アイルランドで有名なものを徹底解説!観光名所・食文化・留学生に人気の理由も紹介

 

【この記事の要約】

  • アイルランドで有名な観光スポットや食べ物について詳しく解説しています。
  • アイルランドのお酒とパブ文化について紹介しています。
  • 留学先としてのアイルランドの特徴を知ることができます。

 

アイルランドといえば、どんなイメージがありますか?エメラルドグリーンの大地、ケルト文化、ギネスビール、そしてモハーの断崖。アイルランドは、旅行者だけでなくイギリス留学と並んで英語留学やワーキングホリデーを検討する方にも注目が集まっています。

本記事では、アイルランドの定番観光スポットから食文化・パブ文化、そして留学先としてのアイルランドの特徴まで、幅広く紹介します。

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アイルランドで有名な観光スポット|歴史と自然が共存する見どころ

アイルランドには世界遺産から手つかずの大自然まで、さまざまな有名スポットが点在しています。

アイルランド留学の拠点・首都ダブリン、西海岸の絶景、5,000年を超える遺跡など、これから順番に見ていきましょう。

アイルランドへの出発をリアルにイメージしたい方は留学までの流れもあわせてご覧ください。

ダブリン|ケルズの書・ダブリン城・ギネス発祥の地が集まる首都

アイルランドで一番有名な都市を挙げるとすれば、まず首都ダブリンの名前が上がる方が多いのではないでしょうか。ダブリンは首都として政治・経済・文化の中心を担うだけでなく、歴史的な名所が市内に集中していることから、アイルランド観光の出発点として最適です。

市内のトリニティ・カレッジ・ダブリン(1592年創立、2026年QS世界大学ランキング75位)のオールドライブラリには、約1,200年前(800年頃)に制作された写本「ケルズの書」が所蔵されています。精緻な装飾が施された福音書で、「アイルランドの顔」とも呼ばれ、世界中から見学者が訪れます。ダブリン城は歴代アイルランド総督の官邸として使われた歴史的建造物で、現在もアイルランド大統領の公式行事に利用されています。

ギネス・ストアハウスは1759年創業のセント・ジェームズ・ゲート醸造所に隣接する体験型施設で、世界各国から多くの観光客が訪れるダブリン有数の人気スポットです。ダブリンにはアイルランド全人口の約28%にあたる約157万人が暮らしており、語学学校も市内に多く集まっています。

留学先としてのダブリンについては、アイルランド留学のメリット・デメリットでも詳しく紹介しています。

モハーの断崖|大西洋を見渡す絶壁とワイルド・アトランティック・ウェイ

アイルランドで有名な自然スポットといえば、モハーの断崖(Cliffs of Moher)を思い浮かべる方は多いでしょう。写真で見て美しいと感じていても、実際に足を運んだ留学生からは「想像以上のスケールだった」という感想がよく聞かれます。

モハーの断崖は最大高さ214m、全長約8kmにわたって続く断崖絶壁で、アイルランド西岸から大西洋を一望できます。ここはワイルド・アトランティック・ウェイ(Wild Atlantic Way)を代表するスポットのひとつです。ドニゴール県のマリン岬(Malin Head)からコーク県のキンセール(Kinsale)まで約2,500kmにわたって続くこのドライブルートは、アイルランド西岸の絶景をつなぐ観光ルートとして整備されています。

モハーの断崖へは、ダブルから日帰りバスツアーが複数運行されており、留学生の週末旅行先としても人気です。天気が変わりやすいアイルランドならではの楽しみ方として、晴れた日には大西洋を遠くまで見渡す絶景が広がる一方、霧の日には断崖が幻想的な雰囲気に包まれます。

ワーホリ中にアイルランドを旅して回ることを目的のひとつにしている方もいます。アイルランドワーホリ完全ガイド【2026年版】では、アイルランドでのワーホリ生活についてまとめて確認できます。

ニューグレンジ|ストーンヘンジより古い5,200年前の巨石遺跡

ヨーロッパには多くの歴史的遺跡が残されていますが、アイルランドのニューグレンジ(Newgrange)は特に有名な観光スポットのひとつです。「5,000年以上前の建造物」と聞いても実感しにくいかもしれませんが、現地に立つと時間の重さを感じられます。

ニューグレンジは紀元前3,200年頃(約5,200年前)に建設された石造りの墳墓で、イギリスのストーンヘンジよりも古く、エジプトのギザのピラミッドより先に建てられた歴史的建造物です。ユネスコ世界遺産「ブルー・ナ・ボーニャ(Brú na Bóinne)」の一部として登録されており、ダブリンから北へ約50kmのミース州に位置しています。

ニューグレンジで特に有名なのが、冬至前後の数日間だけ起きる現象です。日の出の光が入口から差し込み、奥の玄室まで続く長い通路を照らすよう設計されており、5,200年前の建設者の天文知識の高さを物語っています。年1回の抽選に当選した人だけが内部でこの光景を体験できます。

ニューグレンジを中心とするアイルランド東部エリアは「Ireland’s Ancient East(アイルランドのエンシェント・イースト)」として観光整備されており、ダブリンから日帰りで巡れる歴史スポットが点在しています。

アイルランド留学ブログ一覧では、実際にアイルランドを旅した方の体験談もご覧いただけます。

アイルランドで有名な食べ物・お酒とパブ文化

アイルランドでは食文化とパブが人々の日常と切り離せない関係にあります。

はじめての留学ガイドで留学の概要をつかんでから、こうした現地の文化を知っておくと、渡航後の生活をより豊かにイメージできるでしょう。

ギネスとアイリッシュウイスキー|アイルランドを代表するお酒

アイルランドで有名なお酒と言えば、真っ先に名前が出てくるのがギネスではないでしょうか。アイルランド旅行中に「一度は飲んでみたい」と考える方も多く、留学中の体験として楽しみにしている方もいます。

ギネスは1759年、アーサー・ギネスがダブリンのセント・ジェームズ・ゲート醸造所を9,000年リースで取得したことに始まります。黒褐色の液体とクリーミーな泡が特徴の黒ビールで、ハープのロゴは1862年から使用されてきました。アイリッシュウイスキーでは、北アイルランド・アントリム県のブッシュミルズ蒸留所(1608年設立)や、コーク県のミドルトン蒸留所が国際的に知られており、スコッチとは異なる滑らかな飲み口が特徴です。

ダブリン市内のパブではどこでもギネスが注文できます。「一パイントください」という頼み方は現地の定番スタイルで、留学生がパブで現地の人と言葉を交わすきっかけになることも多いです。ブッシュミルズ蒸留所はダークヘッジズやジャイアンツ・コーズウェイからも近く、コーズウェイ・コーストをドライブしながら見学ツアーに立ち寄れます。

アイルランドのお酒文化はパブという場と深く結びついており、観光スポットとしてというよりも人々の日常の延長線上にあります。

アイリッシュシチューとソーダブレッド|代表的な郷土料理

「アイルランドの食事はシンプルすぎる」というイメージを持つ方もいるかもしれませんが、歴史ある郷土料理にはアイルランドならではの個性があります。実際に現地で生活してみると、「これは意外とおいしい」と気づく食べ物が多いという声もよく聞かれます。

アイルランドの食文化を象徴する食材はポテトで、代表的な郷土料理はアイリッシュシチュー(ラム肉・ポテト・玉ねぎの煮込み)とギネスシチュー(牛肉を黒ビールで煮込む)です。また、ソーダブレッドはバターミルクと重曹を組み合わせた伝統的なパンで、ベーコン・卵・トマト・ブラックプディングが揃うアイリッシュブレックファストには欠かせない存在です。フィッシュ&チップスはイギリス料理として知られていますが、アイルランドでも広く食べられています。

パブでランチにアイリッシュシチューやフィッシュ&チップスを注文するのは、留学生にとって日常的な光景です。パブやカフェでの外食はリーズナブルな価格帯から楽しめ、スーパーマーケットで材料を買って自炊すれば、さらに食費を抑えることもできます。日本食レストランやアジア系スーパーマーケットもダブリン市内に存在しており、日本食を楽しめる環境も整ってきています。

アイルランド留学の費用・期間別目安と節約術で、生活費の実態について詳しくまとめていますので、こちらもぜひご覧ください。

テンプル・バーと生演奏|パブはアイルランドの社交の中心

アイルランドのパブに「ただお酒を飲む場所」というイメージを持っていると、実際に足を運んだときにギャップを感じる方が多いようです。音楽が流れ、見知らぬ人が気さくに話しかけてくる空間は、パブが長年にわたり社交の場として機能してきた歴史の名残といえます。

ダブリン中心部のテンプル・バー(Temple Bar)エリアは、石畳の通りにパブが密集する観光エリアとして有名です。夜になるとアイリッシュトラッドの生演奏が聴こえ、地元の人も旅行者も混じり合って賑わいます。アイルランド人はお喋り好きで人懐こいとされており、隣に座った見知らぬ留学生や旅行者に声をかけることも珍しくありません。

アイルランドの飲酒可能年齢は18歳です。そのため、18歳以上であれば、お酒を飲まなくてもパブに入店できるため、ソフトドリンクを飲みながら現地の人や他の留学生との会話を楽しむ場としても活用できます。週末のテンプル・バー周辺は夕方から人が集まり始め、深夜まで音楽とともに賑わいが続きます。

実際に、「パブで英語を練習したい」という理由でアイルランドを選ぶ留学生も少なくなく、パブを語学力を伸ばす機会として活用している方も多いです。

アイルランドワーホリの費用総額と仕事の探し方では、アイルランドでの生活費と仕事事情についてもご確認いただけます。

留学先として有名なアイルランドの特徴

アイルランドは観光や食文化だけでなく、英語留学・ワーキングホリデーの目的地としても注目を集めています。

アイルランドワーホリの倍率・抽選の実態に見られるように、近年はワーホリ申請者数も増加傾向にあります。アイルランドをメイン渡航先として2カ国留学を組み合わせるプランを選ぶ方も増えており、他の英語圏とは異なる特徴が留学先を選ぶ理由につながっています。

英語圏の中で日本人比率が低く、英語漬けの環境で学べる

「英語力を本当に伸ばしたい」と考えるとき、日本人が少ない環境で学びたいという気持ちを持つ方は少なくないでしょう。せっかく留学しても、日本人同士でつるんでしまうと、英語に触れる機会が減ってしまうという声もよく聞かれます。

アイルランドはカナダ・オーストラリア・イギリスと比べて日本人留学生の数が少ない英語圏として知られており、語学学校では欧州各国・南米・東南アジアなど多国籍のクラスになりやすい環境が整っています。シェアハウスでも様々な国籍のルームメイトと生活するケースが多く、家の中でも英語が日常の言語になります。

ダブリン市内の語学学校では「到着してから1ヶ月で、日本語を話す機会がほとんどなくなった」という体験がよく報告されています。

ワーホリ中にアルバイトをしながら英語を使い続けることで、語学力が集中的に伸びると感じる方も多いです。ワーホリ期間中の収入事情についてはアイルランドのワーホリは稼げる?給料と仕事事情で詳しく紹介しています。ビザ申請の詳細についてはアイルランドワーホリの申請方法と期間【2026年】でご確認ください。

アイルランド語と英語の2公用語|ケルト文化が今も息づく国

アイルランドへの留学を考えたとき、「英語だけが公用語ではないか」と気になる方もいるでしょう。看板に見慣れない文字が書かれていたり、発音が難しそうな地名が多かったりして、戸惑うこともあるかもしれません。

アイルランド憲法第8条では、アイルランド語(ゲール語)を国語かつ第一公用語、英語を第二公用語として規定しています。道路標識や駅名など公共施設の表示には両言語が併記されており、ケルト文化の象徴として大切にされてきました。しかし、日常生活の大半では英語が使われており、語学学校での授業もすべて英語です。

ダブリンやガルウェイ、コークなどの主要都市では英語だけで不自由なく生活できます。一方、アイルランド西部の「ゲールタハト(Gaeltacht)」と呼ばれる地域では今もアイルランド語が話されており、独自の文化と習慣が続いています。英語留学の環境としては安心できる国ですが、看板や地名でアイルランド語に触れる場面もあり、その度にケルト文化の歴史を感じられます。

2公用語という背景を知っておくと、現地での体験が一層豊かになるでしょう。

セント・パトリックス・デー|3月に街が緑一色になる国民的祭典

3月に渡航した留学経験者に、「アイルランド留学中に一番印象に残った体験は?」と聞いた際、最も多く挙がるのがセント・パトリックス・デーです。

3月17日はアイルランドにキリスト教を広めた聖パトリック(Saint Patrick)を記念する国民的祝日で、アイルランドのシンボルカラーである緑色を身にまとった人々が街に溢れます。この日は、ダブリン市内では毎年大規模なパレードが行われ、国内外から多くの人が集まります。パブは昼間から満員になり、アイリッシュトラッドの演奏が各所で聴こえてきます。

留学生も緑の帽子やスカーフを身につけてパレードに参加し、現地の人と一緒にお祝いする体験は「アイルランドらしさ」を肌で感じる貴重な機会です。ダブリン以外にも、コーク、ガルウェイ、ウォーターフォードなど各地でも祝典が開催されます。

ご紹介したように、アイルランドには観光スポットの魅力だけでなく、留学生が現地の文化を体感できるイベントや体験が豊富です。アイルランドについての詳細情報はアイルランド留学のページからまとめてご確認いただけます。

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この記事を監修した人

諸澤 良幸

諸澤 良幸

株式会社Morrow World 代表取締役社長

日本内閣府認定 NPO留学協会 RCA海外留学アドバイザー
オーストラリア政府認定PIER QEAC留学コンサルタント資格保有
JAOS 一般社団法人海外留学協議会 加盟

4年制大学法学部を卒業後大手レジャー企業に就職。複数の新規店舗立ち上げや人事業に従事した後、退社し26歳で単身海外留学。海外での英語学習と海外現地企業での管理職経験を経て2015年に株式会社Morrow Worldを設立し留学エージェントサービスを提供開始。2024年時点で9年以上留学エージェントを運営しており、「サポート無料留学エージェント」や「2カ国留学」の先駆けとして留学サポートを提供。
2020年6月にはオンラインに特化した英語コーチングサービスENGLEADを開始、2023年からは学研教室オーストラリアのFC本部の運営会社の代表取締役にも就任。
現在世界8カ国、約100名のスタッフと共に、世界で羽ばたく子どもから大人に向けて幅広く教育関連サービスを提供している。
JAOS 一般社団法人 海外留学協議会

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