【2025年版】ニュージーランドの生活費はいくら?目的・都市別のリアルな費用と節約術を徹底解説

ニュージーランドは豊かな自然環境と高い治安水準で知られ、留学やワーキングホリデーの渡航先として常に人気があります。

とはいえ、実際に滞在を計画する段階で多くの人が気になるのが、「生活費はいくら必要なのか」という点でしょう。ニュージーランドは物価が比較的高く、さらに円安の影響も加わって、費用面への不安を感じる人も少なくありません。

ただし、生活費は滞在都市やライフスタイル、留学やワーホリなどの目的によって大きく異なります。たとえば、シェアハウス中心の節約型生活を送る場合と、都市部で外食や娯楽を楽しむ場合とでは、かかる金額に数万円単位の差が出ることもあります。

この記事では、2025年の最新情報をもとに、ニュージーランドの生活費を項目別・都市別に詳しく解説します。

さらに、留学・ワーホリなど目的別の費用目安や、現地で実践できる節約のコツも紹介します。無理のない予算計画を立てることで、費用を抑えながらも安心してニュージーランド生活を楽しめるでしょう。

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ニュージーランドの生活費の平均と総額の目安

ニュージーランドで1ヶ月生活するために必要な費用は、滞在都市や生活スタイルによって変動します。一般的には、おおよその目安は月1,250NZD〜2,500NZD(約10万7,000円〜21万3,000円)とされています。
※1NZD = 85円換算(2025年10月時点)

この幅は主に家賃と食費によるもので、特に居住エリアによって大きな違いが出ます。地方都市でシェアハウスを利用し、自炊を中心にした生活を送る場合は、月1,300NZD(約11万円)前後に抑えることも可能です。

一方、ニュージーランド政府は留学生に対し、オークランド以外では年間約17,000NZD(月約1,417NZD)、オークランドでは年間約20,000NZD(月約1,667NZD)の生活費を想定するよう呼びかけています。

大都市の中心部で外食や交際費を楽しむ場合は、月2,500NZD(約21万3,000円)を超えるケースも珍しくありません。

このように、生活費は「どこで・どんな暮らしをするか」によって大きく変わるのが特徴です。事前に目的と優先順位を明確にし、自分に合った生活スタイルを選ぶことが、無理のない滞在計画につながります。

ニュージーランドの生活費の内訳(1ヶ月あたりの費用)

ニュージーランドでの生活費を具体的に把握するためには、主な支出項目を整理しておくことが大切です。生活費は、毎月一定額がかかる「固定費」(家賃や通信費など)と、月によって変動する「変動費」(食費や交際費など)に分けられます。

これらのバランスを理解しておくことで、無理のない予算設計ができ、節約のポイントも見つけやすくなります。

以下では、一般的な留学生やワーキングホリデー滞在者の1ヶ月あたりの支出を、項目別に整理しました。

あくまで目安となる金額ですが、都市や生活スタイルによって変動するため、参考として確認してみてください。
※1NZD = 85円換算(2025年10月時点)

費用項目 1ヶ月あたりの目安(NZD) 1ヶ月あたりの目安(円換算) 備考
住居費(家賃) 約870NZD~1,520NZD 約74,000円~129,000円 シェアハウス(フラット)利用の場合
食費 約260NZD~430NZD 約22,000円~37,000円 自炊中心の場合
交通費 約80NZD~220NZD 約6,800円~18,700円 都市部でのバス・電車利用
通信費 約30NZD~60NZD 約2,600円~5,100円 格安プリペイドSIM利用
光熱費 約40NZD~100NZD 約3,400円~8,500円 家賃に含まれない場合(特に冬場は変動)
交際費・娯楽費 約100NZD~300NZD 約8,500円~25,500円 外食、旅行、アクティビティなど
日用品・雑費 約50NZD~100NZD 約4,300円~8,500円 洗剤、トイレットペーパーなど
合計(目安) 約1,430NZD~2,730NZD 約121,600円~232,300円

住居費(家賃)

生活費の中で最も大きな割合を占めるのが住居費です。ニュージーランドでは滞在スタイルによって費用が大きく異なり、シェアハウス(フラット)に滞在する場合は、月額で約870NZD〜1,520NZD(約7万4,000円〜12万9,000円)が一般的です。

家賃は週単位で提示されることが多く、週200NZD〜350NZDが相場となります。中心部や人気エリアほど家賃は高くなる傾向があります。

滞在スタイルにはいくつかの選択肢があり、それぞれに特徴とメリット・デメリットがあります。自分の目的や予算に合わせて、最適な住まい方を選びましょう。

滞在タイプ 1ヶ月あたりの家賃目安(NZD) 1ヶ月あたりの家賃目安(円換算) 特徴
ホームステイ 約1,210NZD~1,520NZD 約103,000円~129,000円 食事(朝・夕)込みが一般的。現地の文化を学べる。
シェアハウス(フラット) 約870NZD~1,520NZD 約74,000円~129,000円 最も一般的。家賃・光熱費を住人で分担。
学生寮 約800NZD~1,500NZD 約68,000円~128,000円 学校に近く便利。食事なし(自炊)プランが多い。
一人暮らし(アパート) 約1,800NZD~2,500NZD 約153,000円~213,000円 プライバシーが確保できるが、費用は割高。

ホームステイの場合

ホームステイは、現地の家庭に滞在しながら生活を体験できるスタイルです。

特に渡航直後の留学生や、現地文化を深く学びたい人におすすめです。多くの場合、語学学校やエージェントを通じて手配され、個室と食事(平日は朝夕2食、週末は3食)が含まれます。

費用の目安は、食事込みで月約1,210NZD〜1,520NZD(約10万3,000円〜12万9,000円)です。

週換算では約280NZD〜400NZDとなり、他の滞在方法より高めに見えるものの、食費・光熱費込みであることを考えると、予算管理がしやすいのが魅力です。

また、ホストファミリーとの会話を通じて自然な英語表現を学べるため、語学力向上にもつながります。生活ルール(門限やシャワー時間など)が設けられている場合もあるため、事前に確認しておくことが大切です。

関連記事:失敗しないニュージーランドのホームステイ!費用・リアルな体験談・注意点を徹底解説

シェアハウス(フラット)の場合

ニュージーランドでは、シェアハウス(フラット)が最も一般的な居住スタイルです。

「Flatting(フラッティング)」と呼ばれ、留学生やワーキングホリデー滞在者の多くがこの形式を選びます。

ベッドや机、クローゼットが付いた個室が用意され、キッチン・バスルーム・リビングなどの共用スペースを同居人と共有するのが基本です。

家賃の相場は月額約870NZD〜1,520NZD(約7万4,000円〜12万9,000円)で、オークランドなど都市部ではやや高くなる傾向があります。週単位では200NZD〜350NZD程度が一般的です。

部屋探しには「Trade Me」やFacebookのコミュニティグループ、現地掲示板などを利用する人が多く、短期間で見つかることもあります。

光熱費やインターネット代は、住人同士で分担する「Split bills(スプリット・ビルズ)」方式が一般的です。

家賃を抑えやすいのが魅力ですが、掃除当番のルールや生活リズムの違いなど、フラットメイトとの相性が快適さを左右するため、見学時に雰囲気を確認しておくと安心です。

学生寮の場合

語学学校や大学が運営する学生寮も人気の滞在方法です。キャンパス内または近隣にあるため、通学のしやすさと安全性の高さが大きなメリットになります。

また、世界各国からの留学生が集まることから、国際交流の機会が多いというのも特徴です。

費用は学校や部屋のタイプによって異なりますが、自炊タイプの場合で月額約800NZD〜1,500NZD(約6万8,000円〜12万8,000円)が目安です。

週額では180NZD〜340NZD程度で、食事付きプランを選ぶとさらに高額になります。

学生寮は清潔で安全な環境が整っている反面、費用がやや高めな傾向があります。また、訪問者の制限や門限など、寮ごとのルールが定められている場合もあるため、事前に確認しておきましょう。

一人暮らし(アパート)の場合

プライバシーを最優先したい人には、アパートやスタジオタイプ(ワンルーム)での一人暮らしという選択肢もあります。

しかし、ニュージーランドで単身用の部屋を借りるのは費用負担が大きく、留学生やワーホリ滞在者にはあまり一般的ではありません。

家賃の目安は月額約1,800NZD〜2,500NZD(約15万3,000円〜21万3,000円)で、オークランド中心部のワンベッドルームでは約2,500NZD(約21万3,000円)前後が相場です。

加えて、光熱費や通信費はすべて自己負担となり、入居時には家具・家電を購入する初期費用も必要です。

費用はかかりますが、静かに過ごしたい人や長期滞在者には快適な環境といえるでしょう。短期滞在や留学初期は、まずシェアハウスやホームステイからスタートし、慣れてから一人暮らしに移行する人も多く見られます。

食費

食費は、生活費の中でも最も工夫しやすい節約項目です。

ニュージーランドでは外食費が高めで、これは最低時給の高さやGST(消費税15%)の影響によるものです。安価なレストランでもランチで約25NZD(約2,100円)、ディナーでは60NZD(約5,100円)以上かかることも珍しくありません。

一方で、自炊を中心にすれば食費を大幅に抑えることが可能です。スーパーで食材を購入する場合、月額約260NZD〜430NZD(約2万2,000円〜3万7,000円)、週あたりでは60NZD〜100NZDが目安です。

乳製品(牛乳・チーズ・ヨーグルト)や羊肉、牛肉、キウイフルーツなどは、日本よりも安価で購入できる傾向があります。

週末にはファーマーズマーケットで新鮮な食材を手に入れるのもおすすめです。外食を減らして自炊を続けることが、生活費の安定につながるポイントです。

交通費

オークランドやウェリントンなどの主要都市では、バス・電車・フェリーなどの公共交通機関が整備されています。交通費の目安は月額約80NZD〜220NZD(約6,800円〜18,700円)で、移動距離や利用頻度によって異なります。

各都市では「AT HOPカード(オークランド)」や「Snapperカード(ウェリントン)」などのICカードが利用でき、現金払いよりも運賃が割引されます。学生は、申請により追加の割引を受けられる場合もあります。

さらにオークランドでは、週の運賃が50NZDに達すると以降は無料で乗車できる上限制度があり、通学や通勤で頻繁に利用する人にとって大きな節約になります。

通信費(スマホ・Wi-Fi)

ニュージーランドでは、スマートフォンの通信費を日本よりも安く抑えることが可能です。

長期契約の縛りがないプリペイドSIMを利用するのが一般的で、SIMフリー端末を持参して現地でSIMカードを購入すれば、すぐに利用を開始できます。

主要キャリアにはSpark、One NZ、2degreesがあり、SkinnyやWarehouse Mobileなどの格安ブランドも人気です。月額約30NZD〜60NZD(約2,600円〜5,100円)で、10GB程度のデータ容量や国内通話・テキストを含むプランが利用できます。

シェアハウスや学生寮にはWi-Fiが設置されている場合が多く、またカフェ・図書館・ショッピングモールなどの無料Wi-Fiスポットを活用するのもおすすめです。

光熱費(水道・電気・ガス)

シェアハウスの場合、光熱費が家賃に含まれているか、住人で分担するかは物件によって異なります。契約前に必ず確認しておくことが大切です。

家賃に含まれていない場合、月額は一人あたり約40NZD〜100NZD(約3,400円〜8,500円)が目安です。

ただし、季節によって電気代が大きく変動します。ニュージーランドの住宅は断熱性が低いところも多いため、冬(6〜8月)は暖房費が夏の2倍近くになることもあります。

電気毛布の使用や重ね着などで暖房代を抑える工夫をすると、節約につながります。

交際費・娯楽費

交際費や娯楽費は、ライフスタイルによって最も差が出る項目です。友人との外食や映画、週末旅行、ハイキングやスキーなどのアクティビティ費用が含まれます。

節約志向であれば月100NZD(約8,500円)ほどでも十分楽しめますが、積極的にイベントや旅行を楽しみたい場合は月300NZD(約25,500円)以上を想定しておくと安心です。

ニュージーランドには無料で楽しめる公園やビーチ、ハイキングコースが多くあります。自然を活かした過ごし方を取り入れることで、コストを抑えながら充実した時間を過ごせるでしょう。

また、BYO(Bring Your Own)と呼ばれる、自分の好きなワインや飲み物を持ち込めるレストランを利用するのもおすすめです。お店でお酒を注文するよりも費用を抑えられるため、外食時の出費を上手に節約できます。

日用品・雑費

洗剤やトイレットペーパー、シャンプー、歯磨き粉などの日用品や雑貨費も毎月発生します。平均的な目安は月50NZD〜100NZD(約4,300円〜8,500円)程度です。

スーパーのプライベートブランド商品は品質が良く価格も手頃なため、節約に役立ちます。

また、「Kmart」や「The Warehouse」といったディスカウントストアでは、衣料品や生活用品を安価に購入できます。

上手に買い物場所を選ぶことで、こうした日用品費も大きく節約することが可能です。

都市別に比較!ニュージーランドの生活費はどこが高い?

ニュージーランドの生活費は、滞在する都市によって大きく異なります。一般的に、最大都市オークランドが最も物価が高く、南島のクライストチャーチは比較的安く暮らせる傾向があります。

都市の選択は生活費だけでなく、仕事の見つけやすさや学校の多さ、気候、ライフスタイルにも影響するため、慎重に検討することが大切です。

ここでは、主要3都市の特徴と1ヶ月あたりの生活費の目安を紹介します。都市選びの参考として、自分に合った滞在先を見つけましょう。
※1NZD = 85円換算(2025年10月時点)

都市名 1ヶ月の生活費目安(NZD) 1ヶ月の生活費目安(円換算) 家賃(NZD)
※シェアハウスの場合
物価の特徴
オークランド 約1,500NZD~2,800NZD 約12.8万円~23.8万円 月約950NZD~1,650NZD 全体的に最も高い。特に家賃と外食費が突出。仕事の機会は多い。
ウェリントン 約1,400NZD~2,600NZD 約11.9万円~22.1万円 月約870NZD~1,520NZD オークランドよりやや安いが、首都で物価は高め。コンパクトで文化的。
クライストチャーチ 約1,300NZD~2,400NZD 約11.1万円~20.4万円 月約800NZD~1,400NZD 家賃・交通費・食費が抑えやすく、落ち着いた環境。

オークランド:物価が最も高い大都市

オークランドはニュージーランド最大の都市であり、経済・商業の中心地です。「帆の街」として知られ、美しい港を持つ国際都市でもあります。

人口が集中していることから国内で最も物価が高く、特に家賃は突出して高額です。中心部のシェアハウスでは週300NZDを超える物件も珍しくありません。

外食費やサービス料金も高い一方で、求人数が多く、多様な業種で働けるチャンスがあるという大きな利点があります。交通インフラも整備され、空港へのアクセスも良いため、留学生やワーホリメーカーの多くが最初の滞在先として選ぶ傾向があります。

利便性や仕事の多さを重視する人に向いていますが、生活コストを抑えたい人にはやや負担の大きい都市といえるでしょう。

ウェリントン:暮らしやすさとコスパのバランスが魅力

首都ウェリントンは北島の南端に位置し、「世界で最もクールな小さな首都」と称されるほど、カフェ文化やアートが盛んなコンパクトな街です。

国会議事堂や国立博物館テ・パパがあるなど、政治と文化の中心地でもあります。年間を通じて風が強い「風の街」としても知られています。

物価はオークランドに次ぐ高さですが、家賃はやや抑えめで、中心部なら徒歩で移動できる範囲が広く、交通費を節約しやすい点が魅力です。

映画産業(例:「ロード・オブ・ザ・リング」のWeta Workshopなど)も盛んで、文化的で創造的な雰囲気が漂います。費用と快適さのバランスを重視したい人におすすめの都市です。

クライストチャーチ:比較的安く暮らせる南島の都市

南島最大の都市クライストチャーチは、「庭園都市」と呼ばれる英国風の美しい街並みが特徴です。エイボン川が街を流れ、緑豊かな公園が多く、落ち着いた雰囲気があります。

2011年の地震から復興を遂げ、新しい建物や施設が増え続けている発展都市でもあります。

生活費はオークランドやウェリントンよりも全体的に安く、シェアハウスの家賃は週200NZD前後から見つかることもあります。食費や交通費も比較的抑えやすく、コストを抑えつつ快適に暮らしたい人に最適です。

一方で、冬は冷え込みが厳しくなるため、暖房費の増加には注意が必要です。静かで自然に近い環境で暮らしたい人、勉強や仕事に集中したい人にとって、クライストチャーチは非常に魅力的な選択肢といえるでしょう。

滞在目的別で見るニュージーランドの生活費比較(留学・ワーホリ・進学)

ニュージーランドでの滞在費は、目的によって必要な総額が大きく変わります。生活費そのものに大きな違いはありませんが、学費の有無が最も大きな差を生み出します。

さらに、滞在期間の長さやアルバイトの可否なども、全体の資金計画に影響を与える重要な要素です。

ここでは、代表的な3つの滞在スタイル「ワーキングホリデー」「語学留学」「大学・大学院留学」について、1ヶ月あたりの平均支出を比較します。学費を含めた総支出の目安を把握し、自分の目的に合った資金計画を立てていきましょう。
※1NZD = 85円換算(2025年10月時点)

滞在目的 1ヶ月あたりの費用目安(NZD) 1ヶ月あたりの費用目安(円換算) 内訳の主な特徴
ワーキングホリデー 約1,250NZD~2,500NZD 約10.7万円~21.3万円 生活費のみ。アルバイト収入で相殺可能だが、収入は不安定な場合も。
語学留学 約2,770NZD~4,450NZD 約23.5万円~37.8万円 生活費(約1,250NZD~)+学費(月約1,520NZD~1,950NZD)。アルバイトは週20時間まで。
大学・大学院留学 約3,750NZD~6,250NZD 約31.9万円~53.1万円 生活費(約1,250NZD~)+学費(月約2,500NZD~3,750NZD)。長期滞在で学費が高額。

ワーキングホリデー

ワーキングホリデーでは、主な支出は生活費のみとなります。

ビザの規定によりフルタイム就労が可能なため、現地で働いて生活費を賄えるのが最大の特徴です。月の生活費目安は約1,250NZD〜2,500NZD(約10.7万円〜21.3万円)です。

ただし、仕事がすぐに見つかるとは限らず、収入が安定しない時期があることも想定しておきましょう。渡航直後や転職期間中など、収入がない期間を乗り切るために、少なくとも2〜3ヶ月分の生活費を事前に準備しておくことが大切です。

また、仕事や滞在先を自由に選べる点も魅力で、旅行やアクティビティの費用も余裕を持って計画しておくと安心です。

関連記事:ニュージーランドのワーホリ費用は?初期費用や仕事が見つからないときの対処法・体験談を解説

語学留学

語学留学の場合、生活費に加えて語学学校の学費が必要です。

学校やコース内容(一般英語・ビジネス英語・IELTS対策など)によって異なりますが、1ヶ月あたりの学費は約1,520NZD〜1,950NZD(約12.9万円〜16.6万円)が相場です。

生活費(月約1,250NZD/約10.7万円〜)を含めると、1ヶ月あたりの総額は約2,770NZD〜4,450NZD(約23.5万円〜37.8万円)ほどになります。学費は通常、渡航前に一括または分割で支払うため、留学初期の出費が大きくなりがちです。

学生ビザでは週20時間までのアルバイトが認められていますが、授業時間や課題との両立を考えると、生活費の全額をアルバイト収入でまかなうのは難しいのが実情です。余裕を持った予算設計を心がけましょう。

関連記事:【2025年版】ニュージーランド留学費用はいくら?1ヶ月・半年・1年の総額を期間別に徹底解説!

大学・大学院留学

大学・大学院への正規留学は、学費が最も高額な滞在スタイルです。

学部や専攻、大学のランクによって異なりますが、年額で約30,000NZD〜45,000NZD(約255万円〜382万円)が一般的な目安です。これを月換算すると約2,500NZD〜3,750NZD(約21.3万円〜31.9万円)となります。

生活費(月約1,250NZD/約10.7万円〜)を加えると、総額は月3,750NZD〜6,250NZD(約31.9万円〜53.1万円)程度です。

学生ビザでのアルバイトは週20時間まで許可されていますが、学業の負担が大きいため収入に過度な期待は禁物です。奨学金や教育ローン、家族からの支援なども視野に入れ、長期的な視点で資金を確保することが重要です。

特に大学院では、研究やプロジェクトに集中する時間を確保する必要があるため、経済的な余裕を持った計画が安心です。

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ニュージーランドの生活費はアルバイトでまかなえる?

ワーキングホリデーや留学生にとって、「アルバイトで生活費をどの程度まかなえるか」は大きな関心事です。

結論から言うと、ニュージーランドは最低賃金が高く、特にワーキングホリデーの場合は生活費の大部分、または全額をカバーすることが十分に可能です。

ここでは、最低賃金・仕事の種類・収支モデルの3つの観点から、収入と支出のバランスを詳しく解説します。

最低賃金と平均時給の目安

ニュージーランドは、世界的にも最低賃金が高い国の一つです。

最低時給は23.50NZD(約1,998円)となっており、留学生やワーキングホリデー滞在者も含めた労働者に適用されます。※1NZD = 85円換算(2025年10月時点)

仮にフルタイム(週40時間)で働いた場合、月収は約4,070NZD(約34万6,000円)となります。

ここから所得税や事故補償制度(ACC)税が差し引かれますが、それでも手取りで十分な生活費をまかなえる水準になります。

また、経験やスキルがある場合は、最低時給を上回る給与水準で雇用されるケースも多く見られます。アルバイトで安定して働けるようになれば、家賃や食費を含む生活費をカバーしつつ、余裕資金を貯めることも可能です。

一方で、収入は勤務時間や雇用形態によって変動するため、無収入期間に備えて数ヶ月分の生活費を事前に準備しておくことが安心につながります。

留学生・ワーホリでできる仕事と収入例

ニュージーランドで留学生やワーキングホリデー滞在者が働ける仕事は、主にサービス業・ホスピタリティ業・季節労働(農業・観光業)の3分野です。いずれも求人が多く、英語力に自信がない方でも比較的挑戦しやすいのが特徴です。

代表的な仕事例は次の通りです。

  • カフェ・レストランのスタッフ(バリスタ、ウェイター/ウェイトレス)
  • ホテルのフロント、清掃員
  • 小売店やお土産ショップの販売員
  • ファーム(農場)での収穫作業(キウイ・リンゴ・ブドウなど)

これらの仕事では、英語での基本的なコミュニケーション能力が求められますが、現地の人との会話を通じて自然と英語力を磨ける環境が整っています。特にファームジョブは体力が必要な反面、短期間で集中して働けるため人気の高い職種です。

また、英語力が上達してくると、ローカル企業での事務アシスタントや受付、カスタマーサポートなどの仕事にも応募できるようになり、時給が上がる傾向にあります。

おおよその収入目安は以下の通りです。

ビザの種類 週の労働時間目安 時給(最低賃金) 月収目安(NZD) 月収目安(円換算) 備考
学生ビザ 20時間 23.50NZD 約2,035NZD 約173,000円 授業期間中は週20時間まで勤務可能。休暇期間中はフルタイム可。
ワーキングホリデー 30時間 23.50NZD 約3,050NZD 約259,000円 勤務時間の上限なし。収入次第で生活費を全額まかなうことも可能。
フルタイム(参考) 40時間 23.50NZD 約4,070NZD 約346,000円 長期滞在者・正社員雇用の目安。生活費を十分にカバーできる水準。

※1NZD = 85円換算(2025年10月時点)
※いずれも税引前の概算です。

このように、ニュージーランドでは最低賃金が高いため、ワーキングホリデーでは生活費をアルバイト収入でまかなうことが現実的に可能です。

一方で、勤務時間はシーズンや求人状況によって変動するため、安定収入を得るまでの生活費を事前に準備しておくことが安心につながります。

関連記事:ニュージーランドのワーホリでおすすめの仕事は何?稼げる仕事探しのポイントも解説

ニュージーランド生活の収支シミュレーション

以下は、オークランドで週30時間勤務(時給23.50NZD)した場合の収支シミュレーションです。

雇用時には納税者番号(IRD番号)の取得が必要で、所得税は収入額に応じて段階的に課税されます。

項目 金額(NZD) 金額(円換算) 備考
収入(週30時間 × 4.33週) 3,053NZD 約259,500円 時給23.50NZDの場合
税金(所得税など 約15%) -458NZD 約-38,900円 PAYE calculator基準の概算
手取り収入(A) 2,595NZD 約220,600円
支出:家賃(シェアハウス) -1,100NZD 約-93,500円 オークランド郊外想定
支出:食費(自炊中心) -400NZD 約-34,000円
支出:交通・通信費など -200NZD 約-17,000円
支出:交際費・雑費 -300NZD 約-25,500円
支出合計(B) -2,000NZD 約-170,000円
月間収支(A – B) +595NZD 約+50,600円

※1NZD = 85円換算(2025年10月時点)

このモデルケースでは、節約を意識すれば黒字を出すことも可能です。もちろん、税額や家賃、生活スタイルによって結果は異なりますが、週30時間程度の勤務でも生活費を十分まかなえることがわかります。

フルタイムで働ける環境や、家賃の安い地方都市を選べば、貯金をしながら滞在することも現実的です。アルバイト収入を有効に活用し、無理のない計画を立てることで、安心してニュージーランド生活を楽しめるでしょう。

ニュージーランドの生活費を節約する8つのコツ

ニュージーランドの生活費は決して安くはありませんが、日々の工夫次第で無理なく節約することが可能です。節約を意識することで、限られた予算の中でも生活の質を保ちながら、学習や旅行などにお金を回すことができます。

ここでは、現地で暮らす多くの留学生やワーキングホリデー滞在者が実践している、具体的な節約のポイント8つを紹介します。自分のライフスタイルに合った方法を取り入れて、賢く生活費を管理しましょう。

  1. 自炊をして外食費を節約する
  2. シェアハウスを活用して家賃を抑える
  3. 交通系ICカードを利用して通勤・通学費を削減
  4. スーパーの特売やプライベートブランドを活用
  5. 無料イベント・アクティビティを楽しむ
  6. 格安プリペイドSIMを使う
  7. 中古品(セカンドハンド)を上手に活用
  8. 郊外・地方都市を選んで生活コストを下げる

1. 自炊をして外食費を節約する

最も効果的な節約方法は、外食を控えて自炊を徹底することです。

ニュージーランドでは外食費が高く、ランチでも25NZD(約2,100円)前後、ディナーなら60NZD(約5,100円)を超えることもあります。そのため、外食は週1回程度の特別な楽しみに留めるのがおすすめです。

「PAK’nSAVE」などのディスカウント系スーパーで週に一度まとめ買いをし、ランチはお弁当を持参する習慣をつけると、無駄な出費を防げます。

時間のあるときに作り置きをしておくと、忙しい日でも手軽に食事が取れ、外食の誘惑を減らせます。

また、フラットメイトと食材をシェアしたり一緒に料理したりするのも、食費の節約と交流の両立につながります。

2. シェアハウスを活用して家賃を抑える

生活費の中で最も負担が大きいのが家賃です。

シェアハウス(フラット)に住むことで、費用を大幅に節約できます。一人暮らしのアパートに比べ、家賃・光熱費・インターネット代を住人同士で分担できるため、固定費を効率的に抑えられます。

部屋探しの際は、契約条件を細かく確認することが重要です。特に、

  • 敷金の金額
  • 家賃の支払いサイクル
  • 光熱費・インターネット代が含まれているか

といった点を事前にチェックしましょう。ニュージーランドでは家賃が週単位で設定・支払いされるのが一般的です。

また、立地条件(交通の便やスーパーの距離)やフラットメイトとの相性も大切なポイントです。必ず内見を行い、生活環境を確認してから契約するようにしましょう。

3. 交通系ICカードを利用して通勤・通学費を削減

オークランドでは「AT HOPカード」、ウェリントンでは「Snapperカード」といった交通系ICカードが導入されています。

これらを利用すると、現金払いよりも割安な運賃でバスや電車に乗ることができます。カードは駅やコンビニ、オンラインで簡単に購入・チャージできます。

学生は、学校経由で学生割引を申請できる場合があり、交通費をさらに抑えることが可能です。オークランドでは週の利用額が50NZDに達すると、それ以降の乗車が無料になる「Weekly Cap制度」もあるため、通学・通勤が多い人はぜひ活用しましょう。

また、短距離の移動には自転車を活用するのもおすすめです。健康維持にもつながり、交通費の節約にも大きく貢献します。

4. スーパーの特売やプライベートブランドを活用

食費を抑えるためには、スーパーマーケットの特売情報を活用することが鍵です。

ニュージーランドでは「Countdown」「PAK’nSAVE」「New World」などのスーパーが一般的で、店舗ごとに曜日別の特売が設定されています。

チラシや公式サイト、専用アプリをチェックして、セールのタイミングを逃さないようにしましょう。特に週末や週の半ばには大規模な値下げが行われることが多いです。

また、「Pams」「Value」「Essentials」といったプライベートブランド(PB)商品は、有名ブランドよりも安価で品質も安定しているため、日常の食材や日用品を賢く節約できます。

5. 無料イベント・アクティビティを楽しむ

ニュージーランドは自然豊かで、無料で楽しめるアクティビティが充実しています。

都市部でも「オークランド・ドメイン」や「ハグレー公園(クライストチャーチ)」などの大きな公園でピクニックをしたり、ビーチで散歩を楽しんだりと、費用をかけずにリフレッシュできます。

また、各都市では無料のストリートフェスティバルファーマーズマーケット野外コンサートアートギャラリーの無料開放日などが定期的に開催されています。

地域の公立図書館も活用価値が高く、書籍やDVDの貸出、無料Wi-Fi、パソコン利用、英会話クラブなどが提供されています。生活費を抑えつつ、現地文化に触れる機会を増やせるのが魅力です。

6. 格安プリペイドSIMを使う

通信費は工夫次第で簡単に節約できます。

ニュージーランドでは、「Skinny」や「Warehouse Mobile」などの格安プリペイドSIM(MVNO)が人気です。これらは大手キャリア(例:Spark)の回線を利用しており、通信品質を保ちながらも料金が抑えられています。

プリペイド式なら、契約期間の縛りがなく、月ごとにプランを変更できる柔軟性もあります。例えば、月額30NZD〜60NZD(約2,600円〜5,100円)で10〜20GBのデータ通信・国内通話・SMSを含むプランが一般的です。

使用量に応じてプランを見直すことで、通信費を大手キャリアの半額以下に抑えることも可能です。

7. 中古品(セカンドハンド)を上手に活用

長期滞在では家具や家電、生活雑貨の購入が必要になるため、中古品を賢く活用することで大幅に節約できます。

ニュージーランドでは、帰国する留学生やワーホリ滞在者が格安で家具や家電を手放すことも多く、状態の良いものを見つけやすい環境が整っています。

代表的な入手方法は次の通りです。

  • オンラインマーケットのTrade Me(ニュージーランド版ヤフオク)
  • Facebook Marketplaceや地域のコミュニティ掲示板
  • チャリティー団体が運営するOp Shop(リサイクルショップ)

これらを活用すれば、家具や衣類、家電を新品の半額以下で購入できることもあります。帰国時には自分も不要品を出品できるため、環境にも財布にも優しい選択です。

8. 郊外・地方都市を選んで生活コストを下げる

滞在先に柔軟性がある場合は、オークランド中心部を避け、郊外や地方都市を選ぶことで家賃を大幅に節約できます。ニュージーランドでは家賃が都市の規模と立地に強く影響されるため、郊外では同じ条件の部屋が30〜40%安くなることもあります。

たとえば、クライストチャーチ、ダニーデン、ハミルトンなどは、オークランドに比べて家賃や生活費が抑えられ、落ち着いた環境で暮らせる点が魅力です。大都市ほど仕事の選択肢は多くないものの、生活コストを減らしてゆとりある滞在を実現できます。

学校選びや滞在地を検討する際は、こうした地方都市も選択肢に入れることで、総費用を抑える現実的なプランが立てやすくなります。

渡航前に知っておきたい!ニュージーランド生活の初期費用の目安

ニュージーランドでの新生活を始めるには、現地での毎月の生活費に加えて、出発前に一括で支払う初期費用が必要です。

これらは留学・ワーキングホリデーのどちらの場合も発生するもので、事前に計画的に準備しておくことが大切です。特に、語学学校や大学に通う留学生は、学費が最も大きな支出項目になります。

主な初期費用には、航空券代・ビザ申請費用・海外旅行保険料・現地到着後の当面の生活費(敷金や食費など)が含まれます。以下の表では、一般的な初期費用の目安をまとめています。
※1NZD = 85円換算(2025年10月時点)

項目 費用の目安(NZD) 費用の目安(円換算) 備考
往復航空券 約100,000円~180,000円 渡航時期や航空会社により変動。格安航空券サイトなどで確認。
ビザ申請費用 約58NZD~455NZD 約4,900円~38,700円 観光(NZeTA)は約58NZD、ワーホリビザは約455NZD。
海外旅行保険料 約150,000円~250,000円 1年間のワーホリ・留学プランを想定。加入は必須。
当面の生活費 約1,180NZD~1,760NZD 約100,000円~150,000円 敷金(通常2~4週分)・初回家賃・食費など。
合計(目安) 約1,238NZD~2,215NZD 約355,000円~619,000円 学費を除いた総額目安。学校に通う場合は、このほかに学費が必要です。

このように、初期費用の目安は約35万円〜60万円前後です。航空券や保険料は時期によって変動するため、余裕をもって予算を組むのがおすすめです。

また、ワーキングホリデーの場合は、すぐに仕事が見つかるとは限らないため、ビザ申請時に必要な4,200NZD(約35万7千円)の残高証明とは別に、2〜3ヶ月分の生活費(約2,500NZD〜5,000NZD/約21万3千円〜42万5千円)を用意しておくと安心です。

関連記事:【2025年最新】ニュージーランド就労ビザ完全ガイド|種類・条件・永住権まで専門家が解説

初期費用は、現地で安定した生活を始めるためのスタート資金です。特に長期滞在を予定している場合は、急な出費や為替変動にも対応できるよう、余裕を持った資金計画を立てておきましょう。

関連記事:ニュージーランド留学の持ち物リスト完全版|服装や便利グッズなどリアルな声を紹介

ニュージーランドの生活費や留学費用の相談は「タビケン留学」へ

ニュージーランドでの生活費は、滞在する都市や期間、目的、住居スタイルなどによって大きく変わります。

初めての留学やワーキングホリデーでは、「どのくらいの費用を用意すればいいのか分からない」と不安に感じる方も少なくありません。

また、学費・ビザ申請・保険の手配などには専門的な知識が必要で、すべてを自分で進めようとすると時間も手間もかかります。

そんなときは、留学とワーキングホリデーの専門エージェント「タビケン留学」にご相談ください。

私たちは、ニュージーランドをはじめとする各国への留学・ワーキングホリデーをサポートしており、経験豊富なカウンセラーが一人ひとりの希望や予算に合わせて最適なプランを提案します。

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無料で留学・ワーホリの費用見積もり相談ができる

タビケン留学では、無料カウンセリングを通じて、あなたの希望(都市・期間・目的・興味のある分野など)を丁寧にヒアリングします。

その上で、生活費に加えて学費・保険料・航空券代までを含めた総額の費用シミュレーションを作成します。各学校の最新キャンペーン情報も反映しながら、現実的で分かりやすい予算プランを提示します。

「どのくらいの貯金を準備すればよいのか分からない」「限られた予算で実現できるプランを知りたい」といった不安も、具体的な金額を知ることで安心して準備を進められます。

渡航後も安心!現地アドバイスサポートも充実

タビケン留学のサポートは、渡航前の手続きだけで終わりません。 現地での生活が始まったあとも、慣れない環境の中で戸惑う方をサポートし、生活の立ち上げから日常の悩みまで、幅広い相談に対応しています。

たとえば次のようなサポートを、現地に詳しいスタッフによる丁寧なサポート体制で行っています。

  • 銀行口座開設や携帯電話契約の手続きに不安があるとき
  • アルバイトの探し方や応募書類の書き方を知りたいとき
  • 納税者番号(IRD番号)の取得方法を相談したいとき

さらに、緊急時の連絡体制も整えているため、トラブルが発生した場合でも迅速に対応できます。

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あなたの目的に合わせた最適なプランをご提案

「生活費を抑えながら学びたい」「英語力をしっかり伸ばしたい」「専門スキルを身につけたい」「キャリアアップにつなげたい」など、留学やワーキングホリデーの目的は人によって異なります。

タビケン留学では、一人ひとりの目的と希望に合わせて、最適な学校や滞在プランを提案します。語学学校や専門学校、大学など幅広い選択肢の中から、費用と効果のバランスを重視した現実的なプランを設計します。

また、現地スタッフとの連携により、学校や都市の雰囲気、治安、生活環境などのリアルで最新の情報もお伝えします。

まずはお気軽に、無料カウンセリングであなたの希望をお聞かせください。

タビケン留学は、ニュージーランドで安心して新しい一歩を踏み出すためのパートナーとして、あなたの挑戦を全力でサポートします。

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ニュージーランド生活費に関するよくある質問(FAQ)

最後に、ニュージーランドでの生活費について、留学生やワーキングホリデー滞在者から特によく寄せられる質問にお答えします。渡航前の資金計画を立てる際に、ぜひ参考にしてください。

円安の影響で生活費はどれくらい変わりますか?

為替レートの変動は、日本円で資金を準備する場合、生活費や学費の総額に直接影響します。

例えば、1NZDが80円から85円に変動した場合、日本円に換算した支出額は約6.3%増加します。※1NZD = 85円換算(2025年10月時点)

具体的には、月1,250NZDの生活費を想定した場合、1NZD=80円のときは10万円で済みますが、85円になると約10万7千円が必要になります。この差額は、滞在期間が長くなるほど大きな影響を与えます。 1年間の滞在では約8万4千円もの差が生じる計算です。

そのため、予算を立てる際は最新の為替レートを確認し、余裕を持った資金計画を立てることが大切です。 長期滞在を予定している場合は、為替変動を見越してやや多めに準備しておくと安心です。

想定外の出費や隠れコストはありますか?

ニュージーランドで生活するうえで、想定外の出費になりやすいのが医療費です。

海外旅行保険には必ず加入する必要がありますが、保険の対象外となる歯科治療は高額で、検診だけでも100NZD以上かかる場合があります。

また、一般開業医の診察費も、保険適用前で50NZD~100NZD程度が目安です。風邪薬などの一般医薬品も、日本より割高なことが多いため、常備薬を日本から持参するのがおすすめです。

そのほか、交通違反の罰金は日本より高額で、シェアハウス退去時の清掃費用や修繕費、敷金からの控除なども想定外の出費になりやすいです。

帰国間際の不用品処分や、大型ゴミの処理費用、交際費の増加なども意外と負担になることがあります。

これらの費用を想定に入れておくことで、急な出費に慌てずに対応できる安心感が得られます。

まとめ:ニュージーランドの生活費を理解して、賢く計画しよう

ニュージーランドの生活費は、滞在都市・目的・生活スタイルによって大きく変わります。

オークランドのような大都市は物価が高い傾向にありますが、クライストチャーチなどの地方都市ではコストを抑えやすくなります。

また、自炊やシェアハウスの活用、交通系ICカードの利用といった日常の工夫を取り入れることで、無理のない節約が可能です。現在の最低時給は23.50NZD(約1,998円)で、ワーキングホリデーであればアルバイト収入で生活費をまかなえる可能性もあります。

また、自炊やシェアハウスの活用、交通系ICカードの利用といった日常の工夫を取り入れることで、無理のない節約が可能です。

ただし、安定した生活を送るためには、事前の資金準備と計画的な行動が欠かせません。自分の目的と予算に合った都市や滞在スタイルを選び、現実的な資金計画を立てることが大切です。

ワーホリや留学でニュージーランド生活を検討している方は、タビケン留学の無料カウンセリングをぜひご活用ください。

経験豊富なカウンセラーが、あなたの希望や予算に合わせて最適なプランを提案し、安心してニュージーランド生活を始められるようサポートします。

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【参考】
Immigration New Zealand
Working on a student visa :: Immigration New Zealand
Cost of living :: University of Waikato
Living costs estimate – halls of residence | UC
Cost of Living in Auckland. Oct 2025. Prices in Auckland
Cost of Living in New Zealand. Prices in New Zealand. Updated Oct 2025
7-day fare cap for Auckland public transport
Minimum wage reviews | Ministry of Business, Innovation & Employment
Minimum wage rates and types | Employment New Zealand

 

この記事を監修した人

諸澤 良幸

諸澤 良幸

株式会社Morrow World 代表取締役社長

日本内閣府認定 NPO留学協会 RCA海外留学アドバイザー
オーストラリア政府認定PIER QEAC留学コンサルタント資格保有
JAOS 一般社団法人海外留学協議会 加盟

4年制大学法学部を卒業後大手レジャー企業に就職。複数の新規店舗立ち上げや人事業に従事した後、退社し26歳で単身海外留学。海外での英語学習と海外現地企業での管理職経験を経て2015年に株式会社Morrow Worldを設立し留学エージェントサービスを提供開始。2024年時点で9年以上留学エージェントを運営しており、「サポート無料留学エージェント」や「2カ国留学」の先駆けとして留学サポートを提供。
2020年6月にはオンラインに特化した英語コーチングサービスENGLEADを開始、2023年からは学研教室オーストラリアのFC本部の運営会社の代表取締役にも就任。
現在世界8カ国、約100名のスタッフと共に、世界で羽ばたく子どもから大人に向けて幅広く教育関連サービスを提供している。
JAOS 一般社団法人 海外留学協議会

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