オーストラリアのファームステイ完全ガイド|費用から仕事内容・探し方まで解説
オーストラリアは広い自然と温暖な気候が魅力で、ワーキングホリデー先として人気の高い国です。
なかでも多くの人が挑戦しているファームステイは、都会を離れて自然の中で働きながら暮らせるのが特徴で、語学力の向上や貯金、さらに人との出会いや学びを得られるのが大きな魅力です。
ただし、ファームステイにはいくつかの種類や仕事内容があり、体力的にきつい作業や生活の不便さがあることも事実です。十分な準備をせずに参加すると「思っていたのと違う」と感じることもあるため、出発前にしっかり情報を整理しておくことが大切です。
ここでは、ファームステイを成功させるために知っておきたい種類や仕事内容、費用、探し方をわかりやすく解説します。渡航計画を立てるときの参考にしてください。
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オーストラリアのファームステイとは?ワーホリとの違いを解説

オーストラリアのファームステイとは、農場や牧場に滞在して農業や酪農の作業を手伝いながら暮らす滞在スタイルを指します。
目的や働き方によっていくつかのパターンがあり、給料をもらって働くタイプ、食事と宿泊の提供を受ける代わりにボランティアとして協力するタイプ、観光として短期間体験するタイプなどがあります。
労働型ファームステイ(有給・セカンドビザ対象)
労働型ファームステイは、農作業の対価として給料をもらえる最も一般的なスタイルです。フルーツや野菜の収穫(ピッキング)、選果や箱詰め(パッキング)、枝の剪定(プルーニング)などが主な仕事で、オーストラリアの最低賃金に沿った収入を得られます。そのため、ワーキングホリデーで資金を確保したい人に多く選ばれています。
さらにこのスタイルは、政府が指定する地域や職種で一定期間働くと、ワーキングホリデービザの延長条件を満たすことができます。セカンドビザやサードビザを目指す人にとって、働きながら長期滞在を実現できる有力な方法です。
【関連記事】オーストラリアファームジョブについて
WWOOF(宿・食事付きのボランティア)
WWOOF(ウーフ)は「World Wide Opportunities on Organic Farms」の略で、有機農家とボランティアをつなぐ国際的なネットワークです。参加者は「ウーファー」と呼ばれ、1日4〜6時間程度の作業を行う代わりに食事と宿泊が提供されます。金銭的な報酬はありません。
この仕組みは単なる労働交換ではなく、ホストファミリーとの交流やオーガニック農法や持続可能な暮らしを学べることが目的です。地域の生活に深く触れたい人や、ホストとの交流を重視したい人におすすめで、参加には公式サイトでの有料メンバー登録が必要です。
ホリデー型ファームステイ(短期体験・観光向け)
観光を目的としたホリデー型ファームステイは、数日から1〜2週間ほどの短期間で農業体験を楽しむスタイルです。観光牧場やファームホテルが企画するプログラムが中心で、動物の餌やり、乳搾り、乗馬、野菜の収穫、採れた食材を使った料理体験などを楽しめます。
本格的な労働はないため体力に自信がない人でも安心して参加でき、短い休暇を活用したい社会人や子ども連れの旅行にも向いています。費用は宿泊費としてかかりますが、オーストラリアの自然を手軽に満喫できるのが魅力です。
<参考>
・How it works | WWOOF
・How it works | WWOOF Australia
・Why_WWOOFers_must_not_be_paid.pdf
ワーホリとファームステイの違い|ビザ制度と滞在スタイル
ファームステイとワーキングホリデー(ワーホリ)は混同されやすいですが、意味は異なります。ワーキングホリデーは、オーストラリアに最長1年間(条件を満たせば最長3年間)滞在できるビザ制度で、就労や就学が認められています。
一方のファームステイは、農家に滞在して働く生活スタイルのことを指します。つまり「ワーホリビザでオーストラリアに渡航し、その滞在方法としてファームステイを選ぶ」という関係です。
観光目的で短期体験をする場合は、就労に当たらない内容であればETA(601)などの訪問者ビザで参加できることもあります。ただし、条件はプログラムによって異なるため、事前に確認しておきましょう。
<参考>
Subclass 601 Electronic Travel Authority
オーストラリアのファームステイの仕事内容と1日の流れ

オーストラリアのファームステイで担当する仕事は、滞在する農場の種類(果樹園・野菜農園・酪農・牧畜など)や季節によって大きく変わります。
屋外で体力を使う作業から室内の軽作業まで幅広く、自分の体力や興味に合わせて選べるのが特徴です。ここでは代表的な仕事内容を紹介します。
| 仕事の種類 | 主な内容 |
| 収穫(ピッキング) | 果樹園や野菜農園での中心的な作業で、果物や野菜を収穫します。体力を使う仕事ですが、歩合制の場合は高収入を狙える可能性があります。 |
| 箱詰め(パッキング) | 収穫した作物をサイズや品質ごとに分けて箱詰めする作業です。屋内で行うことが多く、天候の影響を受けにくいのがポイントです。 |
| 栽培管理 | 苗の植え付け、雑草取り、枝の剪定(プルーニング)、水やりなど、作物を育てるための管理作業です。農業の基礎を学びたい人に向いています。 |
| 家畜の世話 | 酪農や牧畜を行うファームで、牛の乳搾りや羊の毛刈り、餌やり、小屋の掃除などを担当します。動物が好きで体力に自信のある人におすすめです。 |
これらの仕事は単独で行う場合もあれば、季節や農場の状況によって複数を掛け持ちすることもあります。
1日のスケジュール例
作業時間は地域や季節、雇用主によって変わります。ここでは屋外で収穫作業をする場合の一例を紹介します。
- 5:30 起床・朝食
- 6:00 作業開始(涼しい時間帯にスタート)
- 10:00 短い休憩(「スモコ」と呼ばれるコーヒーブレイク)
- 12:00 昼食・長めの休憩(日差しが強い時間帯を避ける)
- 14:00 作業再開
- 17:00 作業終了・片付け
- 18:00 夕食(同僚と自炊することが多い)
- 19:00 自由時間(シャワー、洗濯、交流など)
- 22:00 就寝(翌日に備えて早めに休む)
※上記はあくまで一例で、ファームの種類や天候、季節によって変わります。
このように、ファームでの暮らしは早寝早起きの健康的なリズムが基本です。日中は自然の中で体を動かし、夜は仲間と交流することで、心身ともに充実した毎日を送ることができます。
<参考>
Working in agriculture – Visa options
オーストラリアのファームステイで得られる5つのメリット

オーストラリアでのファームステイは、お金を稼ぐだけでなく、人生の財産になる体験を与えてくれます。厳しい環境だからこそ得られる学びや出会いは、将来に役立つ大きな価値があります。
ここでは、ファームステイを通じて得られる代表的な5つのメリットを紹介します。語学力の向上や異文化交流、さらには大自然の中での体験まで、その魅力を具体的に見ていきましょう。
メリット1:英会話力が自然と身につく
ファームでの仕事は、オーナーやスーパーバイザーからの指示、同僚とのやり取りなど、日常的に英語を使う場面が多くあります。特に地元のオーストラリア人が運営するファームでは、常に英語環境に身を置くことができます。
教科書では学べないスラングや実践的な言い回しを使う中で、リスニング力やスピーキング力が自然と伸びるのが特徴です。最初は聞き取りに苦労しても、積極的に会話に加わることで確実に力をつけられます。
メリット2:住み込みで生活費を抑えて貯金できる
労働型のファームでは、雇用条件として宿泊施設や食事が提供されることがあります。都市で一人暮らしをするよりも、家賃や食費を大幅に節約できるのが大きな魅力です。
ただし、宿泊や食事の条件は雇用主によって異なります。無料か有料かなど、契約内容をしっかり確認しておくと安心です。また、ファーム周辺には娯楽施設が少ないため、出費が抑えやすく自然と貯金につながります。
メリット3:セカンド・サードワーホリの条件を満たせる
オーストラリアのワーキングホリデービザは基本1年間ですが、政府が定める職種や地域で一定期間働くと、2年目・3年目のビザ申請が可能になります。
特にファームでの仕事はこの条件を満たすことが多く、長期滞在を希望する人にとっては大きなチャンスです。滞在を延長してさらに経験を積みたい人にとって、有利な働き方といえます。
<参考>
・Working the Harvest Trail
・Second Working Holiday visa
・Third Working Holiday visa
メリット4:世界中の仲間と出会い多文化を体験できる
オーストラリアのファームには、ヨーロッパ、アジア、南米など世界中から若者が集まります。異なる文化や価値観を持つ仲間と寝食を共にすることで、国際感覚を自然と磨けます。
休憩時間や休日にそれぞれの国の文化を語り合うことも多く、多文化交流の貴重な経験になります。ファームでできた友情が一生の宝物になることも少なくありません。
メリット5:大自然の中で貴重な経験ができる
都会を離れ、オーストラリアならではの雄大な自然に囲まれて過ごせるのも魅力です。広大な農地や野生動物との出会い、満天の星空など、日本ではなかなか味わえない体験が待っています。
太陽の動きに合わせて生活し、食材がどのように育つかを実際に感じることで、自然への感謝や新しい価値観が育まれます。心身をリフレッシュしながら、かけがえのない思い出を作れる時間になるでしょう。
オーストラリアのファームステイのデメリットと対策

ファームステイには多くの魅力がありますが、良いことばかりではありません。あらかじめデメリットを理解し、対策を考えておくことで後悔を減らせます。
ここでは、多くの人が直面しやすい3つの課題とその対応策を紹介します。
デメリット1:体力的にハード → 無理のない職種選びと体調管理
ファームの仕事は基本的に肉体労働です。早朝から炎天下で長時間作業することもあり、慣れるまでは体への負担を強く感じやすいです。腰痛や筋肉痛、熱中症のリスクもあります。
対策としては、まず自分の体力に合った職種を選ぶことが大切です。例えば、重労働になりやすい収穫(ピッキング)よりも、屋内で行う箱詰め(パッキング)の方が体の負担を抑えやすい傾向があります。十分な睡眠や栄養、こまめな水分補給も意識しましょう。
デメリット2:悪質ファームのリスク → 契約確認と紹介先の利用
残念ながら、すべてのファームが良い環境とは限りません。最低賃金が支払われなかったり、住環境が劣悪だったりするケースも報告されています。
リスクを避けるには、契約内容を必ず書面で確認することが重要です。給与・労働時間・住居費などを明確にし、口約束は避けましょう。仕事探しの際には、オーストラリア政府が運営する「Harvest Trail」や、信頼できる留学エージェントを利用すると安心です。
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デメリット3:孤独や不便さ → サポート体制と事前準備で解消
ファームは都市部から離れた郊外にあることが多く、スーパーや病院へのアクセスが限られています。そのため、日本の食材や日用品が手に入りにくく、不便さや孤独を感じることもあります。
対策としては、日本の調味料や常備薬、好きな本など、気持ちを落ち着けられるアイテムを持参すると安心です。さらに、困ったときに相談できる留学エージェントのサポート体制を事前に確認しておくと心強いです。準備と心構えがあるだけで、不便さや孤独感を和らげられます。
【関連記事】オーストラリアの優良ファーム体験談!
オーストラリアのファームステイにかかる費用

オーストラリアでファームステイを始めるときは、どのくらいの資金を準備して、どれくらいの収入を見込めるのかを知っておくことが大切です。
まずは必要な費用の全体像を確認してみましょう。
| 費用の種類 | 主な内訳 | 金額の目安 |
| 渡航前の初期費用 | ビザ申請料、航空券、海外旅行保険など | 約2,050~4,100豪ドル(約20万円~40万円) |
| 滞在中の費用 | 交際費、通信費、雑費など(※家賃・食費を除く) | 約205~510豪ドル(約2万円~5万円)/月 |
※1豪ドル =98円換算(2025年9月時点)
ここからは、それぞれの費用の詳細と、ファームで得られる収入について見ていきましょう。資金の目安を把握しておくことで、安心して準備を進められます。
【支出】渡航前に必要な初期費用(ビザ・航空券・保険など)
ファームで働き始める前に、日本で準備しておく費用があります。主な内訳は以下の通りです。
- ワーキングホリデービザの申請料
- オーストラリアへの往復航空券代
- 滞在期間をカバーする海外旅行保険料
- 必要に応じた健康診断料
利用する航空会社や保険プランによって金額は変わりますが、合計で20万〜40万円程度を想定しておくと安心です。現地到着後すぐに仕事が見つからない場合もあるため、当面の生活費も含め、余裕を持った準備をしておきましょう。
【支出】滞在中の費用(交際費・雑費など)
ファームステイでは、家賃や食費が無料、または低価格で提供されるケースが多く、都市部での生活に比べて出費を抑えやすいのが特徴です。
ただし、生活費がゼロになるわけではありません。休日の外出にかかる交通費や外食費、同僚との交際費、携帯電話の通信費、日用品の購入などは必要です。自炊が中心でも、月に2万〜5万円程度の雑費は見込んでおくと安心です。
【収入】ファームの給料相場と貯金モデル|タックスリターンも
有給の労働型ファームステイでは、給与はオーストラリアの法律に基づいて支払われます。2025年9月時点の全国最低賃金は時給24.95豪ドル(約2,445円)です。
最低賃金を基準に計算すると、以下が目安になります。※いずれも税金・控除前、1豪ドル=98円換算
- 週給:約998豪ドル(約97,800円)
- 月収:約3,992豪ドル(約391,200円)
給与は時給制のほか、収穫量に応じた歩合制を採用している場合もあります。
また、会計年度末にはタックスリターン(確定申告)を行い、払い過ぎた税金が還付される可能性もあります。
【関連記事】オーストラリアの所得税とタックスリターンの仕組み
<参考> \
・Minimum wages – Fair Work Ombudsman
・Tax rates – working holiday maker | Australian Taxation Office
オーストラリアのファームステイ先の探し方

自分に合ったファームステイ先を見つける方法は、「自力で探す」か「留学エージェントに相談する」の2通りがあります。どちらもメリットと注意点があるため、英語力や性格、かけられる時間や予算を考慮して選びましょう。
求人サイト(Harvest Trailなど)で探す
自分で探す方法の代表例が求人サイトの活用です。特にオーストラリア政府が運営するHarvest Trailは、季節雇用に特化した公式サイトで信頼性が高く、地域や作物の種類を条件に仕事を検索できます。
手数料がかからず、自分のペースで仕事を選べる点が魅力です。ただし、雇用主とのやり取りや契約確認はすべて英語で行う必要があるため、一定の語学力と主体性が求められます。
WWOOF公式サイトで探す
有機農家での暮らしを体験したい人には、WWOOF Australiaの公式サイトが便利です。年会費を支払いメンバー登録すると、全国のホスト(受け入れ農家)のリストを閲覧できます。
農家の場所や仕事内容、生活環境が詳しく掲載されており、レビューも参考になります。興味のあるホストを見つけたら、サイトを通じて直接連絡し、滞在内容を調整します。自分のライフスタイルに合ったホストを探しやすいのが特徴です。
SNSや知人の紹介で探す
FacebookなどのSNSには、ファームジョブの情報交換を行うコミュニティグループが多数あります。現地の口コミや最新求人をリアルタイムで得られるのがメリットです。
また、現地の友人や知人から紹介を受けるのも効果的で、悪質なファームに当たるリスクを減らしやすいという利点があります。SNSや口コミを活用すれば、Webサイトにはない鮮度の高い情報を得られます。
留学エージェントに相談する
「英語力に自信がない」「自分で探すのは不安」という人には、留学エージェントへの相談がおすすめです。ビザ申請や保険の手続きといった煩雑な作業をサポートしてくれるだけでなく、事前に確認済みのファームを紹介してもらえる安心感があります。
さらに、渡航前後の不安を解消するアドバイスも受けられるため、トラブルを防ぎながらスムーズに仕事を始められる点が大きなメリットです。
自分で探す方法とエージェントを利用する方法、どちらにも魅力があります。もし準備や現地生活に少しでも不安があるなら、専門家のサポートを受けることで安心してスタートできます。
私たちタビケン留学では、手数料無料でファームステイの相談を受付中です。信頼できるファームの探し方や契約の注意点、渡航準備から現地サポートまで一貫してお手伝いします。まずは無料カウンセリングからお気軽にご相談ください。
【関連記事】オーストラリアで失敗しないファームの探し方6選
オーストラリアのファームステイに必要な準備

オーストラリアでのファームステイを成功させるには、日本にいる間の事前準備が欠かせません。思いつきで渡航すると仕事が見つからなかったり、想定外のトラブルに直面したりする恐れがあります。
ここでは、出発前に押さえておきたい3つの準備ステップを紹介します。計画的に進めて、安心して新生活を始めましょう。
1. 目的と期間に合ったビザを申請する
まずはビザの手続きを進めます。ファームステイの目的によって必要なビザが変わるため、用途と滞在期間に合う種類を選ぶことがポイントです。
有給で働いて収入を得る場合は、18歳から30歳(一部の国籍は35歳)まで申請できる「ワーキングホリデービザ(サブクラス417)」が基本になります。観光を目的とした短期体験(ホリデー型)なら、「観光ビザ(ETA、601)」で参加できるプログラムもあります。
ビザを誤って選ぶと働けなかったり、滞在期間が短くなったりする可能性があります。申請に時間がかかることもあるため、出発の数か月前から余裕を持って準備しておくと安心できます。
2. 必須アイテムと便利グッズの持ち物リスト
ファームでの暮らしは都市部と環境が大きく異なるため、持ち物選びが大切です。日差し対策として帽子やサングラス、日焼け止めは必需品で、虫除けスプレー、汚れても良い丈夫な作業着、長靴や安全靴も用意しておきましょう。
そのほか、洗濯物を干すロープや洗濯バサミ、日本の味が恋しくなったときの調味料やインスタント食品、オフラインで楽しめる本や映画なども役立ちます。あると便利なものをメモしておくと、現地で困りにくくなります。
早めに持ち物リストを作成し、計画的にパッキングを進めると、出発前の気持ちに余裕が生まれます。前日になって慌てないように、週ごとに準備を進めておくと安心です。
3. ファーム生活に必要な英語力をつける
ファームの仕事は、必ずしも高い英語力がないと働けないわけではありません。とはいえ、作業指示や安全の注意を理解する力と、同僚と気持ちよくやり取りできる力があると安心です。基本のフレーズを押さえておくと、初日から動きやすくなります。
基礎的な会話力があると、条件の良い仕事を選びやすくなります。あわせて、日々のコミュニケーションに余裕が生まれ、現地での暮らしをより楽しめます。
日本にいる間はオンライン英会話や学習アプリを活用し、リスニングとスピーキングの土台を積み上げましょう。よく使う表現を声に出して練習しておくと、渡航後の適応がスムーズになります。
さらに効率よく現場で使える英語を身につけたい方は、タビケン留学の「タビケンプライム」を活用すると学習を進めやすいです。第二言語習得の考え方に基づくコーチングと、予約不要で毎日受けられるオンライン英会話で、実践力を着実に伸ばせます。
オーストラリアのファームステイに関するよくある質問

ここまで概要や準備を紹介しましたが、まだ気になる点がある人もいると思います。
ここでは、よくある質問をQ&Aでまとめます。チェックしておきたいポイントをざっと確認しておきましょう。
Q. 高校生や親子でも参加できますか?
A. 家族や未成年向けの体験プログラムはありますが、受け入れ条件は主催者や州のルールで変わります。とくに未成年の場合は、保護者に関する決まりが設けられていることがあります。
参加を考えるときは、主催者へ事前に直接確認しておくと安心です。募集要項や年齢条件、保護者同伴の必要性などをあらかじめ把握しておきましょう。
Q. おすすめの時期・地域はどこ?
A. おすすめの時期や地域は、狙いたい作物によって変わります。オーストラリアは南半球の大きな国なので、地域ごとに気候や収穫シーズンが異なります。
たとえば、クイーンズランド州北部のバナナは通年で収穫できます。一方、チェリーやブドウは夏(12月〜2月頃)にビクトリア州やタスマニア州でいちばんのシーズンになります。出発前に政府の「National Harvest Guide」で、希望する作物と時期を照らし合わせておくと安心です。
<参考>
・All About Bananas – Production
・About – Cherry Growers Australia
・Seasonal Produce Harvest Dates | Department of Natural Resources and Environment Tasmania
Q. 体力や虫が不安でも大丈夫?対策は?
A. 体力や虫が心配でも、準備をしておけば大丈夫です。体力に不安があるときは、屋外の収穫(ピッキング)より屋内中心の箱詰め(パッキング)を選ぶと負担を抑えやすいです。自分のペースで始めて、少しずつ慣れていきましょう。
虫が苦手なら、虫除けスプレーを用意し、作業中は長袖・長ズボンで肌の露出を減らします。帽子や薄手の手袋を合わせるとさらに安心です。仕事内容の選び方と基本の準備を押さえておけば、不安を和らげながら経験を積みやすくなります。
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オーストラリアのファームステイで後悔のない挑戦をしよう

オーストラリアのファームステイは、英語力を伸ばしつつ貯金もしやすいのが魅力です。広い自然の中で、日本ではなかなか味わえない体験を楽しめます。
その一方で、体力的にきつい日や生活が不便に感じる場面もあります。出発前に情報を集めて準備を整えることがポイントで、対策を用意しておくと負担を減らしやすくなります。
この記事を参考に、自分に合う進め方を考えて計画を立ててみてください。準備やファーム探しが不安なときは、タビケン留学の無料カウンセリングを活用すると、現地生活をより安心して始められます。
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Cairns College of English & Business (CCEB)
ケアンズ・カレッジ・オブ・イングリッシュ & ビジネス
ケアンズ・カレッジ・オブ・イングリッシュ & ビジネス(Cairns College of English & Business)は通常の語学学校と比較して、語学習得のためにとても厳しい学校となっています。徹底したイングリッシュ・オンリー・ポリシーが導入されており、英語漬けの環境でしっかりお勉強したい学生さんにおすすめです。
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ILSC Perth
アイエルエスシー パース校
アイエルエスシー (ILSC)は徹底した母国語禁止のルールを設けており、幅広い選択授業の中から学べる学校です。仕事と勉強を両立させたい方や英語+αで学びたいことがたくさんある方にオススメです。
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Greenwich College Perth
グリニッジカレッジ・パース
シドニーで2005年にオープンし、常時約1,000人の生徒が就学している大人気の語学学校「グリニッジ・イングリッシュ・カレッジ」。2025年1月から今までは専門コースのみだったパース校でも語学コースで学ぶことができる様になりました。「すべての学生が希望する英語のゴールを達成させる」というミッションを掲げており、高レベルな資格を持つ教師陣とフレンドリーなスタッフの提供に力を入れています。そのため、就学中は先生だけでなくスタッフにも相談しやすい環境が整っており、英語の初心者でも安心して学習できる環境が整っています。
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Lexis English Perth City Campus
レクシス・イングリッシュ・パースシティ校
2023年2月に開校したパースでは2校目になるパースシティ校。ビーチ近くのスカボロー校とは異なり、パースシティ中心地に校舎があり、仕事や滞在先が見つけやすいロケーション。 パース市内ではあるが、静かで落ちついた地域にある。ヨーロッパや南米の学生が多く、フレンドリーな中にもしっかり英語が学べる環境。
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Navitas English Perth
ナビタス・インブリッシュ パース校
Navitas Englishは、シドニーハイドパーク、マンリー、パース、ブリスベン、ダーウィンにキャンパスを構える大規模な語学学校です。講師陣もしっかりとしたキャリアを持っていて、質の高い授業を受けることができます。オーストラリアにある60校以上の大学・専門学校と連携をしていて、大学進学や専門学校の進学にも強い学校です。
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Milner International College of English
ミルナー・インターナショナル・カレッジ・オブ・イングリッシュ
「世界で一番美しく住みやすい街」と言われる西オーストラリアの州都パース。そのシティーの中心部に位置するMilner International College of English は、歴史の長い老舗の語学学校です。アットホームでアクテビティも多く、国籍バランスの良い人気の学校です。ケンブリッジ検定コースに特に力を入れており、しっかり勉強したい方におすすめす。
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Lexis English Byron Bay Campus
レクシス・イングリッシュ・バイロンベイ校
ゴールドコーストから南へ約1時間、ビーチにほど近くゆったりと時間の流れるバイロンベイ。ヨーロピアンに人気の街なので、多国籍な環境ながらアットホームな雰囲気のバイロンベイ校は、日本人も少なく小規模なため、一人一人に向き合った指導が可能となっています。
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Byron Yoga Centre (Byron Bay Campus)
バイロンヨガセンター
バイロンヨガセンターは1988年に創設されたヨガ専門スクールです。オーストラリア政府公認の1年から3年のコースを提供しています。質の高いコースは、全米ヨガアライアンスにも認定されていますので、日本のみならず世界で通用するヨガインストラクター資格が取得できます。
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Lexis English Sunshine Coast Campus
レクシス・イングリッシュ・サンシャインコースト校
ブリスベンから北へ車で約1時間のサンシャインコーストの中心地、Maroochydore(マルチドール)に位置するLexis English サンシャイン校は、小規模でアットホームな雰囲気。学校からは美しいビーチが眺め、ビーチリゾートライフを楽しみながらしっかりと英語が学べます。
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Navitas English Darwin
ナビタス・イングリッシュ ダーウィン校
Navitas Englishは、シドニーハイドパーク、シドニーマンリービーチ、パース、ブリスベン、ダーウィンにキャンパスを構える大規模な語学学校です。講師陣もしっかりとしたキャリアを持っていて、質の高い授業を受けることができます。オーストラリアにある60校以上の大学、専門学校と連携をしていて、大学進学や専門学校の進学にも強い学校です。
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Lexis English Noosa Campus
レクシスイングリッシュ ヌーサ校
Lexis Englishヌーサ校は、暖かな気候と青い海、美しいビーチに囲まれ、ゆったりとしたライフスタイルを楽しみながら英語を学ぶことができます。ケンブリッジ検定やIELTS試験対策コース、英語+サーフィンなど幅広いコースから自分に合ったスタイルの英語を学ぶことができます。
Lexis English Noosa Campusについて詳しく見る※タビケン留学でのお申し込み者数をもとにランクづけ







































