カナダ留学情報と準備

1年間のカナダ留学でかかる費用はいくら?内訳や学校別の金額感を詳しく紹介

カナダでの長期留学を検討する中で、1年間滞在する場合の費用感が気になる方も多いでしょう。

「何にどれだけかかるのか」「渡航当日までにいくら用意しておけばよいのか」など不安は尽きないと思います。

今回は、1年間のカナダ留学でかかる費用の相場を紹介します。

留学費用の内訳や学校別の金額感も解説するため、具体的な費用イメージが沸いてくるでしょう。

また、カナダ留学費用を安く抑えるために有効な方法も併せて紹介するので、ご検討中の方はぜひ最後までご覧ください。

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1年間のカナダ留学にかかる費用相場を内訳から詳しく紹介

1年間、バンクーバーへ語学留学をする場合にかかる費用相場は、約2,782,000~3,172,400円です。

項目 費用相場(税込)
学費(入学金・教材費) 1,040加ドル(約112,000円)
パスポート発行費用 58~155加ドル(約6,260~11,600円)
ビザ申請費用 学生ビザ:150加ドル(約16,200円)
ワーホリビザ:179.75加ドル(約19,400円)
往復の航空券 LCC:約118,600円
FSC:約225,400円
家賃・光熱費 2,629~2,675加ドル(約284,000~289,000円)
保険料(健康保険・医療保険) 約275,000円
その他の生活費 17,940加ドル(約1,940,000円)
(該当者のみ)留学エージェント費用 30,000~300,000円
タビケン留学は無料
合計 約2,782,000~3,172,400円

※1加ドル=108円で換算

学校に通う期間は4ヶ月間とし、学校のコース終了後はアルバイトやインターンをする想定での試算です。

学費やビザ申請費用、保険料など8つの項目に分けて詳しく紹介します。

学費(入学金・教材費)

学費は、バンクーバーのダウンタウンにある学校、SGIC(St.George International College)の一般英語プログラム(X-Intensiveコース)を参考にしています。

一般英語プログラム(X-Intensiveコース)を4ヶ月受講する場合にかかる費用は以下の通りです。

入学金 200加ドル(約21,600円)
教材費 350加ドル(約37,800円)
コース受講費 490加ドル(約52,900円)
合計 1,040加ドル(約112,000円)

※1加ドル=108円で換算

1週間(月~金曜日)の40レッスンとマンツーマンレッスンが受けられるコースです。

16歳以上であれば受講可能で、新入生は入学時に受けるテストの英語レベルに応じたクラスに配置されます。

学費には入学金や教材費、コース受講費がかかり合計約112,000円となります。

パスポート発行費用

パスポートの発行にかかる費用は以下の通りです。

10年パスポート(18歳以上) 155加ドル(約16,700円)
5年パスポート(12歳以上) 107加ドル(約11,600円)
5年パスポート(12歳未満) 58加ドル(約6,260円)

※1加ドル=108円で換算

18歳以上の方が申請できる10年パスポートの発行には、約16,700円かかります。

5年パスポートは年齢によって発行費用が違い、12歳以上の方は約11,600円、12歳未満の方は6,260円となっています。

また領事窓口でパスポートの申請をした場合、手数料の支払いは現金のみです。

オンラインで申請をした場合には、クレジットカード決済も可能です。

参考:領事手数料

ビザ申請費用(学生ビザ・ワーホリビザ)

カナダのバンクーバーへ語学留学しアルバイトやインターンをする場合、学生ビザやワーホリビザが必要になります。

それぞれのビザ申請費用は以下の通りです。

学生ビザ 150加ドル(約16,200円)
ワーホリビザ 179.75加ドル(約19,400円)

※1加ドル=108円で換算

学生ビザの申請費用は約16,200円、ワーホリビザの申請費用は約19,400円です。

学生ビザは、カナダに6ヶ月以上ヶ月以上留学する場合に必要なビザで、就学許可書(Study Permit)と呼ばれています。カナダの学生ビザでは、就労できない点には注意が必要です。

またワーホリビザは就労可能で、語学学校に通ったりアルバイト・インターンをしたりできますが、発給数に制限があります。

さらに学生ビザ、ワーホリビザどちらもオンラインから申請可能です。

ワーホリビザを取得する流れについての詳しい情報を見る

学生ビザでもCo-op就労許可証・Off-campus就労許可証を申請すれば働ける

学生ビザのみで就労はできませんが、Co-op就労許可証やOff-campus就労許可証を申請すると働けます。

Co-op就労許可証とは、カナダ政府から認定を受けた学校で就学と就労がセットになったCo-opプログラムを受講する場合に学生ビザと合わせて取得できるものです。

年齢制限がないこともCo-op就労許可証の特徴です。

Off-campus就労許可証は、カナダ政府から認定を受けた学校でDegree、DiplomaまたはCertificateの取得を目的とした6か月以上のフルタイムのプログラムを受講する場合に、学生ビザと合わせて取得できます。

プログラム受講中は週24時間、長期休暇時にはフルタイムでの就労が可能で、職種の制限もありません。

往復の航空券

カナダのバンクーバー留学に行く際の往復の航空券代を紹介します。

LCCとFSCを比較していますので、ぜひ参考にしてみてください。

航空会社 スケジュール 航空券代(往復合計) 所要時間(往復)
LCC(ZIP AIR/WESTJET) NRT(成田)→YVR(バンクーバー国際) 118,586円 約35時間(直行便)
FSC(JAL) NRT(成田)→YVR(バンクーバー国際) 225,335円 約19時間(直行便)

LCCの航空券代はFSCの約半額に抑えられますが、所要時間は約35時間もかかります。

FSCは、航空券代は高くつきますが所要時間は短縮可能です。

カナダへの渡航は長時間のフライトとなります。費用を抑えることを優先しグレードを落としすぎると、更にフライト時間が長くなり身体への影響が出やすくなるため注意しましょう。

参考:Skyscanner

航空券の購入方法についての詳しい情報を見る

家賃・光熱費

カナダの家賃や光熱費の相場を紹介します。

カナダの主要都市の家賃相場(1ベッドルーム)は以下の通りです。

ビクトリア 2,006加ドル(約216,000円)
バンクーバー 2,583加ドル(約279,000円)
カルガリー 1,633加ドル(約176,000円)
トロント 2,162加ドル(約233,000円)
モントリオール 1,650加ドル(約178,000円)

※1加ドル=108円で換算

カナダの主要都市の中でも、バンクーバーの家賃は高い傾向にあります。

家を借りる場合は高い費用がかかるため、費用を抑えたい場合はシェアハウスがおすすめです。

都市の中でも都心部と郊外とで家賃は変わり、都心部の方が家賃が高くなります。

また、光熱費は1ヶ月あたり5,000~10,000円ほどかかります。

参考:RentSeeker

保険料(健康保険・医療保険)

カナダへの留学で、保険への加入は必須といえるほど大切です。

保険へ加入する必要性を以下にまとめました。

  • 留学中、予期せぬ事故や体調不良に見舞われる可能性が高い
  • 日本で加入している保険は海外では適用されない
  • 日本に比べて治安が悪い場所も多く、犯罪に巻き込まれる可能性がある

事故や体調不良で治療が必要になった場合に高額な医療費を請求されたり、犯罪に巻き込まれ盗難の被害に遭ったりする可能性がありますが、日本で加入している保険は海外で適用されません。

海外保険に加入していれば保険が適用され医療費を抑えられたり、盗難の被害に遭っても持ち物の補償を受けられたりします。

加入する保険によっては日本語でのサポートも受けられます。

AIG損保の保険に加入した場合、保険料は1年間で275,810円です。

その他の生活費

カナダのバンクーバーへの留学では食費や交際費、娯楽費にもお金を使います。

バンクーバーの1ヶ月の生活費の相場は、1,495加ドル(約161,000円)です。

1年間の留学の場合、17,940加ドル(約1,940,000円)が必要です。

バンクーバーの物価は、東京と比べて22.2%も高いとされています。買い物などには注意が必要です。

参考:Cost of Living in Canada

(該当者のみ)留学エージェント費用

1人で留学の準備や現地での生活をすることに不安がある方は、留学エージェントを利用しましょう。

留学エージェントとは、主に留学に関するさまざまな手続きを代行、お手伝いする会社のことです。

留学エージェントには、有料エージェントと無料のエージェントの2種類があります。

有料エージェントを利用する場合、費用の相場は3万~30万円程度です。

しかし、タビケン留学ではサポート手数料無料で語学学校の手配やビザの申請などの留学準備から、現地での生活のサポート、また留学後のキャリアカウンセリングまで充実したサポートを行っております。

無料相談も行っているため、興味のある方はぜひ一度ご相談ください。

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【学校別】カナダ留学に1年参加する場合の費用相場

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カナダ留学に1年間参加する場合の費用相場を紹介します。

高校・語学留学・専門留学(Co-op留学)・大学の4つのパターンで比較し、以下にまとめました。

学校の種類 費用相場
高校 約200~450万円
語学留学 約360~490万円
専門留学(Co-op留学) 約200~350万円
大学 約500~650万円

学校の種類や滞在方法などによって、留学費用は変わります。

いずれの留学パターンでも最低200万円以上はかかることが予想されるので、留学費用を抑えたい方は工夫が必要です。

カナダ留学の費用を詳しく見る

費用面から見ると期間の縛りがなければカナダ留学は長期参加がおすすめ

費用面からみて、期間の縛りがなければ長期でカナダ留学に参加することをおすすめします。

カナダ留学に長期で参加する方が、コスパが良いです。

1年以下の留学ではビザやパスポート、渡航費が定額であるため、何度も短い期間で留学するより一度の留学で一気に楽しむ方が手間も省け、費用対効果も高まります。

また、短期留学より長期留学の方が深く学べ、働ける期間も長いため濃い経験ができます。

期間の縛りがない方は、ぜひ1年間の長期留学を検討してみてください。

費用を抑えて1年間のカナダ留学したいならタビケン留学へご相談ください

費用を抑えて1年間のカナダ留学をしたいとお考えの方は、ぜひ手数料無料の留学エージェント・タビケン留学へご相談ください。

タビケン留学では、留学やワーホリ経験のあるプロのエージェントが一人ひとりの目的や予算に合った留学プランを提案いたします。

また、学校の手配や現地でのお仕事・家探し、ビザ申請や航空券取得、保険加入など留学準備からカナダ滞在中、そして留学終了まで、充実したサポート体制でお待ちしております。

無料相談も実施中なので、カナダ留学をご検討中の方はお気軽にお問い合わせください。

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1年間のカナダ留学にかかる費用を抑えるために有効な方法

ここでは、1年間のカナダ留学にかかる費用を抑えるための有効な方法を4つ紹介します。

留学先の物価が安めのエリア(都市)を選ぶ

物価が安めのエリア(都市)を留学先に選ぶことで、留学費用を抑えられます。

カナダの主要5都市の1ヶ月1人あたりの生活費を以下で比較しています。

ビクトリア 1,519加ドル(約164,000円)
バンクーバー 1,898加ドル(約205,000円)
カルガリー 1,865加ドル(約202,000円)
トロント 1,768加ドル(約191,000円)
モントリオール 1,298加ドル(約140,000円)

※1加ドル=108円で換算

バンクーバーやカルガリー、トロントは生活費が高く物価も高いため留学費用を抑えるのであれば、避けた方が良いエリアです。

また、ビクトリアやモントリオールは他のエリアと比べると、物価が低く生活費が安く済みやすいため留学先に選ぶことで留学費用を抑えられます。

参考:Cost of Living Across Canada

ホームステイ・シェアハウスなどの家賃が安い滞在先へ変更する

留学中の主な滞在先は、ホームステイやシェアハウス、学生寮です。

3つの中で最も滞在費を安く抑えられるのはシェアハウス、最も高いとされるのがホームステイです。

1年間住むため、月額でかかる費用の差は大きくなります。

シェアハウスの人数を増やすことでシェアハウスでの滞在費をより安く抑えられます。

また、費用を抑えて泊めてくれるホームステイ先を探すのも手ですが、留学へ集中するために宿のグレードを落としすぎないようにしましょう。

ローシーズンを狙って渡航する予定を立て早めに航空券を購入する

カナダのローシーズンは閑散期であるため、航空券が安くなります。

カナダのローシーズンは1月~3月、10月~11月です。この時期は大きなイベントが少なく、気温も低いため閑散期となります。

また、ハイシーズンは7月~8月中旬、年末年始などの連休です。カナダのハイシーズン(繁忙期)は観光客もかなり多く、航空券代は高くなります。

費用を抑えるなら、航空券代が安くなるローシーズンを選んで渡航しましょう。

さらに、早割を適用することでより安く航空券を購入できます。

早めに渡航する予定を立てて早割を適用し、ローシーズンの航空券を購入することで航空券代を安く抑えましょう。

留学エージェントが独自で提供する割引・キャンペーンを適用してもらう

留学エージェントが独自で提供する割引やキャンペーンを適用してもらうことで留学費用を抑えましょう。

タビケン留学では、タビケン留学でお申し込みの方限定の、最大総額約21万円相当の特典を提供しております。

タビケン留学を通じて語学学校へ8週間以上お申込みいただいた方は、55,000円の英語コーチングを無料で受けられます。

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2ヵ国留学すれば語学学校に通う期間を格安で過ごせる

留学費用を安く抑えたい方には、2ヵ国留学もおすすめです。

2ヵ国留学とは1ヵ国目のフィリピンでコストを抑えて英語力を上げ、2ヵ国目のカナダに行きワーホリや語学留学へ参加する留学方法です。

2ヵ国留学する場合と、カナダだけに留学する場合にかかる費用感を下表で比較しています。

  スケジュール 費用
2ヵ国留学 フィリピン3ヶ月+カナダの語学学校2カ月+ワーホリ10ヶ月 約139万円~
カナダ留学 語学学校5ヶ月+ワーホリ10ヶ月 約318万円~

※期間は15ヶ月で試算

2ヵ国留学をする場合としない場合とでは、留学費用に大きな差があります。

また、フィリピン留学の授業スタイルはマンツーマン授業であるため、英語力に不安があっても安心して授業を受け、英語力を上げられるのが特徴です。

費用を安く抑えるだけでなく、英語力を短期集中で上げたい方も2ヵ国留学を検討してみてください。

1年のカナダ留学を費用だけで諦める前に奨学金の活用を検討しましょう

カナダ留学を費用だけで諦めてはもったいないです。留学に必要な費用を用意する方法の1つとして、奨学金の活用も検討しましょう。

奨学金を活用する場合は日本学生支援機構 第2種奨学金(海外)や民間の金融機関が提供する教育ローンがおすすめです。

また、教育一般貸付という国の教育ローン制度も活用できます。

教育一般貸付は、留学生一人につき最高450万円を借りられ、日本学生支援機構の奨学金との併用も可能です。

お金を借りた後は、一定の期間内に分割での返済が可能となっています。

カナダ留学を費用だけで諦める前に、奨学金や教育ローン制度の活用も検討してみましょう。

奨学金や国の教育ローン制度の利用方法についての詳しい情報を見る

1年間のカナダ留学を検討中の方は費用感も含めてタビケン留学へご相談ください

1年間のカナダ留学にかかる費用をご紹介しました。

留学には学費やビザ申請費用、航空券代、家賃などさまざまな費用がかかります。

費用を抑えて留学するには、長期留学や物価が安いエリアを選ぶこと、シェアハウスをすることなどがおすすめです。

また、航空券の購入は費用を安く抑えられるローシーズンを早めに狙いましょう。

さらに、2ヵ国留学や奨学金の活用も選択肢に入れると、費用だけでカナダ留学を諦めずに済みます。

カナダ留学を検討中の方や費用に関して不安がある方は、ぜひカナダの留学エージェント・タビケン留学へご相談ください。

一人ひとりの留学の予算や目的などに応じて、適切な留学プランを提案いたします。

無料相談も行っていますのでお気軽にお問い合わせください。

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この記事を監修した人

諸澤 良幸

諸澤 良幸

株式会社Morrow World 代表取締役社長

日本内閣府認定 NPO留学協会 RCA海外留学アドバイザー
オーストラリア政府認定PIER QEAC留学コンサルタント資格保有
JAOS 一般社団法人海外留学協議会 加盟

4年制大学法学部を卒業後大手レジャー企業に就職。複数の新規店舗立ち上げや人事業に従事した後、退社し26歳で単身海外留学。海外での英語学習と海外現地企業での管理職経験を経て2015年に株式会社Morrow Worldを設立し留学エージェントサービスを提供開始。2024年時点で9年以上留学エージェントを運営しており、「サポート無料留学エージェント」や「2カ国留学」の先駆けとして留学サポートを提供。
2020年6月にはオンラインに特化した英語コーチングサービスENGLEADを開始、2023年からは学研教室オーストラリアのFC本部の運営会社の代表取締役にも就任。
現在世界8カ国、約100名のスタッフと共に、世界で羽ばたく子どもから大人に向けて幅広く教育関連サービスを提供している。
JAOS 一般社団法人 海外留学協議会

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