「生きた英語を学ぶ」という理由で留学・ワーホリでオーストラリアに来る人は多いです。

私も最初にシドニーに来たときはこの理由でした。

けれど、これから留学・ワーホリを考えている人たち……

しっかり留学前にするべき英語の勉強していますか？

オーストラリアに来れば自然に英語が上達するなんて、嘘ですよ。

今回は、なぜ留学前に英語の勉強が必要なのか？そして留学前の英語勉強方法をご紹介していきます。

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なぜ、留学前に英語の勉強が必要なのか？

留学前に勉強していなくても、留学で英語力が伸びる人もいます。しかし、そのようなケースは稀です。

さらに、留学してから英語を勉強することは、結果を出すためには極めて非効率です。

留学でしっかりと成果を出すためにも、以下の点は念頭に置いておきましょう。

• 留学前はインプットの時間
• 留学先でスピーキング・リスニングに集中できる環境を整える

留学前はインプットの時間

留学へ行くから、「とりあえずスピーキングやリスニングの勉強をしよう」と考える人も多いかと思われます。

しかし、現地で英語力を上げたいならまずは文法や単語を日本で勉強してきましょう。

語彙力・文法力が弱いまま留学に行くと以下のような点で困りがちです。

1. 現地の人が何を話しているか聞き取れない
2. 聞き取れても、知らない単語が多いと自分の中で翻訳できない
3. せっかく周りにネイティブスピーカーがいるのに、彼らと話す時間を減らして単語・文法を憶える時間を作らなければならない
4. ネイティブの人と話す時間が減るので、英語での会話に慣れるまでに時間がかかる

このように、留学前にある程度の文法力・英語力がないと、とても非効率な留学となります。

スピーキング・リスニングの勉強をする人はある程度単語力・文法力をつけてからにしましょう。

日本ではインプットを主にして海外では常に実践なのでアウトプットの場所にする。これが現地で効率よく英語を伸ばす１つの方法です。

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留学先でスピーキング・リスニングに集中できる環境を整える

留学先にいるすべての現地の人は、あなたにとって「お金をかけなくても英会話を教えてくれる先生」です。

英会話を学ぶのに最高の環境にいるなら、それを最大限に活用しましょう。

留学先で机の上・自分だけで勉強する時間を最大限減らせる準備をすることが大事です。

留学前に必要な英語力はどの程度？

留学前に必要な英語力について、確認しておきましょう。語学留学の場合、あくまで英語力を伸ばす留学なので、初めから高いレベルは求められません。

しかし、基本的なあいさつや単語は話せるようにしておかないと、ホームステイ先やクラスメイトとのコミュニケーションで苦労します。

語学留学であれば、中学英語レベル（TOEIC 300～400点相当）の基礎力が最低限必要です。

大学や大学院への留学では、英語ができる前提で専門的なことを学んだり研究したりします。したがって、より高いレベル（最低でもTOEIC 600点以上）が求められます。

【文法】留学前の英語勉強法

文法を学ぶなら、テキストを用いて基礎から固めましょう。日本人でも無理なく学習できるとおすすめのテキストは以下の通りです。

• Forest
• 一億人の英文法
• 高校や大学受験のときに使っていた文法参考書

それぞれのテキストを用いた効率的な学習方法をご紹介します。

Forest

Forestは内容がシンプルにまとめられており、根強い人気です。

高校で受験対策として取り入れられているケースもあり、中学卒業レベルからさらに英語力を伸ばしたい方におすすめです。

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一億人の英文法

一億人の英文法はイラストが多く、視覚的に分かりやすい参考書です。

文章での理解が苦手な方は、イラストでイメージしてみましょう。

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高校や大学受験のときに使っていた文法参考書

高校や大学受験時に使っていた文法参考書が手元にある人は、それをもう一度見直すことをお勧めします。

ある程度英語力に自信がある場合、大学受験のときに使っていた参考書（高校英語）を、「英文法の基礎が苦手！」と思う方は高校受験のときに使っていた参考書（中学英語）を活用しましょう。

最低限の英会話として、中学英語までの文法はしっかり頭に入れておきましょう。高校英語で出てくる文法も日常会話で使えますが、使わなくても会話はできます。

【英単語】留学前の英語勉強法

英単語を覚える場合、単語帳を活用しましょう。

• 単語帳
• キクタン 【Entry】2000
• 高校や大学受験で使っていた単語帳

それぞれの単語帳について、紹介します。

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「何から手を付ければ・・・」と思っている人には、「イラストだから覚えられる 会話で必ず使う英単語1100 」をおススメします。

日常英会話で必須の１１００単語に特化し、イラスト付きなので英語初心者にはおススメです。

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キクタン 【Entry】2000

英単語帳でかなり知名度のあるキクタンもおすすめです。レベル別にいくつか種類がありますが、英語初心者はEntryレベルから始めましょう。

ある程度単語を覚えたり、英語力を上げたいと思った場合、テキストのレベルもステップアップさせることで段階的に英語力を伸ばせます。

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高校や大学受験で使っていた単語帳

中学で習った英単語だけでも、英会話はできます。特に初心者の方は、まずは中学英語の教科書に載っているレベルまで覚えましょう。

ただ、中学英語までだと語彙が少ないです。もう少し余裕がある人は、高校レベルまでの英単語を覚えましょう。

【リーディング】留学前の英語勉強法

リーディングの勉強は、文法と単語の基礎ができた方の次のステップの勉強です。

• TOEICのリーディングパート
• New York Times

それぞれの学習方法を確認しましょう。

TOEICのリーディングパート

TOEICのリーディングパートは、ビジネスシーンのものが題材となっています。

こちらでレジュメを作ったり、アルバイト探しで見る単語や言い回しがあったりします。したがって、ビジネスにつながるリーディング力を向上可能です。

最短でTOEICのスコアアップを狙いたい方は、イングリードのTOEIC点数保証コーチングコースもぜひご検討ください。

New York Times

New York Timesの内容は、TOEICの勉強より難易度は高いです。したがって英語のニュースを理解できるようになりたい人におすすめです。

また、最新のNew York Timesを読むことで、経済や時事ネタに詳しくなれる副産物も得られます。

【スピーキング】留学前の英語勉強法

ここからは、外国人と話したい・とにかく英語での会話に慣れたいという方のための勉強法をご紹介します。

• オンライン英会話
• ランゲージエクスチェンジの為のスマホアプリ「Hello Talk」を使う
• 英会話カフェ
• 外国人がいるスポットに行く

オンライン英会話

オンライン英会話は有料にはなりますが、教室には行かなくていいので自分の好きな時間に英会話ができます。

英会話教室と同じように、無料体験レッスンもあるので安心です。

最近では以下のオンラインレッスンがとても人気が出てきています。下記ページは、オンライン英会話の価格等をまとめているので参考にしてください。

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ランゲージエクスチェンジの為のスマホアプリ「Hello Talk」を使う

Hello Talkはランゲージエクスチェンジ（自分の母国語を互いに教え合うこと）が可能なスマホアプリです。

Hello Talkの機能は以下の通りです。

1. チャット機能
2. 通話機能
3. 翻訳機能
4. 文法訂正機能
5. スピーキング練習機能

チャット機能でメッセージを交換して、仲良くなったら通話機能で会話ができます。したがって、英語でやり取りできる友達も作れます。

英会話カフェ

カフェで、ドリンク代（別途で登録料・会費がかかる場合も）を支払って英会話ができます。（ネイティブスピーカーがいるかは、主催する団体・カフェによる。）

紹介：Mirai Mediaは、英語を学習する全ての方に「英語学習」に役立つ情報を発信するメディアです。

英会話スクール選びや英会話カフェ、TOEICに関する情報などが掲載されていますので、参考にしてみてください。

外国人がいるスポットに行く

大使館があるエリアや、ビジネス街の飲み屋・スポーツバーには、日本に住んでいる海外の方がたくさんいます。

レストランやカフェだと、話しかけづらいですがお酒の席だと話しかけやすいかと思います。

都内であれば「英国風パブ HUB」などがおすすめです。ただし、女性の場合相手が男性だとトラブルがある可能性もあるので気をつけましょう。

【リスニング】留学前の英語勉強法

リスニングの勉強方法は以下の通りです。

• 洋画やドラマを観る
• 洋楽を聴く
• リスニングに適したアプリ「Listening Drill」を使う

洋画やドラマを観る

洋画やドラマを英語で見る学習方法は、映画好きにはうれしい勉強方法です。

お気に入りの洋画がある人は、以下のステップで学習を進めましょう。

1. 日本語字幕
2. 英語字幕
3. 字幕なし

まず日本語の字幕を見ることで英語の意味を理解し、英語の字幕を見ることで目で英語を確認できます。最後に字幕なしで英語を聞き頭の中で日本語への変換が可能となります。

子供向けのファンタジーものよりも、恋愛もの・青春もの・ビジネスマンの話など、現実世界を舞台にしたものの方が、実際に学べる言葉が多いです。

洋楽を聴く

洋楽の音楽で勉強する方法もあります。具体的な流れは以下の通りです。

1. まず紙とペンを用意します。
2. 歌詞を知らなかったり、うろ覚えだったりする曲を使います。
3. 曲を流して、歌詞を聞き取り紙に書きます。これを、1つの曲につき数回繰り返して、歌詞を埋めていきます。
4. 「できた！/これ以上は分からない！」と、なったら自分が聞き取ったものと、本物の歌詞で答え合わせします。

洋楽はリズムの関係で、省略形をよく使うことが多いです。絵や表情から用語の意味を推測ができないので、洋楽は「リスニング強化」にはとてもいいです。

リスニングに適したアプリ「Listening Drill」を使う

Listening Drillとは英語のリスニングに適したアプリです。

TED（あらゆる分野の最先端の人々がスピーチする講演会を主催する非営利団体）のスピーチや童謡のオーディオブックを聞けます。

このアプリの優秀なところは以下の3点です。

1. 日本語字幕・英語字幕も見れる
2. 速度調整可能
3. 単語の索引可能

TEDのスピーチは、かなり専門的なものをスピーチしている場合もあります。

リスニング力の向上だけでなく、専門知識を養いたい方にもおすすめです。

【総合】留学前の英語勉強法

最初から「ライティングだけ苦手」「リーディング力を伸ばしたい」と、課題が分かっている場合、上記で紹介した勉強方法で問題ありません。

しかし、「どこから手を付けてよいか分からない」「英語力がまったくない」という場合、以下のように総合的な勉強が必要です。

• オンライン完結型の英語コーチングを活用する
• TOEICや英検などの資格試験を受験する

オンライン完結型の英語コーチングを活用する

英語は独学でも勉強できますが、慣れないうちは時間がかかるため、効率的とは言えません。短時間で着実に英語力を伸ばしたい場合、オンライン完結型の英語コーチングがおすすめです。

英語コーチングではコーチがマンツーマンで付いてくれるため、活用すれば苦手をピンポイントで対策できて効率的に勉強をすすめられます。

TOEICや英検などの資格試験を受験する

自身がどれくらいの英語力か分からない場合、苦手分野や対策が必要な分野を客観的に把握するために、TOEICや英検を受験してみましょう。

試験の結果でどこが弱点か分かれば、あとは弱点をピンポイントで対策し英語力の向上が可能です。

特にTOEICではスコアを上げるために体系的な学習をすすめることで、弱点を補強しつつ得意分野の向上も目指せます。

留学前の英語勉強の学習スケジュールの立て方

留学まで時間がある場合と、直前期で英語の勉強方法は異なります。

以下のタイミングに合った学習方法を確認しておきましょう。

• 留学6ヶ月前～3ヶ月前
• 留学3ヶ月前～出発まで

留学6ヶ月前～3ヶ月前

留学まで時間がある場合、まずはテキストを用いて単語や文法のインプットがおすすめです。

インプットである程度の量をこなしたら、テキストを声に出して読んだり、オンライン英会話を利用したりしてアウトプットの練習を始めましょう。

インプットとアウトプットの繰り返しで、語彙力をはじめとする基礎力の向上が期待できます。

留学3ヶ月前～出発まで

留学が近づいてきたら、空港や入学手続き、入居などですぐに使える実践的な会話表現を集中的に練習しましょう。

困ったときのフレーズを覚えておくことで、留学時に慌てずに済みます。タビケンプライムでは重要なフレーズを含む英語表現のコーチングも可能です。

英語力の向上だけでなく、留学に必要な準備物や手続きの相談もできるので、お気軽に問い合わせください。

留学前に英語の勉強以外でやっておけばよかったことは？

留学は人生のなかでも大きいイベントなので、しっかりと準備せずに向かうと後悔につながります。

英語力が不足することによる後悔もありますが、それ以外にも以下のような後悔が起こり得ます。

• 渡航先をもっと慎重に選んでおけばよかった
• 留学の目標を立てて現地でどう動くか計画を立てておけばよかった
• 公的手続き・持ち物の準備にもっと余裕をもっておけばよかった

準備不足で後悔しないよう、しっかりとやるべきことをやっておきましょう。

英語の勉強以外でやっておけばよかったことを確認する

タビケン留学の体験談

オーストラリアのタビケン留学では、留学前にしっかりと英語のサポートをさせていただき、留学し無事に成功された方が多数います。

具体的な事例として以下の通りです。

• 日本でのヨガインストラクターの経験を活かしての語学留学
• 英語力0で留学しシドニーの人気ラーメン店の店長へ

彼らの体験談を見てみましょう。

日本でのヨガインストラクターの経験を活かしての語学留学

日本でヨガインストラクターをしていた咲さんは、過去にカナダで2ヶ月ほど留学した経験がありました。

しかし、かなりの期間が空いてしまっていたため、英語に慣れる意味で一度フィリピンで語学学校に通いオーストラリアに渡航する二カ国留学を実施しました。

最初は英語がなかなか理解できず仕事でもミスをしたそうですが次第に慣れていき、オーストラリアでもヨガのコミュニティを作り活躍できたそうです。

咲さんの体験談を見る

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英語力0で留学しシドニーの人気ラーメン店の店長へ

大樹さんは、英語力がほぼ0からシドニーの人気ラーメン店店長に上り詰めた方です。もともと英語は苦手とのことで、フィリピンでまずは1ヶ月間、語学学校へ通っています。

1ヶ月で英語をマスターできたわけではありませんが、「何とかなる」という自信が付き、シドニーへと渡航しました。

渡航先では師匠から実力を認めてもらいラーメン店を任せてもらえるまでに成長できたとのことです。

大樹さんの体験談を見る

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効果的な留学・ワーホリにするために基礎学習を怠らないようにしよう

語学学校に通う人は、事前に勉強しておくことで1つでも上のクラスに入れる可能性があります。そして、自分の英語力と同等あるいは、上の人たちと一緒のクラスに入れます。

また、効率的な英語勉強をすれば、英語力が効率的に上がり給料が良いローカルジョブもゲットできます。楽しく充実した留学・ワーホリ生活にするために、渡航前にしっかり勉強し、英語のインプットをしましょう。

タビケンプライムでは、あなたの「やりたいこと」を実現するオーダーメイドプランをご提案します。

タビケンプライムでは、海外での仕事探しサポートや帰国後のキャリアサポートも可能なので、英語と留学経験を活かしたい方はお気軽にご相談ください。

紹介：「りわの勉強ざんまい」では、海外移住目指す著者の英語記事が公開されていますので、海外移住をお考えの方はおすすめです。

pecoちゃん＆おさるさん、タビケン留学でオーストラリアで語学学校＆ホームステイに挑戦！

 

ペコちゃんとおさるさんがシドニーで語学学校に通い、ホームステイを体験した様子を紹介。異文化交流をしながら英語力を向上させる過程がリアルに伝わります。

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