ズバリ、カナダワーホリは稼げます! 仕事探しで大切なのは英語力よりも行動力
カナダへワーホリをすることを決めたものの「どうやって仕事を探したらいいの?」「実際にいくら稼げるの?」など不安なことが数多くありますよね。
この記事ではバンクーバーでワーホリ中の私が、チップ制度や仕事探しの方法など、リアルなカナダのワーホリ仕事事情を徹底的に解説していきます。
バリスタの職務経験がないのにも関わらず、ローカルカフェでの仕事を2つ手に入れた人の実体験も紹介しているので、ぜひ最後までお読みください。
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カナダワーホリで働くメリット
「カナダでワーホリとよく聞くけれど、なんでそんなに人気なの?」
その理由は「綺麗な英語」「稼げる」「同一雇用主の元で1年間働ける」です!
世界で最も綺麗な英語に触れることができる
カナダの英語の発音が綺麗だといわれていることをみなさんご存じでしょうか。
その理由はイギリス英語とアメリカ英語の両方の影響を受けているからです。
カナダは昔バンクーバーのある東側はイギリス、トロントのある西側はフランスの支配下にありました。
その後、隣国アメリカからの移民が増加し、イギリス英語とアメリカ英語が入り混じる形で訛りの少ない綺麗なカナダ英語が誕生したといわれています。
チップ制度と高時給で日本よりも稼げる
日本には馴染みのないチップ制度。
チップの支払いは義務ではありませんが、カフェやレストランなどの飲食店やタクシー、美容室などサービスを利用する場合は、合計金額の15〜20%をチップとして支払うことが一般的です。
そのチップが従業員に還元される飲食店での仕事は、チップが貰えるからこそ人気があるといっても過言ではないのかもしれません。
チップが貰える!と言ってもどのような業種なのかや職種、雇用主の方針によって貰える金額が異なります。
従業員に均等にチップを配るというケースもあれば、よりお客さんに近い立場でサービスを提供するサーバーのポジションに、1番多くチップが割り当てられるというケースもあります。
ここで実際にいくら稼げるのか、友人の体験談を基に1ヶ月の給料を計算してみましょう。
日系レストランのキッチンヘルパーとして週5日間、6時間働いて1日のチップの平均が約35〜45ドル。1日のチップ金額を40.00ドルとし、1ヶ月で20日間稼働したとします。
時給はバンクーバーのあるブリティッシュコロンビア(BC)州の最低賃金の15.20ドルなので、
15.20ドルX6時間X20日間=1824.00ドル
40.00ドルX20日間=800.00ドル
合計が2624.00ドルとなり、日本円に換算すると23万6160円(1ドル=90円で計算)。
BC州最低賃金ながらも日本と比較すると高時給かつチップ制度のおかげで、日本にいた時より稼げることになります。
時給の高い仕事を獲得すれば、もっと稼げることが明白ですね。
同一雇用主の元での就労期間に関する規則がない
ワーホリビザで滞在する場合、国ごとによって同一雇用主の元で就労できる期間が異なります。
例えばオーストラリアは6ヶ月、ニュージーランドやドイツは制限がありません。
一方カナダは同一雇用主の元で1年間働くことができます。
カナダのワーホリビザの有効期間は1年なので「就労規則があるからまた新しく仕事を探さなきゃいけない」ということは発生しません。
カレッジ進学で週20時間まで就労可能に
少し話がそれてしまいますが、学生ビザで就労が認められるパターンも存在します。
語学学校に通うための学生ビザの場合は就労禁止ですが、カナダ政府が認める大学やカレッジに通学する場合、週20時間まで働くことができます。
この制度を「オフキャンパス・ワークパーミット(Off-Campus work permit)」といいます。
カナダ政府認定の教育機関に通学するだけで就労可能になるのではなく、ある一定の条件を満たさなければなりません。
以下が条件となります。
1.有効な学生ビザを所有していること
2.フルタイムの学生であること
3.学位や卒業証書、修了証書が与えられる、学問または職業訓練、専門訓練プログラムを6ヶ月以上受講すること
その上夏休みや冬休みなど学校のホリデーシーズンの期間はフルタイム、つまり週40時間まで就労可能です。
生活費や学費を少しでも賄えるのは嬉しいですよね。カナダ政府の留学生に対する思いやりが感じられます。
ご自身が上記条件を満たしているかどうか、ここからセルフチェック可能です。
カナダ政府認定の教育機関リストのことを「Designated learning institutions list(DLI)」といい、DLIをこちらから確認できます。
カナダワーホリの就労に関する法律
実際に働く前にどんな就労に関する法律があるのか、基本知識を得ましょう。
未然に長時間労働や賃金に関するトラブルを防げたり、自分の権利を守ることにも繋がります。
カナダワーホリの最低賃金(州別)
まずは最低賃金から見ていきましょう。
カナダは州ごとに異なり、以下が2022年1月現在の最低賃金一覧となります(1ドル=90円で計算)。
州名 | 最低賃金 |
アルバータ(AB)州 | 15.00ドル(1350円) |
ブリティッシュコロンビア(BC)州 | 15.20ドル(1368円) |
マニトバ(MB)州 | 11.95ドル(約1075円) |
ニュー・ブランズウィック(NB)州 | 11.75ドル(約1057円) |
ニューファンドランド・ラブラドール(NF)州 | 12.75ドル(約1144円) |
ノースウエスト(NT)準州 | 15.20ドル(1368円) |
ノバスコシア(NS)州 | 12.95ドル(約1165円) |
ヌナブト(NT)準州 | 16.00ドル(1440円) |
オンタリオ(ON)州 | 15.00ドル(1350円) |
プリンスエドワードアイランド(PE)州 | 13.00ドル(1170円) |
ケベック(QC)州 | 13.50ドル(1215円) |
サスカチュワン(SK)州 | 11.81ドル(約1062円) |
ユーコン(YT)準州 | 15.20ドル(1368円) |
「参照:Current And Forthcoming Minimum Hourly Wage Rates For Experienced Adult Workers in Canada」
カナダワーホリの基準労働時間と残業代
カナダ政府が定める基準労働時間は1日8時間、週40時間までで、1週間の最大労働時間は48時間。
また1日の就労時間が8時間を超えると、超過した時間に対して時給の1.5倍の給料が支払われることになっています。
雇用主が同じ勤め先で、従業員を週に7日間働かせることはできません。
週に48時間以上働かせるためには政府が指定する方法で、雇用主と従業員の間で契約書を交わさなければなりません。
しかし最低賃金と同様に就労規則も州ごとによって異なります。
ここでは留学先として人気な都市バンクーバーのあるBC州と、トロントのあるON州が定める就労規則をご紹介。
BC州において基準労働時間はカナダ政府と同様に1日8時間、週40時間までですが、残業代は稼働時間によって支払われる金額が変わります。
稼働時間 | 支払われる金額 |
1日8時間以上、12時間未満分の残業 | 通常時給の1.5倍 |
1日12時間を超過した分の残業 | 通常時給の2.0倍 |
週40時間を超過した分の残業(1日8時間以内の場合でも) | 通常時給の1.5倍 |
ON州においての基準労働時間は1日8時間、週48時間までで、残業代は週単位で計算されます。
1週間の就労時間が44時間を超えると残業代が発生し、超過した時間に対して時給の1.5倍が支払われます。
このように州ごとに就労規則が異なるので、必ずご自身が滞在する州のウェブサイトで確認してくださいね(この情報は2022年1月現在のものです)
「参照:Hours of work」
「参照:Hours of work and overtime」(日本語訳あり)
「参照:Daily and Weekly Hours of Work」
「参照:Overtime Pay and Time Off In Lieu」
カナダワーホリの祝日出勤手当て
カナダには祝日出勤手当て「Statutory holiday pay(スタチュトリーホリデーペイ・スタットホリデーペイ)」が存在します。
スタットホリデーは休んでも給料が補償されるようになっていて、1年のうち11日がそのスタットホリデーに当たります。
New Year’s Day | 元旦 |
Good Friday | 聖金曜日 |
Easter Monday | 復活祭の月曜日 |
Victoria Day | ビクトリア・デー |
Canada Day | 建国記念日 |
Labour Day | 労働者の日 |
National Day for Truth and Reconciliation | 真実と和解の日 |
Thanksgiving | 感謝祭 |
Remembrance Day | 戦没者追悼日 |
Christmas Day | クリスマス |
Boxing Day | ボクシング・デー |
「参照:Statutory holiday pay」
しかしこのスタットホリデーペイは全員に適用されるわけではありません。
フルタイムの人は休んでも給料が貰えますが、パートタイムの人は適用されず、代わりに「プレミアムペイ(Premium pay)」が支払われます。
プレミアムペイとはパートタイムの人がスタットホリデーに働くと、その日に働いた時間分だけ1.5倍の時給になるという制度です。
ですがこのスタットホリデーペイも最低賃金や就労規則と同様に、州によって適用条件が異なるのです。
例えば、BC州でスタットホリデーペイが従業員に適用されるためには、以下2つの条件を満たしていなければなりません。
1.雇用されてから30日以上が経っている
2.その30日の間に15日間以上働いている
この条件を満たしていて、スタットホリデーに働くとスタットホリデーペイが支払われるうえに時給が上がります。
稼働時間 | 支払われる金額 |
労働時間が12時間以下 | 通常時給の1.5倍 |
労働時間が12時間以上 | 通常時給の2.0倍 |
「参照:Qualify for statutory holiday pay」
先述したように州ごとでルールが異なりますので、こちらも滞在する州のウェブサイトで確認してくださいね(この情報は2022年1月現在のものです)。
カナダワーホリの仕事を探す6ステップ
カナダで就労するためには、必ず踏まなくてはならない6つのステップがあります。
このステップを通らずして仕事獲得は成しえません……、といってもポイントを理解していれば、英語力に関係なくだれでもできるので安心してください。
①社会保険番号の取得
カナダで働くためには必ず「SINナンバー(Social Insurnce Number)」といわれる9桁の社会保険番号を取得しなければなりません。
SINナンバーはカナダの労働者全員に与えられる番号のことで、確定申告(タックスリターン)にも必要です。
SINナンバーの取得方法は簡単で、パスポートと就労許可証(就労が許可されている旨が記載されているビザ)を「サービス・カナダ(Service Canada)」というカナダ政府の窓口へ持参して申請します。
その場でSINナンバーを発行してくれるので、「すぐにSINナンバーが必要」「すぐにでも働きたい」という方は直接足を運んで申請することをおすすめします。
コロナ禍の影響もありオンラインや郵送での申請も可能となっていますが、SINナンバーの発行から受け取りまでに数日〜数週間を要するので、ご自身に合う方法を選択してください。
②口座開設
カナダでは給料を小切手で受け取ることが一般的です。
この小切手を利用するためには銀行口座が必須となります。
留学生のほとんどが利用しているであろう有名な銀行は以下2つです。
・Canadian Imperial Bank Of Commerce(CIBC)
・TD Canada Trust(TDバンク)
カナダでは口座を維持するのに料金が発生するのですが、CIBCは最初の1年間だけ口座維持費が無料。
TDバンクはウェブサイトに日本語表示があり、日本人スタッフが在籍している店舗もあるので、日本語での口座開設が可能というメリットがあります。
③履歴書(CV、Resume)を作る
カナダも日本と同様に、仕事に応募する時に履歴書を提出します。
ただ日本と違うのが手書きではないことと、カバーレター(Cover Letter)という自分の良さをアピールする、履歴書とは違う別紙を同時に渡すことです。
カバーレターは履歴書よりも先に読まれることが多く、分かりやすく1ページにまとめるのがマナーです。
ですがカフェやレストランなど飲食店ではカバーレター不要というケースもあります。
カナダでは今までの職歴や経歴、資格、何のスキルがあるのかということが重要視されるので、有利に働くと思うことは全て内容に盛り込みましょう。
④仕事を探す
仕事を探す方法は数多くありますが、一般的なのは「ウェブサイト」「飛び込み営業」「友人の紹介」です。
詳細を後述していますので、そちらを参考にしてください。
⑤面接
履歴書とカバーレターを手渡し、またはメールで送った後、先方があなたに興味を持ってくれれば面接に来てほしいと連絡がきます。
面接はカジュアルなものからフォーマルなものまで千差万別です。
ワーホリに人気なローカルカフェやレストランなどの面接はカジュアルな傾向が強く、面接時間は15〜30分ほど。
日系の会社であれば日本語での面接ということもあります。
⑥トライアル&採用
カナダには日本ではあまり見られないトライアル、つまりお試し期間があり、面接後そのままトライアルに進むこともあれば、後日というパターンもあります。
トライアルは通常1〜2回、時間は2〜3時間程度、お互いのミスマッチを防ぐための有効なシステムです。
トライアル終了後、双方の合意があれば晴れて採用となります。
CLBスコア(Canadian Language Bench Mark)とは?
CLBスコアとはカナダ政府が定める言語能力の指標です。
ワーホリ→永住権というステップを踏む人も多く、永住権を申請するためには自分の語学力を証明しなければなりません。
その際に必要なのがこのCLBスコア。
カナダ政府が認める公式英語能力検定試験のIELTS General Training(アイエルツ ジェネラル・トレーニング・モジュール)かCELPIP General(セルピップジェネラル)のスコアをCLBスコアに換算し提出します。
永住権取得のためには様々な制度がありますが、基本的にポイントシステムです。
学歴や職歴、英語力など自分のステータスがポイントとなり、そのポイントの合計がある一定以上の数値を超えていると永住権が取得できるという流れとなっています。
もしワーホリ後に永住権申請を検討している方は、どのくらいの英語力が必要になるのかチェックしてみることをおすすめします。
仕事探しの方法
カナダで仕事を探す方法にはどのようなものがあるのでしょうか。
ここで紹介する「ウェブサイト」「飛び込み営業」「友達からの紹介」の3つが最も一般的です。
ウェブサイト
日本と同様にカナダにも求人情報ウェブサイトが多数存在します。
ここでは日本人向けのウェブサイトとローカルウェブサイトに分けてご紹介します。
・Jpcanada(ジェーピーカナダ)
・e-Maple(イーメープル)
以上が日本人向けのウェブサイトです。
これらのウェブサイトを使うメリットは、ほとんど日本語で求人情報が掲載されているため英語が苦手でも仕事を探せること、応募した後の返信率が高く、早いこと。
デメリットはローカルウェブサイトに比べると求人情報数が少ないこと、職場に日本人がいる可能性が高いため完全な英語環境を探すのが難しいという点です。
・Government of Canada(ガバメントオブカナダ)
・Craigslist(クレイグスリスト)
・Kijiji(キジジ)
・Job Bank(ジョブバンク)
・Indeed(インディード)
・WORKOPOLIS(ワークポリス)
・Monster(モンスター)
・JobSearchCanada(ジョブサーチカナダ)
以上がローカルウェブサイトです。
これらは地元の人も利用するウェブサイトですので、求人情報の豊富さが何よりの魅力であるといえます。
業種や職種、場所、希望労働時間など細かく条件を絞り込みができるのも大きなメリットです。
もちろん全て情報は英語で掲載されており、メッセージのやり取りも英語ですので、ある程度の英語力が必要となります。
日本人向けとローカルウェブサイトをどちらも利用した友人の話を聞いてみると、応募した後の返信率が低い、遅いというデメリットが挙げられます。
飛び込み営業
ウェブサイトを見ていても希望する職種の募集がない場合は、気になるお店に直接履歴書を渡しに行く、という飛び込み営業スタイルも実は効果的なのです。
ウェブサイトに募集は出していないけれど、実際にお店へ行ってみたら「We are hiring」という張り紙が入口に貼ってあることもあります。
求人募集の張り紙をしていなくとも「募集していますか?」と尋ねてみたら、履歴書を受け取ってくれ後日連絡がきて採用が決まった、などというケースもあります。
飛び込み営業してバリスタ未経験ながらも、バリスタの仕事を2つ手に入れた英語初心者Aさんの体験談をご紹介。
どうしてもバリスタとして働きたいがために「自分には経験がないから、直接履歴書を渡しに行ってバリスタへの思いをアピールして他者と差をつけよう」と考えたAさん。
履歴書を20枚ほど用意し、求人募集しているしていないに関わらず、気になっていたカフェへ出向き、責任者であるマネージャーに直接履歴書を手渡したとのことでした。
履歴書すべてを1日で配り終え、その後5件返信を貰い、面接&トライアルをクリアしてバリスタとしての仕事を2つ手に入れました。
希望する職種の経験があることがもちろん望ましいですし、有利に働くことは確かですが、このように何でも挑戦してみる、行動をすることが道を切り開くきっかけになることもあります。
友達からの紹介
仕事を探しているということを周りに話していると、友人から「私の職場が今人手不足だから働かない?」「知り合いが働ける人を探してて…」など、声をかけてくれることがあります。
私も「カフェで働きたいから、もし求人情報があったら紹介してほしい」と友達に話していたところ、友達伝いにカフェを紹介してもらい仕事をゲットしました。
紹介してもらうためには現地でのコネクションを作ることと「仕事を探している」と言葉に発してアピールすることが大切です。
カナダ渡航後に語学学校などに通う場合は英語面だけではなく、コネクションを広げる絶好のチャンスですので自分から積極的にクラスメイトに話しかけましょう!
カナダワーホリに人気の仕事
カナダでワーホリする日本人ができる仕事はカフェやレストランなどの飲食店、雑貨などのショップ、ホテル、観光ツアー、美容室、ネイルサロンなど意外にも幅広くあります。
その中でも日本人に人気の仕事をピックアップ!
英語力が伸びる仕事
ローカルカフェやレストランのサーバーやキャッシャーはスピーキングやリスニングのトレーニングになると人気があります。
お客さんと会話をするため、リアルな英語フレーズを覚えることができたり、スモールトーク(雑談、世間話)を交わすことが多いからです。
完全に英語環境であればどんな仕事であろうと、上司や同僚との会話はすべて英語になるので上達が早くなるといえますが、初期段階からある程度の英会話スキルを求められることもあります。
英語初心者でもできる仕事
英語力に自信がないという人には日系レストラン(ジャパニーズレストラン、ジャパレスとも言います)や日系スーパーが働きやすくおすすめです。
日本人と一緒に働けるので、仕事を日本語で教えてもらえるので安心です。
「英語が身に付かないのでは?」と疑問に思うかもしれませんが、お客さんは英語話者なので英語を話すチャンスはたくさんあります。
またジャパレスは賄いがもらえる場合が多いので、日本食が無料で食べられるのもグッドポイント。
「せっかくワーホリに来ているのだから英語環境がいいな」という人にはローカルカフェやレストランのディッシュウォッシャー(皿洗い専任職)もよいでしょう。
お客さんと直接会話することがないため高い英会話スキルは求められませんが、同僚との会話は英語ですし、同僚達の英会話を間近で聞いてリスニング力を鍛えることもできます。
専門スキルを活かせる仕事
日本での職歴をカナダで活かすこともおすすめです。
スターバックスでのアルバイト経験からカナダのスターバックスのバリスタや、美容師の経験からアジア人向けの美容室の美容師、看護師の経験を活かしてケアギバー(care giver)として働き、英語と同時に専門スキルも磨くことが可能です。
日本の美容専門学校でネイルを学んだのみで、職務経験はないけれどスキルと知識があることをアピールし、ネイリストとしての仕事を手に入れた人もいます。
住み込みでできる仕事
カナディアン・ロッキー山脈自然公園群など世界自然遺産を有する、壮大な自然に囲まれたカナダ。
ウィスラーやバンフなどのスノーリゾート地や、オーロラで有名なイエローナイフなどの観光地のホテルでハウスキーパー、ツアーガイドといった住み込みで働ける、冬季限定リゾートバイトの募集が10月頃から始まります。
カナダならではの特別な体験がしたいという人や、福利厚生としてリフト割引を提供してくれる雇用先もあるので、ウィンタースポーツを楽しみながらワーホリ生活を過ごしたいという人に大人気のお仕事です。
インターン・ボランティア
仕事の報酬は給与だけではありません。お金よりも経験を積んだり、スキル獲得などに繋げたい人にとっておすすめなのがインターン。
カナダを含む、海外インターンは日本のインターンと違い、年齢を重ねてからでも挑戦できるのが一般的で、チャレンジのハードルはそこまで高くありません。
採用されるハードルが高い職種でも、インターンなら入り込むことができ、そこから実績を出せば有給に昇格する可能性だってあります。
またボランティア活動に参加するのも、日本帰国後のキャリアなどにつながる可能性もあるので、仕事を通してなにを獲得したいのか考えて、インターンやボランティアに応募するのを検討してもいいかもしれません。
カナダワーホリの仕事探しは当たって砕けろ!英語力よりも行動力です
ここまでカナダワーホリの仕事の探し方から獲得に至るまでの過程、仕事の幅広さ、チップ制度、労働にまつわる事前に知っておくべき情報をお伝えしました。
カナダという異国の地で仕事を得るということは簡単な事ではありません。言葉の壁が大きく前に立ちふさがることでしょう。
けれど現地の人たちは英語スキルが十分ではなく不慣れな英語でも、何か伝えたいという思いを汲み取ってくれ、耳を傾けてくれます。
英語力が求められる仕事でも、自分にはまだ不相応だなどと思わずに働きたいのであればどんどん応募しましょう!
面接に呼ばれて、拙い英語だとしてもあなたから何かを見出し、採用される可能性だってあるのです。
最初から諦めずに一歩前へ踏み出してみる、行動を起こしてみることが充実した最高のワーホリへの近道となるでしょう。
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