ワーキングホリデーに行きたいけれど、英語力に自信がない方は多いのではないでしょうか。

この記事では、ワーホリ前に効果的な英語勉強法を徹底解説します。

英語力ゼロからでも着実に力を伸ばせる方法や、現地での英語力アップのコツまで、わかりやすくお伝えします。

＼当サイトがおすすめする留学エージェント３選／

ワーホリ前に英語力ゼロから力を伸ばす勉強方法を解説

ワーキングホリデー前に、現地での生活や仕事を円滑に進めるために英語力を高めておくことは非常に重要です。

中学英語レベルの基礎からやり直して土台を作る

英語力ゼロからワーホリに向けて勉強を始める場合、まずは中学英語レベルの基礎から徹底的に学び直しましょう。

単語、文法、文章構造などの基本が、その後の英語学習の土台です。

最低でも中学英語レベルの文法を理解していないと、コミュニケーションを取るのが難しく、リスニングやスピーキングの上達にも時間がかかってしまいます。

参考書を使って英語の時制や文構造を学習し、中学英語の基礎が完璧になったら、徐々に大学受験レベルやTOEIC対策などの教材に移行してレベルを上げていきましょう。

大学受験やTOEICのリーディング教材で「読む」英語力を伸ばす

「読む」英語力を伸ばすには、大学受験やTOEICのリーディング教材を活用するのが効果的です。

そして、精読（難しい英文を丁寧に読む）、多読（簡単な英文を数多く読む）、音読（英文を声に出して読む）の3種類の勉強法をバランスよく行うことがコツです。

特に多読では、できるだけ多くの英文を読み、英語のまますばやく内容を理解するクセをつけることを目指しましょう。

リスニングとシャドーイングで「聞く」「話す」の英語力を伸ばす

「聞く」「話す」英語力を効率よく伸ばすには、リスニングとシャドーイングを組み合わせた練習が効果的です。

シャドーイングとは、英語の音声を聞きながら1～2語遅れて復唱する方法です。英文を影のように追いかけることからこの名前がついています。

通常のリピートのように英文を聞き終えてから発音したり、英文を目で追って読んだりするのではなく、耳に入ってきた英語をそのまま発音することがシャドーイングの正しいやり方です。

このトレーニングで英語特有の強弱・リズム・イントネーションを学べるため、ネイティブに近い発音ができるようになり、同時にリスニング力も向上します。

英作文で「書く」英語力を伸ばす

「書く」英語力を伸ばすには英作文の練習が効果的です。

英作文では、テーマに沿った単語や表現の知識、文法力、論理構成力、トピックに関する知識が必要です。

英作文の勉強では、まず辞書などを使わず自力で書き上げることがポイントです。

ビジネスの現場では常にインターネットや辞書で単語を調べながら書けるわけではないため、本番で臨機応変に対応できるよう訓練しておきましょう。

また、英会話は瞬間的な英作文のようなものなので、英作文の練習は英会話の能力向上にも直結します。

正しい英文を作成する力が身につけば、覚えた単語や文法をそのまま英会話の場でも活用できるようになります。

英会話で実践形式の英語力を伸ばす

ワーホリ前の英語学習では、実践形式での練習を積むことも必須です。

独学で培ったスピーキングを実際の会話・コミュニケーションに活かすためには、実践練習が欠かせません。

オンライン英会話を活用すれば、ネイティブスピーカーと直接会話する機会を得られます。

また、テーマを決めて制限時間内に途切れずに英語で話し続ける練習も有効です。

最初は30秒から始め、1分→3分と徐々に時間を延ばしていくと良いでしょう。

こうした実践的な練習を通じて、実際の会話で使える英語力を身につけられます。

ワーキングホリデーに必要な英語力はどの程度？TOEICだと何点？

ワーキングホリデーを成功させるためには、渡航前に必要な英語力のレベルを把握しておくことが重要です。

目標となる英語力を明確にすれば、効率的な学習計画を立てることができます。

ワーホリは英語力ゼロだと仕事が得られずかなり厳しい

英語力ゼロでワーホリに行くこともできますが、現地では厳しい現実が待っています。

英語力がないと仕事探しが非常に困難になるからです。

ワーホリでの求人は主にレストランやカフェなどの接客業が多く、英語力が低いと応募できる求人がかなり制限されてしまいます。

さらに、英語を使わない仕事に就くと英語力が上達せず、帰国時にも英語力がほとんど変わらず残念な結果になりかねません。

>>オーストラリアのワーホリで仕事を探すポイント

ワーホリに必要な英語力はTOEICだと730点以上のレベル

レベル	TOEICスコア	評価
A	860	Non-Nativeとして十分なコミュニケーションができる。
B	730	どんな状況でも適切なコミュニケーションができる素地を備えている。
C	470	日常生活のニーズを充足し、限定された範囲内では業務上のコミュニケーションができる。
D	220	通常会話で最低限のコミュニケーションができる。
E		コミュニケーションができるまでに至っていない。

参考：TOEICスコアとコミュニケーション能力レベルとの相関表

ワーホリで英語を使って仕事をする場合は、TOEICスコアで730点以上のレベルが理想的です。

TOEICの実施団体である国際ビジネスコミュニケーション協会（IIBC）の公式評価によると、730点は「どんな状況でも適切なコミュニケーションができる素地を備えている」レベルとされています。

このレベルになると、通常会話を完全に理解でき、応答も速く、業務上も大きな支障はありません。

具体的には、英語でのメール対応や社内文書の理解、業務に支障のない意思疎通ができます。

>>TOEICとは？詳細をもっと見る

タビケンプライムならワーホリ前の英語力の不安を解消できる

ワーキングホリデーや留学を成功させるためには、渡航前の英語力アップが不可欠です。

タビケンプライムは、英語力に不安を抱える方のために、渡航前から帰国後まで一貫してサポートする新サービスです。

タビケンプライムでは、オンライン英語コーチング「イングリード」と提携し、TOEIC900点以上のプロコーチがあなたの現状や目標をしっかりと把握した上で、最適な学習カリキュラムを作成します。

毎週のオンラインカウンセリングに加え、LINEを使った毎日のコーチングで、英語学習を徹底的にサポートします。

また、タビケンプライムでは英文履歴書の添削サービスも提供しており、現地での就職活動をスムーズに進めるための準備もバックアップします。

ワーホリ前に英語力が伸びない・上達しないNGな勉強方法

ワーキングホリデーに向けて英語の勉強を始めたものの、なかなか上達しないとお悩みの方は多いでしょう。

ここでは、ワーホリ前に避けるべき英語学習のNG行為を紹介します。

いきなり英会話に取り組む

「英会話さえできれば」と思い、基礎力がないままいきなり英会話レッスンに飛びつくのはNGです。

英会話をスムーズに行うためには、ある程度の語彙力や文法の理解が必要だからです。

英語の基礎がないまま会話練習をしても、言いたいことが表現できず、聞かれたことも理解できないため、挫折してしまう可能性が高いです。

まずは基礎的な単語や文法を学び、リスニングやシャドーイングなどで英語の音に慣れてから英会話に取り組むと、効率よく上達できます。

英語を聞き流すだけの勉強法

英語を聞き流すだけでは、残念ながらほとんど効果は期待できません。

ネイティブ同士が自然なスピードで会話している音声を背景に流すだけでは、意味のわからない言葉がただ流れている状態になってしまうからです。

効果的なリスニング学習には、自分の興味とレベルに合ったコンテンツを選び、内容を理解しながら集中して聞くことが重要です。

英語を流しておくだけではなく、精聴して理解できない部分を調べたり、繰り返し聞いたりする積極的な姿勢で取り組んでください。

ビジネス英語を学べない本や教材を使っている

ワーキングホリデーは海外での休暇を楽しみながら「就労する」ものです。

そのため、日常会話だけでなく、職場で使えるビジネス英語の学習も重要です。

ワーホリ先で仕事を探す際、面接や職場でのコミュニケーションにはビジネス英語の知識が必須です。

おすすめの教材としては、アルクから出版されている『ビジネス英語表現大辞典6000』や『キクタンビジネス【ベーシック】』などがあります。

これらの教材では、電話やメール、会議、交渉など具体的なビジネスシーンで使える英語表現を学ぶことができます。

ワーキングホリデーで英語力が伸びないことも！滞在中に伸ばすコツ

ワーキングホリデーに行ったからといって、自動的に英語力が向上するわけではありません。

実際、多くの方が「思ったより英語が上達しなかった」と感じて帰国しています。

そこで、ワーホリ中に効果的に英語力を伸ばすためのコツを紹介します。

ホームステイで滞在する

ホームステイは英語力を効率的に伸ばす最適な環境です。

ホストファミリーと生活を共にすると、日常会話から文化的な表現まで生きた英語に触れる機会が格段に増えます。

また、ホームステイでは日常的な会話全てが英語で行われるため、ネイティブスピーカーと生活することで英語の上達スピードがより早く進みます。

さらに、わからないことがあれば質問できる環境があり、実践的な英語力とコミュニケーション能力を同時に高められる大きなメリットがあります。

可能な限り日本人がいる環境を選ばない

ワーホリで英語力が伸びない最大の原因は、日本人同士で過ごす時間が多いことです。

オーストラリアやカナダなど人気のワーホリ先には日本人が多く、つい日本語で会話してしまう環境に身を置きがちです。

しかし、「外国人と関われば英語力が上がる」と思い込んでいても、実際は英語を話さなければ上達しません。

英語を伸ばしたいのであれば、「日本語に頼らない生活」を意識的に選ぶことが重要です。

日常的に現地の人と積極的なコミュニケーションを取る

英語力を伸ばすためには、現地の人と積極的なコミュニケーションが不可欠です。

「言いたいことが伝えきれず会話の空気を悪くしてしまうのではないか」「自分の発音が悪くて聞き返されるのが怖い」などの不安から会話を避けてしまうと、英語力の伸びは期待できません。

文法や発音が正しいかを考えすぎず、とにかくその場の会話に参加して楽しむことを意識しましょう。

語学学校を併用しワーホリ先で集中的に勉強する

ワーキングホリデーは「働く＋休む」ことが目的のプログラムであり、語学留学とは異なります。

そのため、積極的に英語を学ぼうとしない限り、英語力はなかなか向上しません。

一方、語学学校では、自分のレベルに合ったクラスで体系的に英語を学べるだけでなく、毎日決まった時間に英語学習をする習慣も身につきます。

さらに、多くの語学学校では履歴書の書き方や面接対策などのサポートも受けられるため、その後の就職活動にも役立ちます。

ワーホリの最初の数ヶ月は語学学校に通い、基礎をしっかり固めることをおすすめします。

英語圏でワーホリができる代表的な国の特徴・費用

ワーキングホリデーを検討する際、行き先選びは重要なポイントです。

英語圏の国々はそれぞれに特徴があり、費用や就労環境、生活スタイルなどが異なります。

ここでの情報を参考に、自分に合った国を選びましょう。

	オーストラリア	カナダ	ニュージーランド
ビザ申請料	650豪ドル（約59,150円）	279.75カナダドル（約28,814円）	無料
1年間のワーホリ費用	約100万〜130万円	約120万〜150万円	約100万〜130万円
最低賃金	24.10豪ドル（約2,193円）	16.75カナダドル（約1,725円）	22.70ニュージーランドドル（約1,930円）

オーストラリア｜最低賃金が高く稼ぎやすい環境が魅力

オーストラリアはワーホリ先として人気が高い国の一つです。

ビザ申請料は650豪ドル（約59,150円、2025年4月時点）で、1年間のワーホリ費用は約100万〜130万円が目安です。

最大の魅力は最低賃金が24.10豪ドル（約2,193円）と世界最高水準であることで、短期間でも十分な収入を得られる可能性があります。

また、温暖な気候と美しいビーチ、フレンドリーな国民性も魅力の一つです。

>>オーストラリアのワーホリの詳細はこちら

カナダ｜多文化共生社会で多様なアクセントに触れられる

カナダのワーホリビザ申請料は279.75カナダドル（約28,814円、2025年4月時点）で、1年間のワーホリ費用は約120万〜150万円が目安です。

カナダの最大の特徴は、英語を母語としない移民も多く暮らす多文化共生社会であるため、さまざまなアクセントの英語に触れられることです。

最低賃金はブリティッシュコロンビア州で16.75カナダドル（約1,725円）と他の国に比べやや低めですが、チップ文化があるため接客業では収入アップが期待できます。

>>カナダのワーホリビザの取得方法はこちら

ニュージーランド｜費用が安く自然豊かな環境で学べる

ニュージーランドのワーホリビザ申請料は無料ですが、国際観光税35ニュージーランドドル（約2,975円、2025年4月時点）の支払いが必要です。

1年間のワーホリ費用は約100万〜130万円と比較的リーズナブルです。

最低賃金は22.70ニュージーランドドル（約1,930円）と高水準で、物価もオーストラリアやカナダに比べて低めなため、費用を抑えたい方に適しています。

また、治安の良さと豊かな自然環境が魅力で、季節ごとにさまざまなアウトドアアクティビティを楽しめます。

>>オーストラリアとニュージーランドはどっちがいい？

ワーホリに英語力ゼロで行った体験談

タビケン留学はワーホリの英語力アップもサポート

タビケン留学では、ワーホリ前の英語力アップから現地での生活サポート、帰国後のキャリア支援まで一貫したサービスを提供しています。

特に、「タビケンプライム 」では渡航前から帰国後まで留学経験を最大限に活かせるようフルサポートします。

また、留学申込者向けに最大21万円分の特典も用意しており、「プチ英語コーチング無料提供」や「オンライン英語コーチング『イングリード』入会金無料特典」などを活用して、事前に英語力を高められます。

さらに、渡航前にタビケン留学のサポートを活用すれば、効率的に英語力を伸ばすことが可能です。

無料カウンセリングでは、あなたの英語レベルや目標に合わせた最適なプランを提案しますので、ぜひ留学エージェントのタビケン留学へご相談ください。