かつてスワン川流域には数多くのアボリジニー(オーストラリア先住民族)が住んでいましたが、1829年にジェームズ・スターリン総督率いる開拓団が入植を開始し、パースの町の基礎を築きました。
1856年にパースは市となり、1890年代には、クールガーディーやカルグーリーボールダーなどの地域で金が発見され、大規模な開発が進みました。1901年、西オーストラリア(WA)は植民地からオーストラリア連邦の州へと移行し、パース市は州都となりました。「パース」の名はスコットランドの都市名に由来するといわれています。
1901年にはフリマントル港が開港、1917年には大陸横断鉄道が開通し、更に経済が活発になりました。現在はその活気ある経済と、暮らしやすい地中海性気候、都会でありながらリラックスできるライフスタイルが人気で、日本やアジアからの留学生は他都市より比較的少ないですが国際色豊かな都市となっています。
タビケン留学では、パースを初めとしたオーストラリアへの留学をサポートをしています。お気軽にご相談ください。
パースはオーストラリア第四の都市として、ショッピングセンターや交通機関が発達した非常に便利な街です。シドニーやメルボルンほどではありませんが、アジア系のスーパーなどのお店や日本食レストランも増えてきています。公共交通機関も発達しており、パースでは週6時間以上学校に通う方には公共交通機関の学割が適応されるなど、他の都市にはない特典もあります。また、市内には10〜15分おきに無料バスが走っており、市内の移動も大変便利で生活がしやすい環境です。このように、パースでは非常に快適な生活環境が整っていますが、都会の喧騒を感じることはなく、ゆっくりとした時間が流れる洗練された街なので、心に余裕を持てるような落ち着いた留学生活を送ることができます。
オーストラリアは日本人に大変人気のある留学先のため、全体的に日本人は多くなりますが、その中でもパースは比較的日本人の少ない街です。日本人が多いことによるメリットもたくさんありますが、日本人が少ないことにより語学学校内でも日本人の割合が少なかったりと、必然的に英語を話す機会が多くなり、英語の上達に繋がりやすくなります。また、パースにはヨーロッパや中東を中心とする世界中の留学生が集まっていて、地元のオーストラリア人だけでなくグローバルな友達作りがしやすいと言えます。このような地域からの留学生は英語のスピーキング力がとても高い人が多く、一緒に会話をすることはスピーキング練習にもいい刺激となるでしょう。
パースには語学学校以外にも、専門学校や大学、大学院などの幅広いレベルの教育機関があり、進学の選択肢も多いです。特に西オーストラリア大学は、オーストラリアの名門大学の総称であるグループ・オブ・エイトの一つで、数多くのコースの中でも鉱物学、スポーツ関連、海洋学、農林学などは世界的に高い評価を得ています。このようにパース留学では、語学学校に通って英語力アップしたのちに、さらに専門的な知識やスキルの習得を目指したいという人にも向いています。
パースは西オーストラリアにあり、オーストラリアを代表する美しい自然を楽しむことができます。パース市内にも大きな川や緑あふれる場所がありますが、西オーストラリアでしか見られない絶景もたくさんあるため、長期休みなどを利用して、旅行に出かけられることをオススメします。パースから60分前後で行けるロットネスト島には、「世界一幸せな動物」として有名なクオッカが生息しており、人気のスポットとなっています。このようにパースでは、広大な大自然と、その大自然の中に生息するたくさんの種類の野生動物が見られるというメリットがあり、オーストラリアらしい貴重な体験をすることができます。
パースは便利で大変住みやすい街ですが、シドニーやメルボルンなどに比べると娯楽は少なく、イベントなどが好きな方には退屈に感じるかもしれません。パースの人々はアウトドアアクティビティやホームパーティなどをして休日を過ごすため、そういったパースらしい生活が好みの方には向いていると思います。
オーストラリアの主要都市は多くが東海岸にあり、西海岸にあるパースは「世界一孤立した都市」と言われており、オーストラリアの他のどの主要都市よりも離れた位置にあります。そのため、滞在期間中にオーストラリアのいろんな都市を訪問したい!という方にとっては、パースから他の都市へは時間も費用もかかるため、負担となってしまうかもしれません。いろんな都市に行ってみたい!という方は、他のキャンパスへの転校が可能な語学学校もあるため、そういった学校を洗濯するのも一つの手だと思います。
パースはオーストラリア第四の都市とはいえど、シドニーやメルボルンなどに比べると求人数は少なくなります。また、英語力の高いヨーロッパや中東からの留学生も多いため、ローカルの仕事をゲットしようと思うと、かなり英語力やスキルが必要となります。しかし、パースにはファームの求人が多いため、セカンドワーキングホリデービザを取得したいワーホリの方にとっては、仕事が見つけやすい環境と言えます。
オーストラリアの英語は元々訛りがあることで有名ですが、西オーストラリアで独立した都市であるパースは、その訛りがより強いという特徴があります。特に留学当初は慣れるまで聞き取りに苦労することも多く、慣れてきた頃でも郊外に行けば何度も聞き返さなければ分からないということも多いでしょう。しかし、語学学校の先生は他の都市と同じような英語で授業を行ってくれるため、自分の英語が訛ってしまうといった心配はする必要はありません。
項目 | 費用 |
---|---|
合計 | 約380万円〜 |
航空券 | 6〜12万円 |
語学学校 | 約140万円 |
滞在費 | 10万円(ホームステイ1ヶ月)+ 66万円(シェアハウス11ヶ月) |
ビザ | 710豪ドル(約71,000円)※1豪ドル=100円で換算 |
海外旅行保険 | 24万円 |
OSHC費用 | 735豪ドル(14ヶ月分) |
その他雑費 | 約120万円 |
項目 | 費用 |
---|---|
合計 | 約175万円〜 |
航空券 | 6〜12万円 |
語学学校 | 約70万円 |
滞在費 | 10万円(ホームステイ1ヶ月)+ 30万円(シェアハウス5ヶ月) |
ビザ | 710豪ドル(約71,000円)※1豪ドル=100円で換算 |
海外旅行保険 | 11〜14万円 |
OSHC費用 | 366豪ドル(7ヶ月分) |
その他雑費 | 35〜65万円 |
項目 | 費用 |
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合計 | 約90万円〜 |
航空券 | 6〜12万円 |
語学学校 | 35万円 |
滞在費 | 10万円(ホームステイ1ヶ月)+ 12万円(シェアハウス2ヶ月) |
ビザ | 20豪ドル(約2,000円)(観光ビザ) |
海外旅行保険 | 5〜7万円 |
OSHC費用 | 209豪ドル(4ヶ月分) |
その他雑費 | 17〜35万円 |
項目 | 費用 |
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合計 | 約40万円〜 |
航空券 | 約6〜12万円 |
語学学校 | 約13万円 |
滞在費 | 約10万円〜(ホームステイの場合) |
ビザ | 20豪ドル(約2,000円)(観光ビザ) |
海外旅行保険 | 約1〜2万円 |
OSHC費用 | 104豪ドル(2ヶ月分) |
その他雑費 | 約7〜12万円 |
項目 | 費用 |
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合計 | 約20万円〜 |
航空券 | 6〜12万円 |
語学学校 | 5〜7万円 |
滞在費 | 4〜6万円(ホームステイの場合) |
ビザ | 20豪ドル(約2,000円)(観光ビザ) |
海外旅行保険 | 約1万円 |
OSHC費用 | 51豪ドル(1ヶ月分) |
その他雑費 | 3〜7万円 |
日:アルバイト
月:授業
火:授業
水:授業+アルバイト
木:授業+アルバイト
金:授業+アルバイト
土:ピナクルズやピンクレイクなど長距離ドライブへ
1年間しっかり英語を勉強することによって、かなり英語力が身に付きます。最初は日本人向けのアルバイトをしていたのが、後半にはローカルのお店などでアルバイトができるようになるなど、留学中に経験できることも増えます。また、英語力が上達することにより、専門学校への進学も可能になるなど、新たな選択肢も生まれてくるでしょう。西オーストラリアにはたくさん観光スポットがありますが、パースから離れた場所にも多いため、長期休みを利用してそういったスポットへ遊びに行くことも可能です。
日:世界一幸せな動物、クオッカに会いにロットネスト島へ
月:授業+アルバイト
火:授業
水:授業+アルバイト
木:授業
金:授業+アルバイト
土:アルバイト
オーストラリアの学生ビザは48時間/2週間までは就労することが可能なため、現地でアルバイトの経験をすることができます。アルバイト中やシェアメイト・友人などと英語を話す機会も増えるため、より生きた英語を身につけることができます。世界一幸せな動物、クオッカに会いにロットネスト島などいろんな場所へ観光に行けます。
日:カフェでのんびりリラックス
月:授業
火:授業+放課後はスカボロービーチでリラックス
水:授業
木:授業
金:授業
土:スワンバレーでワイナリー巡り
大抵の留学生は3ヶ月経った頃から急に英語を理解できるようになり、帰国時にはスムーズに話せるようになってきます。そのため、語学学校の教師や友人との会話も段々スムーズになって来るでしょう。生活にも慣れてくるので、外出の機会が増えたり、ネイティブの友人もできるかもしれません。
日:ショッピングをしながら英語学習
月:授業
火:授業+放課後は市内を散策
水:授業
木:授業
金:授業
土:ロッキンガムでイルカウォッチング
元々の英語力によりますが、ショッピングなどの日常生活や友達との簡単なコミュニケーションなどができるようになります。パースは公共交通機関が発達しているので、放課後はショッピングや水族館へ行くなど、パース市内を散策することによってより英語に触れる機会も増えるでしょう。
日:パース到着
月:語学学校入学(オリエンテーションやレベルチェックテスト)
火:授業
水:授業+市内を散策
木:授業
金:授業
土:ホストファミリーとBBQ
身に付く英語力はレベルによって様々ですが、パースの街の雰囲気を知ることができたり、カフェやレストランなどで英語で注文する経験ができます。また、ホームステイであれば、料理や国民性などオーストラリアのことを知ることもできます。限られた時間で英語力を伸ばしたり、パースを満喫するために、積極的に出かけることをオススメします。休日はパースらしく、ホストファミリーとBBQを楽しむこともオススメです。
季節 | 春 | 夏 | 秋 | 冬 | ||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 |
平均最高気温 | 19℃ | 21℃ | 25℃ | 27℃ | 31℃ | 31℃ | 29℃ | 24℃ | 20℃ | 18℃ | 17℃ | 17℃ |
平均最低気温 | 10℃ | 11℃ | 14℃ | 16℃ | 18℃ | 18℃ | 17℃ | 14℃ | 11℃ | 9℃ | 9℃ | 9℃ |
服装 |
10月頃までは日中も長袖が必要。朝晩は気温が下がるため、ジャケットなどを持ち歩いた方が良い。 |
日中は半袖で過ごせるが、朝晩は気温が下がるため、夜は薄手の長袖があると快適。 |
4月頃まで日中は半袖で過ごせることもあるが、朝晩は気温が下がるため、基本的に厚手の長袖(薄手のジャケットやセーター)と長ズボンが必要。 |
日中も厚手の長袖やジャケットと長ズボンが必要だが、朝晩は更に気温が下がるので、厚手のコートが必要。パジャマも厚手の服の方が良い。 |
パースの人口 | 2,022,044人 |
州面積 | 2,529,875 km² |
日本との時差 | -1時間(サマータイム無し) |
主な産業 | パースを含むWA州では鉱物や天然資源にかかわる産業が盛ん。天然資源開発のために商社や電力・ガス会社などの日系企業の拠点も多く進出している。パースの郊外では農業やワイン生産も行われている。パースでは特有の文化による仕事はないため、オーソドックスな仕事に就くことが多いです。ワーキングホリデーではジャパニーズレストラン・ツアーガイド・ファームジョブなどの仕事にも挑戦できます。 |
フライト |
日本からの直行便なし。シドニーやケアンズ、ゴールドコーストで乗り継ぐ必要あり 2019年9月に成田直行便が就航予定。 |
所要時間 |
13~20時間 |
空港名 |
パース国際空港 Perth International Airport |
パース空港からシティへ行くには、シャトルバス、路線バス、タクシーを使うのが一般的。荷物が多い人はシャトルバスの利用が便利ですが、行き先がホテルとなるため注意が必要です。タクシーでも40ドル程度なので、複数人の場合はシャトルバスより割安となります。最も安価な手段は路線バスです。
エアポート・シャトル |
国際線と国内線のターミナルからそれぞれ、市内の主要ホテルに向かうエアポート・シャトルバスが出ている。フライト時間に合わせて運行。国際線ターミナルから利用する場合は、料金18豪ドルで市内までは約40分。国内線ターミナルから利用する場合は、料金15豪ドルで市内までは約40分。 |
路線バス |
国内線ターミナルからは市営バスの37番のバスが市内の中心に向けて毎日運行している。エスプラネード・バス・ポート、ヴィクトリア・パーク・トランスファー駅、ベルモンド・フォーラム・ショッピングセンターなどを経由し、キングス・パークまで行く。空港〜市内の路線バス料金は約5豪ドル。 |
タクシー |
乗り場は国際線、国内線ともに、それぞれのターミナルの正面玄関前にある。国際線、国内線ともに市内までは約30分、料金は40豪ドル程度。空港発の場合、別途2豪ドルが加算される。 |
レンタカー |
国際線、国内線の各ターミナルの1階にレンタカー会社のカウンターがある。空港から利用できるのは以下の5社。 エイビス(Avis) ℡ 08-9477-1302 ハーツ(Hertz) ℡ 08-9479-4788 バジェット(Budget) ℡ 08-9277-9277 スリフティ(Thrifty ) ℡ 08-9464-7333 ヨーロップカー(Europcar) ℡ 08-9226-5033 |
トランスパース(路線バス、電車、フェリー) |
「トランスパース」はパースの公共交通機関で、バスや鉄道、フェリーを運営している。この3つの乗り物は1種類のチケットで利用できる。料金はゾーン制で、距離や時間に応じて8つのゾーンに区分されている。市の中心から郊外へ放射線状に0から8までのゾーンが決められており、移動したゾーン数に応じて料金を支払う。 チケットの有効期限は1~4ゾーンが発行後2時間、5~8ゾーンが発行後3時間。時間内であればゾーン内の移動は自由にできる。また、市内中心部の0ゾーンは無料で移動できる。 チケットにはほかに、15~25%の割引き料金で乗車できるスマートライダー(プリペイドICカード)がある。10豪ドルでカードを購入し、事前に料金をチャージして使用するシステム。 割引タイプのチケットは、トランスパース・インフォメーション・センターや新聞スタンドで購入できる。 |
キャットバス | パースとフリーマントルの中心部で運行している完全無料のバス。パース市内では行き先ごとに黄色、青、赤とカラーで分けられている。 |
タクシー | パースには基本的に流しのタクシーがいないため、駅や空港、ホテル、ショッピングモールなど主要拠点のタクシー乗り場から乗車する。または、以下の主要タクシー会社に連絡。
Swan Taxi(Tel:13 13 30) |
レンタカー | 近郊へ足を伸ばしたり、滞在中の行動範囲を広げるならレンタカーが便利。空港にも大手レンタカー会社の窓口がある。料金は時間制で設定されており、走行距離無制限の場合がほとんど。 |
*公共交通機関は「平日」「土曜」「日曜・祝日」で運行時間が異なります。
ニュー・イヤーズデー New Year’s Day |
毎年1月1日 |
オーストラリア・デー Australia Day |
毎年1月26日 |
レイバー・デー Labour Day |
3月第1月曜日 |
グッド・フライデー Good Friday |
オーストラリアの秋分の日以降、最初の満月が出た次の金曜日 |
イースター・マンデー Easter Monday |
オーストラリアの秋分の日以降、最初の満月が出た次の月曜日 |
アンザック・デー Anzac Day |
毎年4月25日 |
ウェスタン・オーストラリア・デー Western Australia Day |
6月第1月曜日 |
クイーンズ・バースデー Queeen’s Birthday |
9月最終週の月曜日 |
クリスマス・デー Christmas Day |
毎年12月25日 |
ボクシング・デー Boxing Day |
毎年12月26日 |
*祝日は年毎に日付が変わるものもあります。
シティの1人部屋 | 170豪ドル |
シティの4人相部屋 | 130豪ドル |
オーストラリアの他都市に比べ、給与が高く家賃が安いことで知られるパース。シェアハウスの場合、シドニーなどの大都市と同じ金額を払えば、便利な立地や新しい物件に住むことが可能です。パース・シティのオウンルーム(1人部屋)でも、シドニー・シティのシェアルーム(相部屋)と同程度の家賃であることもあり、パースの住環境とコストパフォーマンスは良いといえます。
履歴書(レジュメ)を作成して店や会社に配って歩く方法と、下記のサイトなどで探し、オンラインで申し込む方法、人に紹介してもらうなどの方法がある。仕事探しの方法を詳しく知りたい方はこちらの記事へ。
専門職で長期的にオーストラリアへ滞在したい方は専門留学/TAFE制度を利用してみるのもおすすめです。
日本語サイト | 英語サイト | |
家探しサイト | パース通信 | Flatmates.com.au |
仕事探しサイト | 日豪プレス | SEEK |
14/29 Station St, Subiaco WA 6008 |
|
Shop 26,Crossways Shopping Center,180 Rokeby Rd, Subiaco WA 6008 |
|
13 Fitzgerald St, Northbridge WA 6003 |
|
Yee Seng Oriental Supermarket |
Mega Blacks Business Centre, 36 Hulme St, Myaree WA 6154 |
47/188 Newcastle St, Perth WA 6000 |
オーストラリアは世界の中でも治安の良い国と言われますが、パースも日本よりは犯罪が多いと考えておきましょう。過去10年にわたりパースはリタイアした世代や富裕層などの移住先として人気が高まり、人口増加に伴い犯罪発生率も以前よりは上昇傾向にあります。
WA州警察のデータによると、パース・シティ中心部、アーマデール(Armadale)、フリーマントル(Fremantle)などは、パースのその他のエリアと比べると犯罪発生率が高く、ひったくり、空き巣、車上荒らし、薬物関連の犯罪などが起きています。殺人などの重犯罪の発生エリアとしては、パース・シティのほか、ノラマーラ(Nollamara)やバッキンガム(Rockingham)、バルガ(Balga)などが上位となっています。
逆に、パースの海沿いなどの高級住宅エリアは治安の良い地域として知られているため、安心して暮らすことができそうです。パースに限ったことではありませんが日没後は暗い道を1人で歩かない、電車やバス内でのトラブルが発生しやすい夜間などを避け早めに帰宅する、所持品を放置しないなど、海外生活ならではの工夫をすれば安全に過ごすことができます。
パース・シティの中心地は、数時間で歩いて回れるこぢんまりとした広さです。スワン川の北岸がシティ、南岸がサウス・パースとなっています。川沿いには水と緑の美しいキングス・パークをはじめとする公園が広がり、シティの中心ではヘイ・ストリート・モールとマレー・ストリート・モールという歩行者天国のショッピング街と、いくつものアーケードで買い物や散策を楽しめます。デパートやレストランなども充実しており、ラーメン店や日本食店もあります。
パースで一番の繁華街は、パース駅北側のノースブリッジ。有名なパブや世界各国料理のレストラン、カフェがあり、週末の夜などは特に賑わいます。また、スワン川の南岸には高級住宅街が広がっており、おしゃれなエリアです。
パース郊外には夕日や星空で有名なピナクルズ(ナンブルグ国立公園)や、ワイナリーで有名なマーガレットリバーなども。パース西部は白砂のビーチとインド洋が広がり、オーストラリア人にも人気のリゾート地です。歴史ある港町フリーマントルの沖合にはインド洋の宝石と呼ばれるロットネスト島があり、一度は訪れたい美しい島として知られています。
ホームステイとは一般家庭から宿と食事を提供してもらい、その家族の一員となって生活をする滞在方法です。実際の現地の方の生活を体験することにより、オーストラリアの文化や食事などを知ることができます。
一軒家やアパートなどに複数人で住むという滞在方法です。シェアハウスごとに国籍比率も異なるので、様々な国の友達ができます。居住人数や家賃は様々ですが、シティに近い便利な立地にもシェハウスはあるため、そういうところを選べば通学にも便利です。
日本でいうゲストハウスのような場所で、キッチンやシャワールームなどが共同となっています。シングルルームから6人部屋など、滞在人数は様々ですが、安くて便利な立地に滞在できるとして、人気の滞在方法の一つです。
ホテルにキッチンがついたような宿泊施設で、自炊したい方にオススメです。オーストラリアのホテルは基本的にセキュリティがしっかりしており、衛生面や設備面も快適で、初めて海外に滞在する方でも安心です。快適に滞在することができますが、やはり費用は高額になります。
サイト名 | サイトの特徴 | URL |
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JAMS.TV | シドニーに会社のある日本語のサイトで、シェアハウスの情報だけでなく、求人案内やコミュニティなどオーストラリアでの生活に必要な様々な情報が掲載されています。 | https://www.jams.tv/ |
日豪プレス | 日本語の情報サイトで、シェアハウス、求人、コミュニティなど様々な情報が掲載されています。 | https://nichigopress.jp/ |
Gumtree | オーストラリア全体の物件や求人情報などを掲載しています。英語のサイトのため、ある程度の英語力は必要ですが、日本人の少ない環境で滞在したい方にオススメです。 | https://www.gumtree.com.au/ |
Flatmates | シェアハウスに特化した物件情報サイトです。物件の写真もたくさん掲載されているため、イメージが湧きやすいです。こちらも英語のサイトですが、日本人の少ない環境で滞在したい方にオススメです。 | https://flatmates.com.au/ |
美しい西オーストラリアの州都、パースのスカボロービーチから徒歩5分のところに位置するレクシス・イングリッシュ・パース校。ヨーロッパや南米の学生が多く、フレンドリーな中にもしっかり英語が学べる環境。ケンブリッジ検定対策コースは特に人気で定評あり。
ロケーション | パース(スカボロービーチから徒歩5分) |
日本人比率 | 15% |
学生定員 | 200人 |
日本人スタッフ | 在籍 |
公式HP |
「世界で一番美しく住みやすい街」と言われる西オーストラリアの州都パース。そのシティーの中心部に位置するMilner International College of English は、歴史の長い老舗の語学学校です。アットホームでアクテビティも多く、国籍バランスの良い人気の学校です。ケンブリッジ検定コースに特に力を入れており、しっかり勉強したい方におすすめす。
ロケーション | パース市内の中心地 |
日本人比率 | 15% |
学生定員 | 約300人 |
日本人スタッフ | 不在(少し日本語の話せるスタッフがいる) |
公式HP |
2023年2月に開校したパースでは2校目になるパースシティ校。ビーチ近くのスカボロー校とは異なり、パースシティ中心地に校舎があり、仕事や滞在先が見つけやすいロケーション。 パース市内ではあるが、静かで落ちついた地域にある。ヨーロッパや南米の学生が多く、フレンドリーな中にもしっかり英語が学べる環境。
ロケーション | パースシティ |
日本人比率 | 13% |
日本人スタッフ | なし |
公式HP |
アイエルエスシー (ILSC)は徹底した母国語禁止のルールを設けており、幅広い選択授業の中から学べる学校です。仕事と勉強を両立させたい方や英語+αで学びたいことがたくさんある方にオススメです。
ロケーション | パースシティの中心地 |
学生定員 | 10人※2023年8月現 |
日本人スタッフ | 不在 |
公式HP | https://www.ilsc.com/ja/language-schools/destinations/city/perth
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Navitas Englishは、シドニーハイドパーク、マンリー、パース、ブリスベン、ダーウィンにキャンパスを構える大規模な語学学校です。講師陣もしっかりとしたキャリアを持っていて、質の高い授業を受けることができます。オーストラリアにある60校以上の大学・専門学校と連携をしていて、大学進学や専門学校の進学にも強い学校です。
ロケーション | パース |
日本人比率 | 15-20% |
学生定員 | 442人 |
日本人スタッフ | 在籍 |
公式HP |
パースにはファームが多数あるため、セカンドワーキングホリデービザを取得したい留学生に人気です。パース市内の仕事には、日本食レストランやツアーガイド、配送ドライバーなどがありますが、求人数はそこまで多くないため、競争率は高くなります。また、パースは生活には便利な街ですが、シドニーなどの大都市に比べ娯楽は少ないため、イベントなどに参加したい方にとっては物足りなく感じるかもしれません。ワーキングホリデーであれば、パースのファームでセカンドビザを取得し、後にシドニーなどへ移動すれば、オーストラリア国内のいろんな都市を楽しめると思います。