オーストラリアでカフェ留学
小さい頃から海外での暮らしに憧れ、オーストラリアにやって来られた楓さん。現在はシドニーのカフェで働きながら学校にも通い、充実した生活を送っておられます。バリスタのお仕事について詳しく聞かせていただきました!
Profile
プロフィールお名前 | 渡辺楓 | ||
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性別 | 女性 | ||
留学時の年齢 | 23歳 | ||
経歴 | 大学卒業後、ショップ店員 | ||
オーストラリアの滞在歴 | オーストラリア3年半 | ||
オーストラリアの渡航時期 | 2017年10月~2021年(予定) | ||
留学タイプ | ワーキングホリデー / 専門留学・TAFE(学生ビザ) /
滞在地域 | シドニー /
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Experience
体験談元々海外での生活に憧れていたんです。日本にいた頃はVMX(自転車競技)をやっていて、レースでいろんな国に行ったことがあるんですけど、いつも1週間程度のショートステイだったので、「もっと長い期間外国に住んで、現地の文化を感じたい!」って思ったのがきっかけでした。親も「行きたいなら若いうちに早く行きなさい」っていう感じで背中を押してくれました。大学を卒業した後にショップスタッフとして働いてお金を貯めた後に留学を開始しました。
カナダやイギリスも迷ったんですけど、天候が良くて過ごしやすいところに行きたいという理由でオーストラリアに決めました。その中でも、私の大好きな自然も海も山もお買い物できる場所も全揃っているので、シドニーを選びました。
シドニーに来る前は、もし仕事が見つからなくてお金が無くなったらどうしようっていう不安はあったんですけど、きっとなんとかなるだろう!という気持ちで日本を出発しました。
オーストラリアはカフェ文化が盛んだということを知り、私自身も元々コーヒーが好きだったということもあって、カフェで働きたいと考えるようになりました。それまでカフェで働いた経験はなかったということもあり、最初の1ヶ月はバリスタの知識が学べる学校に通いました。その後はお金を貯めるためにクイーンズランド州のフレーザー島にあるホテルに2ヶ月間住み込んでハウスキーパーのインターンをしました。けど、シドニーに戻ったあとカフェの仕事を見つけるのに1ヶ月かかってしまって、インターンで貯めたお金は全部なくなってしまいました。求人サイトからメールを送る以外にも履歴書をいろんなカフェに配って歩いたんですけど、お店の方に覚えてもらえるようにと毎回食事をして帰ったので、いっぱいお金を使ってしまったんです。ちょうどお金が無くなるタイミングで運よく仕事が見つかったので助かりました(笑)
初めはボンダイビーチの近くのカフェで働き始めたんですけど、そこで仲良くなったお客さんに「シティにある自分のカフェでも働かない?」って誘っていただけて。そこからカフェの仕事を二つ掛け持ちで始めました。
ボンダイビーチのカフェは、インスタ映えを求めてやってくるお客さんが多くて、そんなに忙しくないです。シティのカフェは警察、弁護士、学校の先生、オフィスワーカーの方が利用される、ローカルなカフェです。カフェでは基本的にレジをしていますが、コーヒーを作ることもあります。
働き始めてすぐの時はオーダーの聞き取りが大変でした。オーストラリアの人って、自分のこだわりが強くてスペシャルオーダーされる方も多いんです。あとは、いろいろな国からのお客さんが来られるので、発音やアクセントも難しかったです。もし聞き取れなかったときは分かるまで何回も聞き返したり、紙を持ってきて書いてもらったりしました。
カフェで働いて、リスニング力が伸びたと感じています。自信をもって話せるようにもなりました。バリスタとしても、手際よくコーヒーを作れるようになりました。
ワーホリビザの期限が切れた後は学生ビザに切り替えました。今はビジネスカレッジに通いながらカフェでの仕事も続けています。ビジネスのことを学んでおけば、日本に帰ってもし自分でお店を開くことになったら使えるからと思って、今の学校を選びました。平日は朝からお昼まで働いて、仕事が終わったら学校の課題をして、5時ごろから授業を受けています。
休みの時にはカフェ巡りをしたり、お酒が好きなのでバーに行ったりもします。住んでいるシェアハウスの友達も仲が良くて、一緒に遊びに行くこともあります。シェアメイトが車を持っているので、遠出もしますね。キャンベラにも車で行きました。
一緒に働いているスタッフも、一緒に住んでいる人たちも全員大好きで、充実した毎日を送っています!
これまでの留学生活で一番印象に残っている出来事は、口座の残高が0になったことです。お金が無くなってしまったんですけど、日本にいる親に心配はかけたくなかったので何も言いませんでした。けど、本当にちょうどいいタイミングで働けるカフェが見つかったので助かりました。そんな感じで大変なこともありましたけど、日本に帰りたいとはならなかったです。「何としてもこれまで使った分以上のお金を稼いで帰るぞ!」っていう気持ちだったので。
日本にいたときの自分と比べて自立したなと感じています。以前は親と一緒に住んでいて全て親任せだったんですけど、オーストラリアに来て初めて自分で家事もお金の管理もできるようになりました。あとは、視野が広がったなと思っています。オーストラリアに来る前はずっと海外への憧れが強かったんですけど、オーストラリアで暮らすようになってから日本のいい部分も見えるようになりました。これまで見えなかったものが見えるようになって、成長したなと思います。
学生ビザの期限はあと2年なんですけど、その間にパートナーを見つけたいです!オーストラリアが本当に好きなので、将来もオーストラリアにずっと暮らしたいんです。空、海、食べ物、人、オーストラリアの全部が大好きです!!
オーストラリアのカフェで働くのは本当に楽しいです。日本よりもコーヒーやミルクの種類が多いし、飲み方も様々です。カフェ文化が発達しているオーストラリアならではですね。
けど、働く場所を見つけるのは簡単ではないです。なので、アプライするときには自分の強みを知って、アピールできるようになっておくことが大切です。長所を上手に伝えられれば相手の印象にも残るし、採用にも有利に働くと思います。なので、英語が喋れること以外に何かアピールポイントを用意しておいてください!
迷ったら、とりあえず挑戦してみること!実際何とかなるもんです。私も最初はお金のことが心配だったけど、今は何とかなっています。周りの人も助けてくれますしね。
オーストラリアに来る前には、英語の文法だけじゃなく英会話の練習もしてきた方がいいです。日本にいるときから英語を喋れる環境に身を置いて慣れておくことが理想的です。最近はいっぱいアプリもありますし、いろいろ活用して、自信をつけてから来てください!
学生ビザに切り替えオーストラリアの滞在を延長するタイミングでタビケン留学にお世話になりました。周りの友達にもタビケン留学を使ってる人がいたし、何よりカウンセラーさんが信用できる方だったので、こちらにお願いしようと決めました。主には、学校の紹介と学生ビザの申請をサポートしてもらいました。私の場合ビザの申請は特に少し申請内容が複雑なこともあったのですが、連絡したらすぐに返ってくるし、説明も分かりやすくて本当に助かりました。もしここでお世話になっていなかったら、諦めて日本に帰ろうってなってたかもしれないです(笑)