オーストラリアでは6歳から義務教育となりますが、その前段階の幼児教育については日本よりも選択肢の幅が広く、子どもの個性や主体性を重んじる考え方が主流となっています。今回は0〜6歳の子どもたちの幼児教育に関わる、オーストラリアのチャイルドケアについてご紹介します。
オーストラリアでチャイルドケアを勉強する際には学生ビザを取得して、コースを提供する専門学校に半年〜2年通う必要があります。コース修了後はオーストラリアの保育資格が取得でき、デイケアセンターで働くことができるようになるだけでなく、永住権の可能性も出てきます。
本記事では、オーストラリアのチャイルドケアコースを提供する専門学校について、コースで学べる内容や費用、オーストラリアのチャイルドケア資格とその後についてご説明します。日本で幼児教育に携わっていた方はもちろん、これからオーストラリアで学んでみたい方にもおすすめです。
目次
オーストラリアのチャイルドケアについて
・チャイルドケア仕事内容
・オーストラリアのチャイルドケア資格オーストラリアでチャイルドケアを学ぶ4つの理由
・オーストラリアの保育制度が学べる
・チャイルドケア資格に応じて変わる高給与
・保育士不足による需要の高さ
・就職と永住権の可能性チャイルドケアコース概要
・サティフィケートⅢ ・チャイルドケアコースについて
・ディプロマ・チャイルドケアコースについて
・チャイルドケアコース受講に必要な英語力チャイルドケアセンターで働く
・センターへの就職にはディプロマが有利
・センターで働くために必要な英語力
オーストラリアは連邦国家であるため州により教育制度は異なりますが、日本と同様に、保育園や託児所と似た機能を持つデイ・ケア・センターと、幼稚園のような機能を持つプレ・スクール、キンディーなどの施設が存在します。このような施設型の他に、自宅で面倒を見るホーム型など形態はさまざまですが、0〜6歳の子どもたちの生活をサポートしたり、学習活動をさらに引き伸ばす幼児教育の分野をチャイルド・ケアと言います。
オーストラリアの義務教育は6歳からスタートします。チャイルドケアの仕事は、就学前の0〜6歳の子どもたちを預かり、世話や教育をするのが業務の中心となります。
子どもたちの食事や睡眠、服の着替えやトイレの補助といった基本的な生活習慣はもちろん、子どもと絵を描いたり、歌を歌ったり、遊具を使って遊ぶなどして社会性も身につけさせます。
その他、同僚の先生への連絡や報告業務に加えて、施設によっては保護者への報告をマメにしたり、子どもたちの成長記録を日誌などに日々つけるなどの事務的な業務も仕事内容に含まれます。
オーストラリアのチャイルド・ケア施設で働くためには資格が必要であることがオーストラリアの法律で定められています。
必要とされる資格は「サーティフィケートⅢ(Certificate Ⅲ)」、「ディプロマ(Diploma)」、「バチェラー(Bachelor)」の3つです。それぞれの資格により就学内容、就学期間、そして将来的に任されるポジションや勤務できる施設が変わってきますので、ご自身がどういった施設でどのようなポジションで働きたいのかをある程度決めておくことをおすすめします。
オーストラリアのチャイルドケア資格の種類
資格の種類 | 就学期間 | 就学施設 | 就労ができる施設 | 資格取得後のポジション |
バチェラー | 2年〜4年* | 公立の専門学校、大学 | デイケアセンター、プレスクール、キンディー | 園長、チームリーダー、マネージャーなど |
ディプロマ | 1〜1.5年 | TAFE 専門学校、大学 |
デイケアセンター、プレスクール | チームリーダー、マネージャー、クラス担任など |
サーティフィケートⅢ | 9カ月 | TAFE 専門学校 |
デイケアセンター、プレスクール | アシスタントなど |
*学校によって期間は異なり、ディプロマ資格を取得する事によってバチェラーの期間が変わります
オーストラリアでデイ・ケア・センターやプレ・スクールなどの幼児教育施設で働く際に必要とされる資格が、サーティフィケートⅢです。必要最低限知っておくべき知識を得られ、6カ月〜1年間でコースが構成されています。サーティフィケートⅢを取得後に任される仕事内容は、チャイルドケアワーカーのアシスタントやベビーシッターなど保育の補助の立ち位置となります。
ご自身の可能性を広げるために、サーティフィケートⅢと併せてディプロマコースを修了する方も多いです。1年半〜2年かけてディプロマを取得すると、クラスを担当できるようになり、またセンターのチームリーダーやマネージャーとしても活躍できるスキルを身につけられます。
また、大学に進学して取得できるバチェラーという資格は、小学校入学前の準備期間学級とされるキンディーでクラスを担当することができます。また、デイ・ケア・センターやプレ・スクールでの園長先生を担当することもできます。
オーストラリアでは州ごとに教育制度が異なります。ここでは、シドニーが属するニューサウスウェールズ州を例にして、代表的な幼児教育施設を簡単にご紹介します。
・デイケアセンター
0〜6歳が対象で、センターにより受け入れの年齢は異なります。時間帯は朝8時~夕方6時が多く、年末年始を除いて年間48週間以上オープンしています。
・プレスクール
3〜6歳が対象です。時間帯は午前9時から午後3時とデイ・ケア・センターと比べると短めです。学校と同じように4学期制で、夏休みなどのスクール・ホリデーがあるため競争率も高くなります。
・キンディー
日本でいう小学校(プライマリースクール)に通うための準備期間に通う小学校付属の施設を指し、5歳前後〜6歳が対象です。準備期間学級であるキンディーでは読み書きや算数の基礎を教育するため、大学でバチェラーなどの学士課程を終了する必要があります。
日本とオーストラリアの教育制度が異なるということは、保育制度も変わってきます。その根底にはオーストラリアの文化的背景や社会的背景があり、考え方そのものが異なっているためです。こうした保育制度の違いが学べることはもちろん、実際に社会がチャイルドケアに携わる人びとを求めている点、結果的に永住権につながる可能性がある点などがオーストラリアでチャイルドケアを学ぶのに最適なポイントとして挙げられます。
世界的にも高い教育水準で各国から留学生が集まるオーストラリア。専門学校・TAFE、大学それぞれでハイレベルな教育を受けることができます。
また日本とオーストラリアで採用されている教育制度は異なり、幼児教育でも同様のことが言えます。日本のような保育園や幼稚園といった機能を持つ施設の他、小学校の準備期間学級であるキンディーと言った施設が存在するなど、子どもの主体性や個性を尊重する考えが主流となっているため用意されている選択肢も豊富です。
もちろん雇用側の施設や、個人の経験などにより個人差はありますが、オーストラリアのチャイルドケアの給与は、日本の給与より高いことで知られています。
サーティフィケートⅢを取得した場合の平均時給は20〜24ドル。ディプロマを取得した場合、時給は22〜28ドル程度となります。またオーストラリアの大学で学位を取得すると、26〜30ドルといったように保持している資格によって、給与に差が出てきます。
最低賃金が高く設定されているのは現地のあらゆる職業に言えることなので、チャイルドケアの高い給与についても一時的なものではありません。
もともとオーストラリアでは性別に関わらず社会で働く文化があり、共働き家庭が多いですが、近年さらなる共働き家庭の増加からチャイルドケアセンターの利用者は増加傾向にあります。
ただ日本同様、保育士の人手不足からその需要は毎年高まり続けています。そのため、政府が積極的に外国人の保育士採用にも力を入れているというのが現状です。
サーティフィケートⅢはあくまでもチャイルドケアワーカーとして働くための必要最低限の資格です。ただしその後ディプロマコースを就学し、このコースを修了するとデイ・ケア・センターやプレ・スクールで雇用してもらえる可能性が高まります。
ただし、将来的に永住権につなげたいという気持ちの強い方はバチェラーコースまでの就学をおすすめします。
オーストラリアでチャイルドケアを学べるおすすめの学校をご紹介します。
CSE(旧MEGT Institute Sydney(シドニー、メルボルン))※2021年クローズ
MEGT Institute Sydneyは、メルボルンにあるMEGT Australiaのグループ校として2003年にシドニーに設立された専門学校です。
チャイルドケアコースは、サーティフィケートⅢとディプロマの2つのコースが用意されており、パッケージとして短期間で学ぶこともできます。
MEGTの講師陣は、実際にチャイルドケアーワーカーとして働いていたり、チャイルドケアーセンターを運営していた経歴があるため、実践的な授業展開がされています。また、実習はMEGTが持つ600以上のチャイルドケアセンターで行われ、コース終了後も90%以上の卒業生がセンターで働いている実績を誇ります。
MEGT Institute Sydneyの学校詳細はこちら
University Preparation College(UPC)(シドニー、メルボルン)
University Preparation Collegeは2002年、大学教授達の出資により設立した歴史のある専門学校です。
チャイルドケアコースは、サーティフィケートⅢとディプロマの2つのコースが用意されいます。
開校から現在までのワークプレイスメントの成功率は100%。ローカルのチャイルドケアセンターとのコネクションも強く、より多くの就職サポートのチャンスが得られます。プロフェッショナルな教師陣によるレッスンにも定評があります。
University Preparation Collegeの学校詳細はこちら
Cairns College Of Business(ケアンズ)
CCEBは街の中心のアプリンストリートにあり、ケアンズの中心にあるケアンズセントラルショッピングセンターまですぐの立地です。
チャイルドケアコースは、サーティフィケートⅢとディプロマの2つのコースが用意されており、パッケージとして短期間で学ぶこともできます。
コース受講条件の英語レベルが低く、他校に比べて費用が比較的リーズナブルな点が挙げられます。
Cairns College Of Businessの学校詳細はこちら
Australian Learning group(シドニー、メルボルン、ブリスベン、パース)
ALGは、オーストラリアの4都市、にキャンパスを構え、実践的な授業を交えた事業を提供してくれます。チャイルドケアコースは、サーティフィケートⅢとディプロマの2つのコースが用意されています。
国際色豊かな環境で勉強できます。
Australian Learning groupの学校詳細はこちら
その他、TAFE(オーストラリア全土)などもございます
※上記の学校、またTAFEに関する情報もお気軽にお問い合わせください
チャイルドケアのコースを提供するコース概要をご紹介します。
※詳細に関しては学校によって異なりますので、あくまでも参考となります
サティフィケートⅢ チャイルドケアコースは、オーストラリアの法律に基づき、子供たちの福祉、健康面、学習スタイル、知育などの理論と実践を通して、チャイルドアシスタント、プレイグループスーパーバイザーなどで働くスキルを身につけます。
サティフィケートⅢ ・チャイルドケアコース詳細
コース受講条件 | IELTS5.5以上、高校卒業以上 |
受講期間 | 30週間(約9カ月) |
レッスン スケジュール | 対面+オンラインクラス+実習 |
入学日 | 年2〜4回 |
サティフィケートⅢ ・チャイルドケアコースでは、以下の内容を受講することが可能です。3つのタームごとにモジュールが分かれています。
ディプロマ・チャイルドケアコースは、チャイルドケア関連のあらゆる教育現場で広範囲に働くことを可能にするプログラムです。チャイルドケアにおけるカリキュラムの作成、法律順守、スタッフの管理等を学びながらチームリーダー、ルームリーダー、スーパーバイザー、アドバイザー等を含め、多くの管理ポジションで働くスキルを身につけます。
ディプロマ・チャイルドケアコース 詳細
コース受講条件 | IELTS6.0以上、高校卒業以上 |
受講期間 | 60週間(約1年半) |
レッスン スケジュール | 対面+オンラインクラス+実習 |
入学日 | 年2〜4回 |
ディプロマ・チャイルドケアコースでは、以下の内容を受講することが可能です。
ディプロマ・チャイルドケアコースは、チャイルドケア関連のあらゆる教育現場で広範囲に働くことを可能にするプログラムです。チャイルドケアにおけるカリキュラムの作成、法律順守、スタッフの管理等を学びながらチームリーダー、ルームリーダー、スーパーバイザー、アドバイザー等を含め、多くの管理ポジションで働くスキルを身につけます。
バチェラー・チャイルドケアコース 詳細
コース受講条件 | IELTS6.5以上、高校卒業以上 |
受講期間 | 約4年 |
レッスン スケジュール | 対面+オンラインクラス+実習 |
入学日 | 年2回 |
ディプロマ・チャイルドケアコースでは、以下の内容を受講することが可能です。
学校によっては、サティフィケートⅢとディプロマ・チャイルドケアコースのパッケージを用意しています。また、ディプロマとバチェラーのパッケージなどあり合計の就学期間を短くすることもできます。
資格保有者が非常に重視されるオーストラリアで、有効な資格を取得してチャイルドケアワーカーとして働くために英語力が不可欠です。資格取得をするためのチャイルドケアコースを就学するためには、IELTS5.5相当の中上級の英語レベルが必要となります。
・IELTSスコアをすでに持っている場合
→コース受講条件を満たしますので、証明となるスコアの書類を提出すれば入学ができます。
・英語力はあるがIELTSスコアを保持していない場合
→現在ある程度の英語力はあるものの、IELTSテストを受験したことがなく証明ができない場合、学校のテストを受けて入学する方法があります。
TAFEや専門学校、提携の語学学校で英語レベルチェックテストを受けIELTSスコア5.5相当のレベルがすでにあると見なされればそのまま入学。また、現状ないようであれば指定された期間、付属語学学校や提携の語学学校で英語を勉強し、必要スコアに相当する英語力への到達が認められれば、IELTSスコア証明なしで入学できる方法です。
・英語学習初心者の場合
→ご自身の英語レベルに自信のない方や英語学習初心者は、英語基礎力を底上げするためにある程度の期間英語を集中して学ぶ必要があります。専門学校での勉強を開始する前に語学学校や2カ国留学で中上級レベルまで伸ばしましょう。
ご自身の英語レベルに自信のない方や英語学習初心者は、コース受講前に英語基礎力をしっかりと上げておく必要があります。おすすめのプランとしては大きく2つあります。
オーストラリア・語学学校9カ月 | オーストラリア・チャイルドケアコース(サーティフィケートⅢ) | |
ビザ種類 | 学生ビザ | 学生ビザ |
学習内容 | 一般英語コース:初級レベルから ▶︎英語基礎力の底上げ! |
チャイルドケアコース:英語で専門分野の学習 ▶︎チャイルドケアの基礎を学ぶ! |
学費の目安総額 約148万円 |
約86万円 (内訳) ・授業料:10800豪ドル ・入学金:200豪ドル ・教材費:100豪ドル |
約61万8800円 (内訳) ・プログラム費用:6900豪ドル ・入学金:230豪ドル ・教材費:150豪ドル |
*1豪ドル=85円計算
フィリピン留学・3カ月 | オーストラリア・チャイルドケアコース(サーティフィケートⅢ) | |
ビザ種類 | 観光ビザ(SSP) | 学生ビザ |
学習内容 | ESLコース:マンツーマンで初心者も安心。 ▶︎英語基礎力の底上げ! |
チャイルドケアコース:英語で専門分野の学習 ▶︎チャイルドケアの基礎を学ぶ! |
学費の目安総額 約102万円 |
約40万円 (内訳) ・留学費用:37万5000円 ・入学金:1万5000円 ・教材費:3000円 |
約61万8800円 (内訳) ・プログラム費用:6900豪ドル ・入学金:230豪ドル ・教材費:150豪ドル |
フィリピン×オーストラリアで2カ国留学がおすすめな理由とは?
オーストラリア留学・ワーホリをしたいと考えつつも、初めての海外生活や英語への不安などを抱えている方におすすめしたいのがフィリピン×オーストラリアの2カ国留学。
チャイルドケアコースを開講している学校によっては、在学中からデイケアセンターなどの施設を紹介してくれるところもあり、アシスタントとして働く学生も多いです。コース内に組み込まれている実習では、実際にチャイルドケアセンターで実習生として子どもたちのケアをする機会があります。そうした場所でもセンターのスタッフは実習生が働く様子を見ているので、長期就労や今後の永住も視野に入れている方は、就学中からその後の就職活動に結びつくことも考えて積極的に行動していきましょう。
チャイルドケアコース終了後にチャイルドケアセンターで働くこと考える場合、ディプロマを取得することのメリットが大きく3点あります。それは採用率が大きく高まること、高給与が得られること、そして卒業ビザの申請条件を満たすことです。
・採用される確率がぐっと上がる
まずデイケアセンターで働く上での最低条件であるサーティフィケートⅢの資格を取得することは当然ですが、現実としてはその後のディプロマを保持している方が採用の際に有利となります。就学した内容が違うため圧倒的に知識に差が出てくる点はもちろん、ディプロマ保持者にはクラスの担当などといった責任のある高いポジションを任せることのできる点もその理由です。
・給与が大きく異なる
サーティフィケートⅢとディプロマで、就学内容や任されるポジションが変わってくるのはもちろんですが、それに応じて支給される給与にも差が出てきます。サーティフィケートⅢを取得した場合の平均時給は20〜24ドル。ディプロマを取得した場合、時給は22〜28ドル程度となります。
・卒業ビザの申請条件を満たす
Diplomaまで就学して92週(2年間)の政府認定コースを修了し、英語レベルなどの条件を満たすと、卒業ビザが申請出来る可能性があります。このビザは18カ月の滞在可能なだけでなく、働く時間の上限がありません。この期間をセンターで働くというご自身の経験に充てたり、その後のビジネスビザにつなげるためにスポンサーシップとなりそうなセンターに従事する時間に充てたりすることができます。
実際にチャイルドケアセンターで働く際に具体的なスコアを要求されることはありませんが、あくまでも英語圏の国で働くという意識をしっかりと持ちましょう。
専門学校でコース受講条件として提示されている英語レベルはIELTS5.5相当としています。ただし、これはあくまでも専門学校に入学し、コースに参加する上での最低条件であることを理解しておきましょう。
実際にセンターで働く際の業務として、ローカルの0〜6歳の子どもたちのサポートや教育が中心となることは間違いありませんが、チーム内での円滑なコミュニケーションや、他スタッフや保護者への報告・連絡業務なども必要となってきます。チャイルドケアワーカーのアシスタントとしてのポジションでなく、リーダーとしての役割やクラスの担当、そしてカリキュラムの作成などのより高度な業務に携わるならばなおさらです。
センターで長期的に働くこと、またその後の永住権のためのスポンサーとなるセンターを探すことを視野に入れている方が、目指すべきレベルはローカルの方と支障なくしっかりとしたコミュニケーションがとれることです。目安とするならば、IELTSスコア6.5〜7.0以上を目指しましょう。
現在、オーストラリアで永住権を申請できる職業というのは、オーストラリアの移民局が発表する「技能職業リスト(Skilled occupation list)」で指定されているものと決まっています。その1つにチャイルドケア分野があるため、永住権の可能性があると言われています。
◆技能職業リスト(Skilled occupation list)
https://immi.homeaffairs.gov.au/visas/working-in-australia/skill-occupation-list※情報は常に更新されますので最新情報はこちらからご確認ください
チャイルドケアで永住権を視野に入れる方はディプロマコースのみで繋げるのは難しいため、バチェラーコースまでの修了を目指しましょう。ディプロマコースを修了後バチェラーコースに単位移行して編入することができると、本来4年間のバチェラーコースは2年半程度になります。
オーストラリアの大学相当の教育機関で最低4年のバチェラーレベル以上のコースを修了していることで、いくつかの条件をクリアするとIELTSを7〜8ポイントのスコア取得が不要になったり、バチェラーコース卒業後の卒業ビザ取得後の進路としてCentre Managerをフルタイム3年で経験を積むことなども現実的に見えてきます。
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