する人のSIMカード購入は必須ということになります。
カナダには大手3社とMVNOという格安携帯会社があります。
MVNOはMobile Virtual Network Operaterの略で、他社の通信回線を借りて、音声通話やデータ通信サービスを行っています。
以下大手3社と代表的なMVNOの会社になります。
日本でいうdocomo・au・ソフトバンクの大手3社と、UQや楽天モバイルの関係と同じと考えてよいです。
とはいえ、どこの会社のSIMカードを選んでいいかは判断が難しいところです。そこで、おすすめのSIMカードについてお伝えいたします。
結論からお伝えすると、滞在予定2年以内の留学・ワーホリであればPhoneBoxをおすすめします。
以下でその理由をお伝えいたします。
PhoneBoxをおすすめするのは以下の理由になります。
ArriveCanの登録にはカナダで使用できる電話番号の登録が必須となりますが、PhoneBoxであればオンラインで手続きができ、SIM代も日本への配送料も無料です。(2022年3月現在)
電話番号はメールで送られてきますので、日本にいながらすべての手続きが完了できます。
いわゆる2年縛りや解約料は存在しませんので、解約時期を気にせず使用することができます。
大手3社の一つであるRogersの回線を使用しているので、格安電話会社といえど、カナダ全土で安心して使用することができます。
PhoneBoxには日本に代理店があり、日本での手続きの際も日本語で相談ができます。また、バンクーバーとトロントの店舗では日本人スタッフが対応できますので、言葉による心配もいりません。
プラン変更や解約もアプリでできますので、携帯にアプリをダウンロードしておくと便利です。解約日付の予約も可能ですので、解約し忘れも防げます。
日本での手続きの際にクレジットカード登録が必要ですが、日本のクレジットカードで登録できますので、カナダでの手続きをする必要がありません。
これが最大のメリットかもしれません。以下は大手との比較になります。
PhoneBox | Bell | TELUS | |
SIM代金 | 無料 | 10ドル | 20ドル |
初期手数料 | 約25ドル | 40ドル | 40ドル |
月額料金 | 15GB/55ドル | 10GB/85ドル | 10GB/85ドル |
日本への配送 | 可能 | 不可 | 不可 |
日本語対応 | 可能 | 不可 | 不可 |
※ドル=カナダドル
こうして並べてみると、料金だけでなく日本への配送や日本語対応もでき、デメリットがないように見えますが、はたしてどうでしょうか。次はPhoneBoxのデメリットも見てみましょう。
PhoneBoxの唯一で最大のデメリットは5G対応ではなく、LTEを使用しており、回線混雑時は3Gの低速回線になることです。そのため、街なかで3Gになってネットワークが不安定になることがあります。
日本で5Gに慣れている人は、「あれ?遅い。」と感じる時もあると思います。また、18GBで月額65カナダドルのプランが最大になり、ギガ無制限プランがありませんので、ヘビーユーザーには向いていないのかもしれません。
PhoneBoxは日本に代理店もあり、すべて日本語で対応しています。解約の際もバンクーバー、トロントであれば現地で日本語でできますし、アプリを落とせばアプリ内で解約時期まで予約することができます。
英語にはなりますが、PhoneBox自体のホームページから申し込むことも可能です。
英語はやっぱり抵抗あるという人は、イエローモバイルというPhoneBoxの現地日本語代理店があります。こちらであればホームページはすべて日本語ですし、日本語で問い合わせすることもできますので安心ですね。
■イエローモバイル(PhoneBox代理店)
※上記URL「ご購入」からSIM購入可能。注意事項など確認したうえで購入に進んでください。
契約にはクレジットカードが必要になりますので事前に準備しましょう。
今回は日本で使用している携帯電話をカナダで使用する方法をおすすめのSIMを含めてお伝えいたしました。以下に今回の内容をまとめます。
以上になります。
私たちの生活必需品である携帯電話についてしっかり理解して、留学費用もしっかり節約し、充実したカナダ留学生活を送りましょう!
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