フィリピン留学に必要なビザは、日本で事前に手続きする必要はございません。

現地にて申請することが可能で到着後、初日のオリエンテーションの中で必要書類を記入し各学校のスタッフもしくは学校提携のビザエージェントが取得代行してくれます。

フィリピン留学中に必要なビザに関する申請は以下の4種類があり、それぞれ留学期間によって必要なものが異なります。

※記載費用をあくまでも目安となり学校や滞在日数、などにより異なります。

ビザ関連費用

ビザに関する4つの申請

①観光ビザ延長費用　※必須

留学期間が30日以内であれば観光ビザの延長申請は必要ありません。30日を超える留学の場合は現地で観光ビザを延長しなければなりません。延長申請は学校が全て行ってくれます。

ただし、フィリピンで観光ビザを発行してもらうには、
「有効な往復航空券または、第三国へ出国する航空券を所持していること」が条件です。パスポートの有効期限の確認と往復航空券の取得は、フィリピン留学前に必ずしておきましょう。

＊ビザの延長料金は学校によって徴収料金が異なります。上記の表はある学校の料金を一例として表記しております。

②SSP(Special Study Permit)申請代　※必須

直訳すると特別就学許可証です。フィリピン留学は通常、30日以内であれば観光ビザで入国できますが、そのままでは現地で学習することが合法的に許されていません。そこで必要となるのがこの許可証です。フィリピンに滞在している外国人がフィリピン国内で勉強をするために必須な書類です。留学生は期間に関わらず必ず取得しなければなりません。

申請費用は学校によって多少異なります。

日本から申請するこはできません。フィリピン到着後、各学校が代行して申請します。また有効期限は半年で、それ以上の滞在を予定している場合、半年ごとに再度申請します。それに加え2校以上学校に行かれる場合はそれぞれの学校でこのSSPを取得する必要があります。SSPは原則１つの学校で1つ必要とお考え下さい。

※ まれにSSPを必要としない学校があります。これは、その学校が国に許可を得ずに運営している可能性があります。。そういった学校は、教育の質や安全面の観点からお勧めできません。過去に強制送還になったケースもあります。

弊社では国から認可を受けたTESDAとSSP発給の学校のみを取り扱っております。

③SSP I Card（SSP ACR-I CARD＝通称SSP-E CARD）申請代

2024年6月の法律改正で新しく作られたカードでとなり留学期間に関わらずすべての留学生が対象となります。

国境を越えた犯罪者などの監視のために作られ、到着直後に留学生全員が申請、取得が必要なものとなっています。有効期限は申請日から1年間です。

④ACR-iカード申請代

外国人登録証のことで、移民局がフィリピンを訪れる外国人の監修を強化することを目的とした身分証明証です。
フィリピンに60日以上滞在する場合に必要になります。二回目の観光ビザ延長時に合わせて申請します。有効期限は1年で、出国時には返却義務があります。

ICチップが埋め込まれ、大きさはクレジットカードと同じです。ビザの種類が一目で分かるように10種類の色で分けられ、留学生ビザはアクアブルーとされています。
こちらも手続きは、学校が代行してくれます。

⑤ECC申請代(Emigration Clearance Certificate)

出国許可書のことで、フィリピン国内で犯罪を犯していないことを証明する書類です。6ヶ月以上フィリピンに滞在する人は取得する必要があります。

出国前にご自身で移民局に行って申請する必要があります。当日中にすぐ申請が通る場合もあれば数日程度待たされるケースもあります。また有効期限は、発行から1か月となっています。ECCの取得は余裕をもって行いましょう。
＊1Peso=2.7円換算

プロ留学カウンセラーMOROが動画で解説

【プロ留学カウンセラーMOROについて】

▶留学カウンセラー資格
・内閣府認証 NPO留学協会 海外留学アドバイザー認定資格保有【RCA：170018】
・オーストラリア政府公認 留学カウンセラーPIER認定資格保有【QEAC：O451】

▶プロフィール
Morrow World Inc. の創業者
26歳での留学をきっかけに英語を学び、海外で異なる文化や価値観に触れ生活することの楽しさを知る。
その後、海外の仕事経験を生かし留学事業で起業。年間の9割以上をシドニーやセブ島を拠点に海外で生活。
世界中の教育機関を視察し、自身の経験も踏まえて「失敗しない学校選び」並びに「成功する留学プラン」を提案し留学生を全力サポート中。