半年間のカナダ留学でかかる費用相場を項目別に紹介!安く抑えるコツも解説
英語が話せる人材の需要が国内外で高まる昨今、海外留学を通じて国際感覚を養いつつ英語の習得を目指す方は、決して珍しい存在ではなくなりました。
英語が学べる国や地域はさまざまですが、治安のよさや癖の少ない英語が学べる点から日本人の間ではカナダが留学先として人気です。
本記事では、カナダへの留学を検討している方向けに半年間のカナダ留学に必要や費用の相場について解説します。
また、留学費用を抑えるポイントや、予算を確保できないときに資金を工面する方法などもまとめて取り上げるため、ぜひ最後までご覧ください。
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半年間のカナダ留学にかかる費用相場|項目別に詳しく紹介

半年間バンクーバーに語学留学する場合にかかる留学費用の合計は、次のとおりです。
| パスポート発行費用 | ・5年:11,000円 ・10年:16,000円 |
| ビザ申請費用 | ・学生ビザ:235加ドル(約25,850円) ・ワーホリビザ:357加ドル(約39,270円) ・観光ビザ:7加ドル(約770円) |
| 学費(入学金・授業料・教材費など) | 7884.5加ドル(約86万円) |
| 航空券(往復分) | ・LCC:約90,000円 ・FSC:約250,000円 |
| 滞在費(家賃・光熱費) | 14,052加ドル(約155万円) |
| 健康保険料・医療保険料 | ・海外旅行保険:10〜14万円 ・MSP:75加ドル(約8,250円) |
| その他の生活費(食事・日用品・娯楽など) | 1,444.4加ドル(約16万円) |
| (州・エリア別)税金 | 州・エリアによって異なる |
| (該当者のみ)留学エージェントのサポート代 | 留学エージェントによって異なる |
| 合計 | 約281〜302万円 |
以下では、留学費用の内訳の詳細情報について解説します。
※1加ドル=110円で換算(2025年1月時点)
パスポート発行費用
海外へ渡航するにあたって、パスポートは必要不可欠です。
パスポートには有効期限が5年のものと10年のものがあり、それぞれ取得費用が異なります。
| 期限 | 費用 |
| 5年(12歳以上) | 11,000円 |
| 10年(18歳以上) | 16,000円 |
留学以降も海外へ渡航する予定がある場合は、有効期限10年のパスポートを選択するのをおすすめします。
なお、パスポートの申請は代理人に任せられますが、完成したパスポートの受け取りはパスポートの申請者本人にしかできません。
ビザ申請費用(学生ビザ・ワーホリビザ・観光ビザ)
カナダへ留学する際は、滞在期間や目的に合わせてビザを取得しなければなりません。
ビザの種類別の取得費用をまとめた表は、以下のとおりです。
| 種類 | 費用 |
| 学生ビザ | 235加ドル(約25,850円) |
| ワーホリビザ | 357加ドル(約39,270円) |
| eTA | 7加ドル(約770円) |
語学学校や大学などの教育機関に長期間在籍して勉強に取り組みたい方は、学生ビザの取得がおすすめです。
勉強のみならず現地で就労経験も積みたい方は、ワーホリビザを選択するとよいでしょう。
ただし、年齢制限が設けられている点に注意が必要です。
滞在期間が6ヶ月以内の方は、eTA(電子渡航認証)のみで滞在可能です。eTAは入国に必須の書類なので、必ず忘れないように取得しましょう。また、6ヶ月を1日でも過ぎる可能性がある場合は、ビザの取得が必要になるので注意しましょう。
※1加ドル=110円で換算(2025年1月時点)
学生ビザは原則就労できないが各種許可証を申請すれば働ける
カナダでは、Co-op就労許可証、またはOff-campus就労許可証を申請すれば、学生ビザの所有者も現地で仕事ができます。
各許可証の詳細情報は、以下のとおりです。
| 種類 | 詳細 |
| Co-op就労許可証 | ・勉強と就労を組み合わせたCo-opプログラムに参加するための許可証 ・専門知識やスキルを活かすための勤務経験を得られる点がメリット |
| Off-campus就労許可証 | ・学生ビザの所有者に対して学校の外での就労を認める許可証 ・就学期間中の就労時間は週20時間、長期休暇中は週40時間が限度 |
それぞれの就労許可証には異なる取得条件が設けられているため、公式HPで条件を確認しておきましょう。
学費(入学金・授業料・教材費など)
必要な学費は、在籍する語学学校によって異なります。
語学学校ECバンクーバーの場合、General Englishコース(週20コマ)に23週間在籍するために必要な費用は、7884.5加ドル(約86万円)です。
語学学校によっては学費や入学金、教材費の割引キャンペーンを実施しているケースもありますが、自力で情報を集めるのは簡単ではありません。
カナダ留学の実績も豊富なタビケン留学なら、現地の語学学校で実施しているキャンペーンの最新情報を提供可能です。
※1加ドル=110円で換算(2025年1月時点)
航空券(往復分)
カナダ行き(バンクーバー)の航空家の費用相場は、以下のとおりです。
| 航空会社 | スケジュール(9月想定) | 費用 | 所要時間(片道平均時間) |
| LCC | 成田→バンクーバー国際 | エコノミー:約90,000円 | 約9時間 |
| FSC | 羽田→バンクーバー国際 | エコノミー:約250,000円 | 約9時間 |
格安航空は安価で航空券を購入できるのがメリットですが、受けられるサービスの種類は少ないです。
一方の大手航空会社は、サービスが充実している代わりに航空券の価格はかなり高く設定されています。
留学費用の節約を重視するなら格安航空、移動の快適さを重視するなら大手航空会社がよいでしょう。
参考:Skyscanner
滞在費(家賃・光熱費)
カナダの主要都市におけるワンルームの家賃相場は、以下のとおりです。
| 都市 | 相場(1ヶ月) |
| バンクーバー | 2,342加ドル(約26万円) |
| オタワ | 1,459加ドル(約16万円) |
| カルガリー | 1,403加ドル(約15万円) |
| トロント | 1,784加ドル(約20万円) |
| モントリオール | 1,317加ドル(約14万円) |
バンクーバーのように、大きな都市になるほど家賃相場は高くなります。
モントリオールやカルガリーは、都市の規模に対して家賃相場がかなり安いため、費用を抑えたい方におすすめです。
また、カナダの賃貸は電気代やガス代、水道代などが家賃に含まれているケースが多いです。
※1加ドル=110円で換算(2025年1月時点)
参考:rent seeker
健康保険料・医療保険料
カナダの語学学校のなかには、海外旅行保険への加入を留学生の受け入れ条件に含んでいる学校が多いです。
海外旅行保険に加入すれば、現地で病気や怪我をしたときに高額な医療費を全額自費で負担せずに済みます。
海外旅行保険の費用相場は10万〜14万円です。
もし海外旅行保険の費用を抑えたい場合は、現地の保険会社の保険プランを利用するのがおすすめですが、すべて英語でやり取りするハードルは考慮すべきでしょう。
なお、バンクーバーに6ヶ月以上滞在する方は、MSPへの加入が義務付けられています。
MSPの月額保険料は、75加ドル(約8,250円)です。
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その他の生活費(食事・日用品・娯楽など)
カナダで生活する場合の生活費は1,444.4加ドル(約16万円)が相場です。
日本の生活費の相場と比較すると28.7%ほどカナダの方が高いため、油断しているとすぐに生活費が底を尽きてしまいます。
そのため、留学生活の間は節制を心がけましょう。
生活費を節約する場合は、自炊がおすすめです。
カナダの物価は日本よりも高いですが、パンやパスタなどの小麦製品は日本より安価で購入できます。
1つのパッケージに入っている量も多いため、節約生活の心強い味方になってくれるでしょう。
※1加ドル=110円で換算(2025年1月時点)
参考:NUMBEO
(州・エリア別)税金
カナダでは、州やエリアによって課される税金が異なります。
主要なカナダの州における税率の一覧は、以下のとおりです。
| 州名 | 税金の種類 | 税率 |
| ブリティッシュコロンビア州 | 州・売上税 | 7% |
| ケベック州 | 州・売上税 | 9.975% |
| オンタリオ州 | ハーモナイズド消費税 | 13% |
バンクーバーがあるブリティッシュコロンビア州では、州・売上税が採用されています。
なお、すべての商品やサービスに税金が課されているわけではありません。
バンクーバーの場合、食料品や書物、子供服、自転車などは課税対象外です。
参考:Canada.ca
(該当者のみ)留学エージェントのサポート代
留学エージェントを利用する場合は、留学エージェントのサポート代もかかります。
どの程度サポート代がかかるかは、利用するサービスの内容や渡航先などの条件によって異なりますが、3〜30万円が相場です。
なお、なかには無料で留学に関する各種サポートを提供している留学エージェントもあります。
世界100以上の教育機関の正式出願窓口であるタビケン留学も、ビザの申請をはじめとするサービスを無料で提供しています。
興味を持った方は、ぜひ一度公式HPをご覧ください。
【学校別】カナダ留学に半年間(6ヶ月)参加する場合の費用相場

カナダ留学にかかる費用は、在籍する教育機関の種類によっても異なります。
具体的な教育機関ごとの費用感の違いは、以下のとおりです。
| 教育機関 | 費用 |
| 高校 | 約160~390万円 |
| 語学学校 | 約281〜302万円 |
| 専門学校(Coop留学) | 約220万円 |
| 大学 | 約160~390万円 |
半年の留学の場合、どの教育機関であっても200万円以上の留学費用がかかると考えておきましょう。
なお、Coop留学をはじめ、現地での就労が認められる留学スタイルを選択すれば、一部の学費や生活費を現地で稼げるため、費用の負担を軽減できます。
関連記事:カナダの短期留学費用相場
半年間(6ヶ月)のカナダ留学で費用を抑えたい方はタビケン留学へご相談ください

留学費用は滞在期間の長さに比例して金額が大きくなります。
特にカナダは、英語圏の中でも留学費用が高くなりやすいです。
そのため、留学の予算を確保できず別の渡航先を選択する、もしくは留学そのものを諦めてしまう方もいます。
もし留学費用の問題を抱えている場合は、経験豊富なスタッフが多数在籍しているタビケン留学に相談してください。
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予算を抑えられる留学プランも用意しているため、気軽に相談してください。
半年間のうち数ヶ月をカナダとは別の滞在費用が安い国で過ごせば費用を抑えられる

留学費用を抑えたい場合は2カ国留学も検討しましょう。
2カ国留学とは1カ国目で語学力を磨いてから、2カ国目の本命の国や地域へ渡航するスタイルの留学です。
1カ国目で留学費用が安い国へ渡航すれば、全体の費用を安く抑えられます。
2カ国留学の経験も豊富なタビケン留学では、主にフィリピン留学と組み合わせた2カ国留学を提案しています。
フィリピンは英語教育に定評がある国の1つのため、限られた期間でも安定した英語力を養えるでしょう。
興味を持った方は、タビケン留学の公式HPをチェックしてください。
半年間(6ヶ月)のカナダ留学費用を安く抑えるコツ

カナダ留学にかかる費用は、ポイントを押さえれば節約が可能です。
以下では、留学費用を安くするコツについて解説します。
物価が安い都市(エリア)に留学する
カナダへ留学する場合は、できるだけ物価が安い都市にしましょう。
同じカナダにある都市でも、以下の表のように生活コストはまったく異なります。
| 都市名 | 費用(3人家族が1ヶ月生活した場合) |
| バンクーバー | 5,693加ドル(約63万円) |
| オタワ | 4,872加ドル(約54万円) |
| カルガリー | 5,594加ドル(約62万円) |
| トロント | 5,305加ドル(約58万円) |
| モントリオール | 3,893加ドル(約43万円) |
バンクーバーやトロントなどのメジャーな都市は、全体的に物価が高いです。
一方で、モントリオールやオタワなどの生活コストはそこまで高くありません。
※1加ドル=110円で換算(2025年1月時点)
参考:WOWA
閑散期(ローシーズン)での渡航を予定し早めに航空券を購入する
渡航時期にこだわりがない場合は、閑散期に渡航しましょう。
カナダ行きの航空券は、観光シーズンになると金額が高騰します。
なお、カナダの観光シーズンは8月頃、閑散期は11月頃です。
また、航空券は渡航直前ではなく、期間に余裕を持って購入しましょう。
早めに航空券を購入すると早割が適用されるため、通常よりも安価で航空券が入手できます。
理想は3ヶ月以上前ですが、出発日が確定した時点でできるだけ早く航空券の検索、および予約を進めましょう。
シェアハウス・ホームステイなど滞在先の家賃を抑える工夫をする
長期留学の場合、滞在先の家賃を抑える工夫も大切です。
カナダに半年住むとなると、月額でかかる費用の差は無視できません。
シェアハウスの場合、住人の人数が増えるとその分負担する家賃が減るため、滞在人数が多いシェアハウスを探しましょう。
また、ホームステイする場合は安く泊めてくれる滞在先を探すのをおすすめします。
ただし滞在先のグレードを落としすぎると、勉強や仕事に集中できなくなる可能性があるので注意してください。
留学エージェント独自で提供している割引・キャンペーンを利用する
留学エージェントが独自で提供している、割引やキャンペーンを利用するのもおすすめです。
留学エージェントによっては、現地の教育機関と提携を結び、通常より安価な留学プランを提案している場合があります。
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半年間のカナダ留学を費用だけで諦めるのはもったいない!奨学金を活用しよう

カナダ留学の予算がどうしても確保できないときは、奨学金や教育ローンの利用も検討しましょう。
奨学金と教育ローンの詳細は、以下のとおりです。
| 奨学金(給付型) | ・返済義務がない奨学金
・利用条件が厳しく設定されている |
| 奨学金(貸与方) | ・返済義務がある奨学金 ・利用条件はそこまで厳しく設定されていない ・長期間にわたってお金を返済しなければならない |
| 教育ローン | ・教育一般貸付とも呼ばれる ・3ヶ月以上海外の教育機関に在籍する場合、最大450万円まで借りられる ・返済の際は利子分もお金を支払わなければならない |
いずれもメリットとデメリットが存在するため、利用目的や自身の返済能力などから総合的に判断して、どちらを選ぶか決めましょう。
費用を抑えるコツを知れば半年間(6ヶ月)でも満足できるカナダ留学は可能

カナダ留学にかかる費用は、決して安くありません。
しかし、滞在先や渡航時期を選べば十分に金額を抑えられます。
もしカナダ留学の費用に関する疑問や不安を抱えている場合は、カナダ留学の実績にも定評があるタビケン留学にご相談ください。
タビケン留学には留学経験もサポート実績も豊富なスタッフが多数在籍しています。
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カナダの首都であるトロントは、300万人が住んでいるカナダで最も人口の多いカナダ最大の都市です。アメリカにも近く、ニューヨークやシカゴに行くにも便利です。世界中の文化がブレンドされており、世界的なレストラン・観光スポット・公園・プロスポーツなど全てが揃っています。 ILACはトロントに6つのキャンパスを有しています。全てのキャンパスがダウンタウンに位置しており、バスや地下鉄で通いやすい立地です。冬は寒くなりますが、年間300日は晴れており、四季が楽しめるのもトロントの特徴です。
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Bayswater Vancouver
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今回は、カナダ留学で語学学校をお探しの方に、Bayswaterを解説します。
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