フィリピンのセブ島留学が決まったら、悩むのは準備についてでしょう。

フィリピンのセブ島留学へは、パスポートや滞在ビザ、往復の航空券などを用意するほか、英語学習や貯金をする必要もあります。

そして、滞在先として寮かホテルを選んだり、実際に宿泊日数分の部屋を確保したりしなければいけません。

考えることが膨大なので、何から始めればいいか、何がいつまでに準備すべきか悩む方も多いと思います。

本記事では、セブ島留学の渡航と滞在に向けた準備について、かかる費用や期間もあわせて紹介します。

また、持ち物リストや必要な貯金額についても取り上げるため、ぜひ最後までご覧ください。

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セブ島留学の渡航に向けた準備

ここではセブ島留学の渡航に必要な下記の5つの準備を、かかる費用や期間もあわせて紹介します。

パスポート申請・発行

セブ島への渡航にはパスポートは必須です。

有効期限が滞在日数に加えて6ヶ月以上あるパスポートが必要となります。

日本人が日本で発行する場合とフィリピンで発行する場合では、パスポートの申請・発行にかかる費用に違いがあります。

それぞれの国でパスポートの申請・発行にかかる費用は以下の通りです。

	日本	フィリピン（日本円換算料金）
10年間有効（18歳以上）	16,000円	6,500ペソ（16,900円）
5年間有効（12歳以上）	11,000円	4,450ペソ（11,570円）
5年間有効（12歳未満）	6,000円	2,450ペソ（6,370円）

※1ペソ＝2.6円で換算

フィリピンでパスポートを申請・発行する場合には、フィリピンペソ現金のみの支払いとなることを覚えておきましょう。

パスポートの申請・発行に必要な書類は以下の通りです。

• 一般旅券発給申請書
• 戸籍謄本
• 写真
• 身分証明書
• 有効期限切れのパスポート（あれば）

パスポート発行にかかる期間は申請する場所によって違いますが、平均で1週間前後かかるため余裕をもって準備しましょう。

参考：領事手数料

滞在ビザ申請・発行（1ヶ月超の場合）

セブ島へ30日以上滞在する場合、ビザを申請する必要があります。

滞在ビザの申請・発行にかかる費用は以下の通りです。

入国から29日までの滞在	無料
59日までの滞在	3,600ペソ（約9,360円）
89日までの滞在	8,300ペソ（約21,580円）
119日までの滞在	11,300ペソ（約29,380円）
149日までの滞在	14,300ペソ（約37,180円）
179日までの滞在	17,200ペソ（約44,728円）

※1ペソ＝2.6円で換算

申請には申請書、パスポートと申請費用が必要です。

滞在ビザ発行には、5日程度かかります。

ビザの期限が過ぎても滞在を続けた場合、罰金を支払う必要があるので注意しましょう。

フィリピンセブ島の詳しいビザ手続きに関する詳しい情報を見る

外国人登録証（ACR I-Card）の取得（2ヶ月超の場合）

外国人登録証（ACR I-Card）とは、フィリピンに59日以上滞在する外国人が取得を義務付けられているものです。

フィリピンに渡航してきた外国人の監修を強化するためのものです。

フィリピン移民局から発行され、申請にはパスポートと申請費用の3,000ペソ（約7,800円）が必要になります。

有効期限は1年間で、出国するときには返却義務があるため滞在中は大切に保管しましょう。

※1ペソ＝2.6円で換算

往復分の航空券の購入

セブ島への渡航は、FSC（大手航空会社）よりもLCC（格安航空会社）の航空券を利用すると費用を抑えられます。

それぞれの航空券の費用相場は以下の通りです。

航空会社	スケジュール	費用	所要時間
FSC（ANA）	1月出発、4月帰国	291,782円	平均5時間（直行便）
LCC（cebu pacific）	1月出発、4月帰国	69,263円	平均5時間（直行便）
LCC（T’way/cebu pacific）	1月出発、4月帰国	60,120円	平均17時間（乗り換え1回）

参考：スカイスキャナー

為替レートの影響を受けるため、時期によって価格が変動します。

フィリピンへの入国には、往復分のチケットが必要です。

滞在日数が30日以上で、帰国のタイミングが未定の場合には「捨てチケット」を用意しましょう。

捨てチケットとはフィリピンから格安で行ける第3国へのチケットのことで、フィリピンに入国するためだけに使います。

フィリピンに入国してから帰国日を決められるのも、捨てチケットを活用するメリットです。

フィリピン留学の航空券取得方法に関する詳しい情報を見る

職場・学校・周囲への連絡

セブ島への留学をするにあたり、休学や休職をする場合は職場や学校へ事前に連絡する必要があります。

いつからいつまでの期間、休学・休職をするのか相談しておきましょう。

また休職をする場合は、休職中の仕事の引継ぎ、帰国後の仕事など先のことを含めて話し合っておくことが大切です。

また、家族や友達など周囲の人へも心配をかけないように、早めに連絡しておいてください。

セブ島留学の滞在に向けた準備

ここでは、セブ島で生活するうえで必要な準備について紹介します。

十分な英語学習

まずは、セブ島留学の滞在に向けて英語学習に余裕をもって取り組んでおくことが大切です。

日常会話ができる程度でネイティブのスピードに慣れておくと授業についていきやすい、アルバイトなどに採用されやすいなど大きなメリットがあります。

渡航する前には、最低でも英語の基礎知識が分かるレベルまでは学習をしておくのがおすすめです。

英語が全くできないまま留学すると授業が理解できず、日常会話も成り立たないので生活に支障が出るリスクがあります。

また、想定していた英語力の基準に達していないまま帰国を迎えてしまう可能性もあるため入念に勉強しておきましょう。

留学前に必要な英語力に関する詳しい情報を見る

宿泊地・滞在先までの交通手段の確保

フィリピンのセブ島留学の滞在先は、内部寮か外部ホテル寮の2種類から選びます。

内部寮とは、学校内や学校と同じ敷地内にある宿泊施設のことです。共同生活になりますが、費用が安い、学校と同じ場所にあるため通学時間が0分で交通手段に困らないなどのメリットがあります。

外部ホテル寮では、学校が提携しているホテルに宿泊できます。内部寮とは違い1人部屋であることが多いため、プライベートの時間を確保しやすいのがメリットです。

しかし、提携のホテルは学校から離れていることが多く通学に時間がかかるため、交通手段の確保が必要になります。また、内部寮よりも費用が高くなります。

滞在先のホテルまでの交通手段も自分で手配することが多いため、確認しておきましょう。

学校のサービスで、ホテルからスクールバスが出ている学校もありますが、交通量や時間によって、スクールバスが来ない場合もあります。スクールバスがない場合、徒歩になるのでホテルから学校までの距離は確認しておいてください。

自分が好み・許容できるライフスタイルに合わせて滞在先を選びましょう。

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語学学校への入学手続き・入学許可証（SSP）の取得

フィリピンのセブ島の語学学校には、さまざまな特色があります。

語学学校のタイプは学校の規則の厳しさによって、スパルタタイプとノーマルタイプの2種類に分けられます。

スパルタタイプの学校は平日の外出が禁止され、小テストや授業後の強制学習・母国語禁止のルールもあるのです。

一方、ノーマルタイプの学校では規則が優しく、平日であっても授業後に外出でき門限もありません。また、小テストや授業後の強制学習などもなく、自習は自由であるため自分でスケジュール管理ができます。

また学校のタイプの他にも費用やカリキュラム、国籍の比率、設備環境などさまざまな特色があるため、優先順位を決めて学校選びをしましょう。

セブ島留学におすすめの語学学校は以下の通りです。

1. CIA マクタンキャンパス 
2. IMS Academy
3. GLC（Global Language Cebu）

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滞在費用に余裕をもった貯金

セブ島留学に向けて、滞在費用の用意も必要です。

実際にどれくらいの滞在費用が必要なのか、滞在期間別に以下にまとめました。

滞在期間	2週間	1ヶ月	6ヶ月	1年間
学費＋宿泊費	38,400ペソ （約100,000円）	57,700ペソ （約150,000円）	346,000ペソ （約900,000円）	576,900ペソ～ （約1,500,000円～）
水道光熱費＋お小遣い	8,400ペソ （約22,000円）	13,400ペソ （約35,000円）	65,400ペソ （約170,000円）	169,000ペソ （約440,000円）
その他の費用	8,800ペソ （約23,000円）	11,500ペソ （約33,000円）	57,600ペソ （約150,000円）	115,300ペソ （約300,000円）
合計	55,600ペソ （約144,560円）	82,600ペソ （約214,760円）	157,600ペソ （約409,760円）	861,200ペソ （約2,239,120円～）

※1ペソ＝2.6円で換算

その他の費用として、就学許可証のSSRや海外留学保険、ビザなどの費用が含まれています。

上記の費用は目安ではありますが、余裕をもって貯金しておきましょう。

セブ島留学にかかる費用に関する詳しい情報を見る

海外留学保険への加入

フィリピンへ留学する際には、海外留学保険への加入が必須です。

海外留学保険に加入する際にかかる費用は、滞在期間によって違います。

海外留学保険費用の相場を以下の表にまとめました。

期間	費用
3ヶ月	55,000〜65,000円
6ヶ月	100,000〜150,000円
1年間	200,000〜260,000円

 

日本では珍しいデング熱や狂犬病などの病気に感染するリスクや、環境の違いから体調を崩しやすくなる可能性もあるため、海外留学保険には加入しておきましょう。

海外留学保険の種類と特徴に関する詳しい情報を見る

格安SIM・海外用スマホの調達

フィリピンでスマホを使うには、現地の格安SIMを購入し、現地のキャリアに接続する方法がおすすめです。

フィリピンのSIMカードはコンビニなどで安く購入でき、手軽に使えるメリットがあります。

フィリピンでスマホを使う流れは以下の通りです。

1. SIMフリーの端末を用意する
2. SIMカードを購入する
3. SIMカードと同じキャリアのプリペイドカードを購入する
4. プリペイドカードに使いたい分をチャージする
5. 料金プランを設定する

SIMカードは、フィリピンの有名な大手キャリアであるGlobeかSmartのどちらかを使いましょう。

最も高いプランでも1ヶ月999ペソ（約2,600円）で8GB使えます。

また、1日～1ヶ月まで細かいプランの種類があり、自由にプラン設定の変更もできるので利便性が高いです。

日用品の購入

セブ島留学に持って行ってよかったものをリストにまとめました。ぜひ参考にしてみてください。

クレジットカード	ホテルやレストラン、大型スーパーで使用できるクレジットカード。身分証明書としても役立ちます。
常備薬	慣れない環境から体調を崩してしまうことがよくあります。飲み慣れている日本の薬を持って行きましょう。
筆記用具	現地の物は質が低く、すぐに使えなくなってしまうことも多いため、質が高く使いやすい日本の筆記用具がおすすめです。
タオル・バスタオル	フィリピンでは各部屋にタオルは常備されておらず、現地のものよりも日本のものの方が値段も質も良いため、持って行くことをおすすめします。
パーソナルケア用品	フィリピンの物は日本人の肌に合わない可能性があります。使い慣れた物を持って行きましょう。
変圧器	フィリピンの電圧は220V/60Hzです。日本製品の中には対応していない物もあるため、変圧器があると便利です。
トイレットペーパー	フィリピンのトイレにはトイレットペーパーの設置がないことが多いため、トイレットペーパーを持っていくか、持ち歩けるポケットティッシュを持っておくようにしましょう。

他にも、ノートパソコンなど学習に使うものは現地で調達すると費用が高いため、持って行くことをおすすめします。

現地サポート探し

セブ島留学中に現地で分からないことや困ったことがあったとき、1人で解決できない場合もあります。困ったことがあったときに頼れる人を探しておきましょう。

現地で頼れる人は知り合いや海外留学の先輩なども考えられますが、エージェントを頼ることをおすすめします。

エージェントならフィリピンのセブ島留学エージェント・タビケン留学へご相談ください。タビケン留学では、海外の提携学校が100校以上あり、緊急時の24時間対応も行っています。

基本サポートは無料ですので、ぜひお気軽にお問い合わせください。

セブ島留学の準備を一人で進めるのが不安ならタビケン留学へご相談ください

ここまで、セブ島留学に向けての準備について紹介してきました。

留学や海外への渡航経験がない方にとっては、一人で準備を進めることに不安があると思います。

安心してセブ島留学の準備を進めたい方は、フィリピン・セブ島の留学エージェント・タビケン留学にぜひご相談ください。

渡航前準備から留学中のサポートまで基本無料で提供しております。

留学の経験豊富なプロの留学エージェントが一人ひとりの目的や目標に沿って最適なプランを提供いたします。

興味をもった方はお気軽にお問い合わせください。

セブ島留学の準備はどれくらいの期間かかる？パターン別に紹介

フィリピンのセブ島留学に向けて、期間に余裕をもって準備を進めることが大切です。

留学生のみで全て準備をする場合と、留学エージェント・タビケン留学のサポートを受けながら準備を進める場合とで、必要な期間は異なります。

それぞれの期間を以下の表にまとめました。比較して見ていきましょう。

期間	留学生のみ	留学エージェント・タビケン留学のサポートを受ける場合
余裕をもった期間	18ヶ月	12ヶ月
平均的な期間	12ヶ月	10ヶ月
最低でも必要な期間	6ヶ月	6ヶ月

 

留学エージェント・タビケン留学のサポート受ける場合には、比較的短い期間で準備を進められます。

さらに、タビケン留学ならプロの留学エージェントが無料で丁寧にサポートするため、保険やビザ申請など一人では難しい手続きも安心して進められます。

セブ島留学の持ち物リスト作成・調達・パッキング時のポイント

ここでは、実際にセブ島留学へ持っていく物のリスト作成や調達、パッキング時のポイントを紹介していきます。

現地調達できるものは基本的に持ち込まない

セブ島留学への持ち物を用意するポイントは、現地調達できるものは基本的に持ち込まないことです。

日本で使い慣れた物をすべて持っていきたい気持ちもあると思いますが、荷物が多くなると不便です。

現地で調達できるものもあるため、特に長期の滞在の場合にはすべて持ち込みでカバーしようとせず、現地で調達できるものは購入を前提に用意を進めましょう。

石鹸やシャンプー、ティッシュなどは種類が多く、さらに格安で購入できるため、持ち込まずに現地で調達することをおすすめします。

薬・生理用品・化粧品など使い慣れたものがいい持ち物を優先する

薬や生理用品、化粧品などは使い慣れた物を持ち込みましょう。

現地で調達もできますが、日本人向けに作られていないこともあるため、身体に合わなかったり肌が荒れたりする可能性があります。また、目薬は現地の薬局では売っていない場合もあるため、持っておくことがおすすめです。

使い慣れた物がいい持ち物を優先して持ち物リストを作っていきましょう。

空港の保安検査・入国審査で持ち込めるかを確かめておく

優先度が高い物をもとに持ち物リストを作成し準備していきますが、忘れてはいけないのが空港の保安検査・入国審査です。

優先度が高い持ち物でも、保安検査や入国審査に通過できない場合や、違反となり罰金を取られたり課税されたりする場合があります。

現地調達する方が良い場合もあるため、事前に空港の保安検査や入国審査で持ち込めるかを確かめておきましょう。

フィリピンの入国審査に関する詳しい情報を見る

絶対になくしたくないものはスーツケースに入れない

絶対になくしたくないものや高価なもの、すぐに必要なものはスーツケースに入れず、手荷物に入れておきましょう。

万が一、ロストバゲージに遭ったときの対策となります。

ロストバゲージとは、出発した空港で預けた荷物が到着した空港で出てこず、荷物を紛失することです。

ロストバゲージに遭うとせっかく用意した持ち物もスーツケースに入れていた場合、荷物ごと失います。

渡航初日から大事なものをなくすと不安が増幅し、ネガティブな留学のスタートになるほか、入国審査など現地での手続きが滞る事態にもなりかねません。

そのため、絶対になくしたくないものなどは手荷物に入れておき、ロストバゲージに遭っても困りにくいように対策しておきましょう。

セブ島留学に必要なものは現地でも手配できることは念頭に置く

セブ島留学に必要なものを紹介してきましたが、必要なものは現地でも手に入ることがほとんどです。

完璧に準備をしようとせず、できる範囲で無理なく準備を進めていきましょう。

また、セブ島留学に向けて不安や疑問がある場合には一人で解決しようとせず、留学の経験や知識が豊富な留学エージェント・タビケン留学を頼ってください。

留学のプロフェッショナルが準備から手続き、留学生活まで徹底的にサポートいたします。

帰国後の進路・就職先まで考えて準備しておくと安心

セブ島留学に出発する前に、帰国後のことまで考えて準備しておくと安心です。以下を参考にして、その後のことまで頭に入れて留学すると充実しやすくなります。

• 復職・復学時期を明確に伝える（時期が明確な場合）
• 転職・就職活動の進め方を検討する
• 渡航中の日本の自宅はどうするのか決めて手続きする
• 2カ国留学・別の国でのワーホリを前提にセブ島へ行く

留学を終えて帰国した後の計画をできるだけ細かく明確に検討して準備しておきましょう。

休職・休学を伴う留学で期間が明確な場合は、学校や職場に伝えておきましょう。

また、日本で借りていた家がある場合、留学中も契約したままにするのか、一度解約するのかを大家さんなどに相談し決めて手続きする必要があります。

さらに、セブ島留学後に別の国へ渡航する2カ国留学を検討している方は、次の国での生活まで念頭に置いて準備することがおすすめです。

セブ島留学の後のことまで考える際、何を考慮すべきかわからない、将来が不安だという方はタビケン留学へ気軽にご相談ください。その後のキャリアの相談まで一貫して受け付けております。

セブ島留学の準備や持ち物は余裕をもって済ませ安心して渡航しよう

今回は、フィリピンのセブ島留学の渡航や滞在に向けての準備について紹介しました。

公的な手続きから必要な英語学習や宿泊地、交通手段の確保、貯金、また持ち込むものの準備など期間に余裕をもって準備を進めることが大切です。

また、保安検査や入国審査、ロストバゲージへの対策や帰国後の計画も忘れずに実施しておきましょう。

一人でセブ島留学の準備を進めることに不安がある場合は、ぜひ留学エージェント・タビケン留学にご相談ください。

無料相談も行っているため、興味をもった方はお気軽にお問い合わせください。

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