ワーキングホリデー（ワーホリ）を利用してオーストラリアへ渡航した方が経験する悩みの1つに、仕事探しの問題が挙げられます。

仕事探しに苦戦するケースにはいくつか理由がありますが、仕事探しのコツや対策を踏まえることで理想的なワーホリ生活が叶うはずです。

本記事では、オーストラリアで仕事が見つからない時の理由や対策法、おすすめの探し方についてまとめました。

また、仕事探しをうまく進めるコツや人気職種の給料相場も解説しているため、オーストラリアでの仕事探しをスムーズに進めるための参考にしてください。

留学エージェント・タビケン留学では、ワーホリに関する相談はもちろん、仕事の探し方の案内やレジュメのデータ提供など渡航後も無料でサポートしています。

現地スタッフからの最新情報を踏まえた相談・提案を行っているため、オーストラリアでのワーホリや仕事探しの不安を解消したい方は、ぜひ一度ご相談ください。

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オーストラリアのワーホリで仕事が見つからない理由と対策法

オーストラリアのワーホリで仕事探しに苦戦しているのなら、その理由を考えてみましょう。

主な理由として以下の5つが考えられるので、ご自身のケースと照らし合わせてみてください。

• 業務に必要とされるレベルの英語力がない
• 仕事に役立つ資格・スキル・実務経験がほとんどない
• 渡航前に仕事探しの準備を始めていない
• 応募している求人の数が少ない（職種や条件を絞りすぎている）
• 履歴書（レジュメ）の完成度不足

業務に必要とされるレベルの英語力がない

仕事が見つからない理由としてまず挙げられるのが、業務に必要な英語力が足りていないケースです。

ローカルなレストランやカフェの接客では英語力が欠かせないため、コミュニケーションがとれないレベルでは採用される可能性が低く、思うように仕事を見つけられません。

より幅広い選択肢から仕事を探すのであれば、以下のような英語力を高める対策が必要です。

• 日本で最低限の英語力をつけてから渡航する
• フィリピン留学をした後にオーストラリアへ渡航する
• 現地で語学学校に通って英語力をつけてから求職する
• 語学学校に通いながら仕事をする

英語力向上のために語学学校を検討するなら、タビケンの留学サポートをご活用ください。

タビケン留学では、現地スタッフが定期的に学校へ足を運び、担当者と密にコミュニケーションをとることで最新情報がキャッチしやすい環境を作り出しています。

学校からの最新情報や学費に関わるキャンペーン、学生の国籍比率や進路状況などを踏まえた上で、目的に合った学校のリストアップや絞り込み、決定が可能です。

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仕事に役立つ資格・スキル・実務経験がほとんどない

オーストラリアの求人では、即戦力になる人材が求められます。

飲食店でのアルバイト経験など、仕事で活きる経験があることが大切です。

また、美容師や看護師、バリスタなど専門的なスキルや資格を要する仕事の経験があると、さらに採用の可能性が高くなります。

もし現地で活かせそうな経験がない場合は、採用にこぎつけるのは難しくなるでしょう。

現地では手当たり次第ではなく、ご自身のアルバイト経験や職歴、保有資格に関連していたり、近しい仕事に応募したりすることをおすすめします。

渡航前に仕事探しの準備を始めていない

仕事探しは現地に渡航してから始まると思っている方も多いですが、実際には渡航前から準備が必要です。

現地では思っていたよりも英語が通じないと感じる方が多く、事前準備をせずに渡航すると仕事探しで苦戦してしまいます。

コミュニケーションがとれず、ツテもないと仕事探しは困難なため、日本にいる間に以下のような準備を進めておきましょう。

• 事前に応募できそうな仕事に目星をつけておく
• 働いてみたい仕事に応募を始めておく
• 留学エージェントに相談しておく

事前に準備をしておくと、現地に行ってからスムーズに新生活を始められます。

また、渡航してから1ヶ月もすれば現地生活には慣れるので前もって準備しておき、スムーズに仕事探しを始めましょう。

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応募している求人の数が少ない（職種や条件を絞りすぎている）

求人には2～3件応募すれば大丈夫と思う方もいるかもしれませんが、実際は10件応募して1件連絡が来ればいいほど、競争率が高い状況です。

希望の仕事に応募するのはもっともですが、職種や条件を絞りすぎると求人情報は見つかりにくくなります。

職種や条件にこだわるのであれば、仕事探しにかける時間を無駄に費やさないためにも期限を決めて応募してください。

仕事探しがうまく進まない場合には、職種や条件を少し緩めて応募数をさらに増やしましょう。

タビケン留学の現地アドバイスサポートでは、ファームジョブ希望の方に向けたファームの探し方、現地での仕事探しの方法を無料で案内しています。

求人探しのコツを知ると、見つけられる求人の数も違ってくるので積極的に活用するのがおすすめです。

 履歴書（レジュメ）の完成度不足

求人応募の際には英文履歴書（レジュメ）が必要です。

オーストラリアの履歴書には決まった書式がないため、書き方によって印象が大きく左右されます。

即戦力を求められるオーストラリアでは、これまでの経験を仕事に活かせるかどうかが重要です。

そのため、自分の語学力や職歴をしっかりと盛り込み、即戦力になれるとアピールするレジュメを作りましょう。

日系企業に応募する場合は日本語の履歴書を求められることもあるので、英語と日本語の2種類を用意するのがおすすめです。

タビケン留学のサポート内容には、仕事探しに欠かせないレジュメのテンプレートとマニュアルのデータ提供も含まれています。

仕事探しが不安な方は、有料で専属の担当者によるレジュメ添削や面接対策のマンツーマンサポートを受けることも可能です。

オーストラリアのワーホリで仕事が見つからない方向けの探し方

自分なりの方法で仕事探しに取り組んでいるものの、なかなか仕事が見つからない方に向けて、5つの仕事の探し方を紹介します。

意外と見落としていた仕事探しの方法があるかもしれないので、ここで確認しておきましょう。

• ワーホリ滞在者向けの日本人センターの掲示板から選ぶ
• 店舗や商業施設などの求人の貼り紙を確認する範囲を広げる
• 現地の友達や知人に紹介してもらう
• ファームジョブ希望者向け｜豪州政府が提供する「ハーベストガイド」を使う
• 留学エージェント・タビケンのサポート活用

オーストラリアの仕事探しマニュアルはこちら

ワーホリ滞在者向けの日本人センターの掲示板から選ぶ

現地でなかなか仕事が見つからない時は、日本人センター（コミュニティー）の掲示板を見てみましょう。

オーストラリアの仕事情報を掲載する主なサイトは、以下の3つです。

• JAMS.TV
• NichiGo Press
• MixB

日本人向けの掲示板なら、求人はもちろん住む場所などさまざまな情報を日本語で確認できます。

また、日本人の受け入れに積極的な職場の求人も掲載されるので、一般的な求人に比べて気軽にチャレンジできるでしょう。

店舗や商業施設などの求人の貼り紙を確認する範囲を広げる

求人情報はインターネットはもちろん、店舗や商業施設などに貼り出されていることもあります。

まずは滞在先のエリアで仕事を探すパターンが多いですが、なかなか見つからない場合は探す範囲を広げてみましょう。

範囲を広げることで競争率が低くなったり、興味のある仕事を見つけやすくなったりする可能性があります。

例えば、首都圏で仕事を探していたなら、少し郊外に目を向けてみましょう。

首都圏は競争率が高いですが、少し離れるだけで求人の種類や採用率が変わってきます。

現地の友達や知人に紹介してもらう

現地に友達や知人がいる場合、働けそうな仕事先があるか聞くのも1つの手です。

知人を介したネットワークは自分が見落としていた情報を近くの人が持っている可能性もあるため、侮れません。

また、友達や知人による紹介は双方に共通の知り合いがいるため、一定の信頼が担保された状態で交渉できるメリットもあります。

お互いに全く知らないところから始めるより、つないでくれる知人がいる方が安心です。

ファームジョブ希望者向け｜豪州政府が提供する「ハーベストガイド」を使う

ファームジョブを希望している場合は、豪州政府が提供する「ハーベストガイド」の活用もおすすめです。

ハーベストガイドでは、フルーツのピッキング業務や収穫した野菜のパッキング業務などが紹介されています。

短期の仕事も多数掲載しているため、ワーホリ労働者にもおすすめです。

ハーベストガイドは毎年更新されるため、優良求人を見逃さないためにも定期的に公式HPをチェックしましょう。

オーストラリアファームジョブに関する詳しい情報を確認する

 留学エージェント・タビケンのサポート活用

留学エージェントを利用している場合は、仕事探しのサポートを行っているか確認しておきましょう。

留学エージェント・タビケン留学では現地のアドバイスサポートで、オーストラリアでの仕事探しの方法を無料で案内しています。

他にも、レジュメのテンプレートやマニュアルをデータで提供するなど、仕事探しの成功率をアップさせるサポートが可能です。

また、仕事探しの徹底マンツーマンサポートを有料で実施しており、仕事が見つかるまで担当者がレジュメの添削や面接対策などのサポートを行います。

興味を持った方やワーホリで充実した時間を過ごしたい方は、ぜひ一度公式LINEからワーホリの無料相談をご利用ください。

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オーストラリアのワーホリの仕事探しをうまく進めるコツ

ワーホリの仕事探しをうまく進めるには、英語力の強化や職種の選び方など、コツをつかむ必要があります。

ここでは5つのコツを紹介するので、まだ実行できていないものがあればぜひ行動に移してみてください。

• 仕事が十分にできる状態まで早急に英語力を上げる
• 英語力があまり重視されない職種を選んで応募する
• 企業が提供する無給インターンから始めて有給の仕事を探す
• デスクワーク（事務職）をはじめとした経験重視の職種を選ぶ
• 求人に応募してもほとんど連絡が返って来ないと思っておく

仕事が十分にできる状態まで早急に英語力を上げる

英語に自信がない場合は、仕事ができるレベルまでのスキルアップが優先事項のため、仕事探しと並行して英語の勉強も怠らないようにしましょう。

オーストラリアへの渡航前であれば、フィリピンなど別の国での語学留学を挟むと英語力アップに効果的です。

フィリピンの語学学校は質の高い講師陣とマンツーマンでレッスンを行うため、短期間で英語力アップを図れます。

渡航後に英語力を上げるのであれば、語学学校に通いながら仕事を探したり、シフトの空き時間に授業を入れたりしましょう。

学校選びで迷っている方には、タビケン留学の経験豊富なコンサルタントが英語力アップに最適な語学学校の提案をすることも可能です。

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英語力があまり重視されない職種を選んで応募する

英語力に自信がない方は、英語でのコミュニケーションを伴わない仕事に応募してみましょう。

特にジャパニーズレストランの調理や皿洗い、ホテルのクリーニングなど黙々と作業する仕事は、専門的な知識を要する英会話の機会を少なくできます。

しっかりと勉強して英語力を上げれば、後に高度な英語力を必要とする仕事にチャレンジすることも可能です。

ワーホリではさまざまな職種に挑戦できるので、可能な範囲で勉強を進めながらステップアップしていきましょう。

企業が提供する無給インターンから始めて有給の仕事を探す

オーストラリアでは社会人のインターンシップも一般的なので、まずは無給インターンシップで働いて職歴を作るのも1つの方法です。

経験を積んで有給になるように交渉したり、ほかの有給インターンシップやアルバイトに応募したりしてみましょう。

インターンシップの募集は郊外よりも都市部の方が多い傾向にあるので、まずは都市部で探すことをおすすめします。

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デスクワーク（事務職）をはじめとした経験重視の職種を選ぶ

日本では学歴を重視することが多いですが、オーストラリアで重視されるのは「職務経験」です。

日本で特定の職務経験がある場合は、それを活かせる経験重視の仕事を選びましょう。

例えば事務職をはじめとするデスクワークでは、データ入力など少しでも経験があるとアピールできます。

求人情報を見ても「経験者歓迎」の記載がよくあるので、活かせそうな経験があれば積極的に応募してみましょう。

求人に応募してもほとんど連絡が返って来ないと思っておく

ワーホリの心構えとして、応募をしても返事がなくて当然と思っておくことも大切です。

求人には現地の方も応募するので競争率が非常に高く、応募したのに返事が来ないと悩む必要はありません。

英語や専門的な職務スキルを勉強して仕事の幅を広げるなど、返答を待つ時間も有効活用できます。

期待した返事がなくても、落ち込まず気持ちを切り替えて次に進みましょう。

ワーホリで仕事をとれる英会話レベルを目指す方法

英語に自信がないとしても、充実したワーホリ生活を諦めるのはまだ早いです。

ワーホリで仕事を得るために英語力を伸ばす方法として、以下の4つの方法を紹介します。

• フィリピン2カ国留学してからオーストラリアのワーホリに移る
• オーストラリアの語学学校に通った後にワーホリする
• オンライン英会話を使って実践レベルの英会話を練習する
• 英語の勉強を自分だけで頑張る自信がない方はコーチングの利用がおすすめ

フィリピン2ヶ国留学してからオーストラリアのワーホリに移る

短期で英語力を伸ばすなら、数ヶ月だけ別の国で語学留学をしてからオーストラリアに渡航する「2カ国留学」があります。

フィリピンは語学留学先として人気が高く、ハイレベルな講師陣とマンツーマンで授業を受けられるので英語の基礎を徹底的に身につけられます。

また、2カ国留学は留学の費用を抑えられるコストパフォーマンスの高さも人気の理由です。

タビケン留学では2カ国留学専門のカウンセラーが、一人ひとりの目的や状況に合った留学プランを提案しています。

また、渡航前の準備・手続きはもちろん、渡航後のサポートも充実しているので留学やワーホリが気になる方はタビケン留学にご相談ください。

オーストラリアの語学学校に通った後にワーホリする

オーストラリアでワーホリの仕事を始める前に、現地の語学学校に通うのも英語力を上げるおすすめの方法です。

英語力が上がれば仕事探しがスムーズに進み、時給の高い仕事にも就きやすくなります。

また、語学学校に通っている間に生活にも慣れるので、地域のことをよく知ってから仕事を始められて安心です。

タビケン留学が紹介している「王道のワーホリ！！ワーキングホリデープラン」では、語学学校に4ヶ月間通ってから仕事を始められます。

また「格安ワーホリパターン」なら、1ヶ月の通学期間を経て働くので初期費用を抑えることが可能です。

1つでも気になるワーホリプランがあれば、タビケン留学へご相談ください。

タビケン留学のワーホリプランについて詳しい情報を見る

オンライン英会話を使って実践レベルの英会話を練習する

英会話のレベルを上げる方法として、オンライン英会話もおすすめです。

オンライン英会話では、さまざまなバックボーンを持つ講師とレッスンを行うため、日常会話だけでは養えない、実践的かつ実用的な英語力が身につきます。

また、授業を受ける時間や場所の自由度が高く、授業のログがチャットに残るので復習しやすいのもオンライン英会話のメリットです。

英語の勉強を自分だけで頑張る自信がない方はコーチングの利用がおすすめ

勉強の習慣がない方、自分だけで英語学習を頑張る自信がない方はコーチングを利用しましょう。

コーチングとは、専任のコンサルタントと一緒に英語学習を進めるレッスン方法です。

英語学習の専門家が一人ひとりのレベルに合わせて英語学習を伴走してくれるため、モチベーションを保ちながら勉強を進められます。

数ある英語コーチングの中でも特におすすめなのが「イングリード」です。

海外の就労経験があるスタッフが専属コーチを担当し、英語学習の進捗を見ながら徹底サポートしてくれます。

興味を持った方は、ぜひ一度問い合わせてみてください。

イングリードに関する詳しい情報を見る

オーストラリアのワーホリで求人を探す時に注意すること

オーストラリアのワーホリで求人を探すにあたって、あらかじめ押さえておきたい注意点がいくつかあります。

以下で注意すべきポイントを取り上げるため、仕事を探す前にしっかり覚えておきましょう。

• 現地の就労についての法律・規則・制限を理解しておく
• 勤務するエリアによって給料相場が異なる
• 帰国後のキャリアにつながる高給な仕事は英語ができないと就きにくい

オーストラリアで働く方法と注意点に関する詳しい情報を見る

現地の就労についての法律・規則・制限を理解しておく

オーストラリアで仕事をする際は、現地の法律・規則・制限を理解しておきましょう。

留学生やワーホリ労働者は、所有しているビザの種類によって労働時間が異なります。

万が一、規定の労働時間を超えてしまった場合には強制送還される可能性もあるため、注意が必要です。

また、2009年に制定された公正労働法をはじめとする現地の法律は、留学生やワーホリ労働者の権利を守るためにも存在しています。

支給される給料が最低賃金を下回る、職場で性差別や人種差別を受けるなどのトラブルが発生した際に、適切な対応を取るためにも必ず現地のルールを把握しておきましょう。

参考：Fair Work OMBUDSMAN

勤務するエリアによって賃金が異なる

オーストラリアの賃金の相場は、勤務するエリアによって異なります。

エリアの相場より高い賃金を条件にしていると求人が限られるため、まずは働きたいエリアの相場をしっかり確認しましょう。

エリア	賃金の相場（週）
首都圏	1,688豪ドル（約16万2,000円）
西オーストラリア	1,500豪ドル（約14万4,000円）
ノーザンテリトリー	1,500豪ドル（約14万4,000円）
ヴィクトリア	1,400豪ドル（約13万4,400円）
ニューサウスウェールズ	1,387豪ドル（約13万3,100円）
クイーンズランド	1,350豪ドル（約12万9,600円）
南オーストラリア	1,250豪ドル（約12万円）
タスマニア	1,208豪ドル（約11万5,900円）

2024年9月の情報によると、オーストラリアで賃金の相場が最も高いのは首都圏の1,688豪ドル、次いで西オーストラリアとノーザンテリトリーの1,500豪ドルでした。

首都圏と比べると南オーストラリアやタスマニアは賃金の相場が低いですが、その分、首都圏より物価は安いです。

しっかりと働いてお金を稼ぎたいのであれば、賃金の相場が高い首都圏にエリアを絞って仕事を探しましょう。

※1豪ドル＝96円換算（2025年9月時点）

参考：Australian Bureau of Statistics

帰国後のキャリアにつながる高給な仕事は英語ができないと就きにくい

帰国後のキャリアにつながる高給な仕事に就くためには、ハイレベルな英語力が必要不可欠です。

ワーホリをするにあたって、帰国後のキャリア形成に悩む方は少なくありません。

一般的な語学留学や大学留学と異なり、休暇のイメージが強いワーホリは転職活動の強力なアピールポイントにはなりにくいです。

そのため、ワーホリを通じて英語力を強化したこと、ワーホリで得た経験をどのように仕事に活かすのかをアピールする必要があります。

なお、英語力以外のアピールポイントを作るなら、学生ビザに切り替えて専門学校に通い資格を取得する、海外インターンに参加して就労経験を積むのもおすすめです。

オーストラリアのワーホリで就ける仕事の種類と特徴

英語力に自信がなくても仕事は見つけられますが、必要とされる英語力が低いと給料も最低賃金ほどになることを留意しておきましょう。

ここでは、ワーホリで就ける主な仕事の種類や特徴についてまとめました。

• ローカルレストランの調理・皿洗い
• ファームジョブ
• ホテルのクリーニング
• ハウスキーピング・クリーナー
• 工場での仕事
• 日本人向けツアーガイド
• ベビーシッター（オーペア）

ローカルレストランの調理・皿洗い

ワーホリで日本人が最も働きやすいといわれる職場が現地のレストランです。

特に調理・皿洗いなどのキッチン業務は職場内のやり取りだけで完結するため、英語力もそこまで求められません。

レストランの中でも、ワーホリ労働者からの人気を集めるのがジャパニーズレストランです。

オーナーやスタッフも日本人の場合が多いので必要最低限の英会話で済み、英語に自信がない方も安心して応募できます。

ファームジョブ

オーストラリアでのワーホリは、ファームジョブも人気です。

ファームジョブには、農業やツーリズム、植林、漁業などさまざまな種類があります。

英語圏以外の出身者が働く多国籍な環境で黙々と作業をすることが多いため、英語を使う機会は少ないです。

ファームジョブでは最低限のコミュニケーションは必要ですが、英語力よりも体力に自信があることの方が求められます。

体力勝負とはいっても、男女で仕事が分担されているため女性でも安心です。

ただし、ファームジョブの実態は仕事内容や労働環境が求人情報と異なることもあるので探し方には注意しましょう。

オーストラリアでの失敗しないファームの探し方を見る

ホテルのクリーニング

ホテルのクリーニングは、チェックアウト後からチェックインまでの時間やゲストが出かけている間の限られた時間で働きます。

ベッドメイキングなど黙々と進める作業がメインになるため、英語力に自信がなくても大丈夫です。

ただ、たまにゲストの方から話しかけられる可能性はあります。

1人で作業する場合もあるので孤独を感じやすいこと、意外と体力を要する仕事であることも留意しておきましょう。

ハウスキーピング・クリーナー

ハウスキーパー・クリーナーは一般家庭の清掃が仕事です。

ホテルのクリーニングのように作業中はほとんど会話をする必要がありませんが、仕事中やその前後に住人とコミュニケーションをとる機会は多いでしょう。

そのため、日常会話が支障なくできるくらいの英語力があると安心です。

ハウスキーパーの仕事は、知り合いづてや派遣会社からの紹介によって雇用してもらえます。

工場での仕事

食品加工をはじめとする工場での仕事は、黙々と進める作業が基本のため、英語が必要になる場面は非常に少ないです。

例えば、精肉工場は時給が高い傾向にあります。

血が苦手な方にはおすすめできませんが、血に抵抗がなく忍耐力がある方は効率よく稼げるでしょう。

精肉工場以外には、ワイン工場・パン工場・材木工場などさまざまな工場の求人があり、短期集中でお金を稼ぎたい方におすすめです。

日本人向けツアーガイド

オーストラリアは観光地のため、日本人向けツアーガイドの募集も多いです。

ツアーガイドは、日本人観光客に観光地や各種アクティビティの案内をするのが主な仕事になります。

現地のホテルの受付やドライバーと英語でやり取りする機会があるため、一定以上の英語力が必要です。

サービス業の中でも比較的時給が高いため、効率的にお金を稼ぎたい方に向いています。

ただし、シフトが固定されていないケースが多く、安定して収入を得られない可能性がある点に注意しましょう。

ベビーシッター（オーペア）

オーストラリアにはベビーシッターに似た、オーペアと呼ばれる仕事があります。

オーペアは留学生を対象とした仕事で、ホームステイ先の子どもの世話や家事を手伝いながら語学や文化交流を深めるのが目的です。

基本的に住み込みで働くため、生活費を抑えながらお金を稼げます。

ただしどの程度お金を稼げるかは、お世話になる家庭によって異なる点に注意が必要です。

家賃と食費を給料の代わりとするケースもあるため、事前に報酬内容を確認しておきましょう。

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オーストラリアのワーホリで就ける仕事の給料の目安（レストランの場合）

オーストラリアのワーホリでレストランの仕事に就いた場合の給料の目安は、以下の通りです。

レベル	最低賃金（週給・フルタイム）	最低賃金（時給）
Introductory level	922.70豪ドル	24.28豪ドル
Level1	948.00豪ドル	24.95豪ドル
Level2	982.40豪ドル	25.85豪ドル
Level3	1,014.70豪ドル	26.70豪ドル
Level4	1,068.40豪ドル	28.12豪ドル
Level5	1,135.50豪ドル	29.88豪ドル
Level6	1,165.70豪ドル	30.68豪ドル

オーストラリアでは、政府機関のFair Work Commission（FWC）が最低賃金の見直しと改定を毎年行っています。

2025年7月1日以降に適用されている最低賃金は、時給24.95豪ドル（約2,395円）、週給948豪ドル（約91,000円）です。

厚生労働省の発表によると、令和7年度の日本の平均最低賃金時間額は1,121円のため、オーストラリアの時給は日本の約2倍となります。

オーストラリアでは従業員のレベルをこれまでの実務経験やスキルに基づいて定めており、業種やレベルによって最低賃金も異なる点が特徴です。

レベルが高いほど最低賃金は上がりますが、レベル1に満たない入門レベルだとFWCが定める最低賃金を下回るケースもあります。

そのため、少しでも給料を上げるためには仕事のスキルに加えて、英語力の高さが欠かせません。

※1豪ドル＝96円換算（2025年9月時点）

参考：Fair Work OMBUDSMAN

【体験談】実際にワーホリで仕事を見つけた人の声

ここでは、オーストラリアで仕事を見つけた方の体験談を2つ紹介します。

仕事の探し方や仕事を見つけるまでに行動したことなど、ぜひ参考にしてみてください。

• オーストラリアでカフェ留学を実現した楓さん
• 日々の成長を実感できた咲さん

オーストラリアでカフェ留学を実現した楓さん

小さい頃から海外での生活に憧れていた楓さんは、ワーホリでシドニーへ留学しました。

元々コーヒー好きだった楓さんはカフェでの勤務を叶えるため、最初の1ヶ月間バリスタの知識を学ぶために学校へ通ったそうです。

その後、ハウスキーパーのインターンを経てシドニーで仕事探しを始めたものの、希望の仕事を得るまでには1ヶ月を要しました。

仕事探しの際は、求人サイトからメールを送る以外にもカフェに履歴書を配り歩いたり、店員の方に顔を覚えてもらえるように何度も食事をしに行ったりしたそうです。

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日々の成長を実感できた咲さん

日本でヨガインストラクターをしていた咲さんは、1カ国目のフィリピンで語学学校に2ヶ月通い、2カ国目でシドニーに留学しています。

現地では、ミートアップで人脈を増やしながら仕事探しを行い、ボンダイビーチにあるローカルレストランでの仕事を手に入れました。

咲さんはタビケン留学のサポートを活用して留学前の情報収集を行ったり、現地で何かあった時にはオフィスへ足を運んだりしたそうです。

オーストラリアで開催したタビケン留学主催のイベントは、現地の人脈を広げるいい機会になったとコメントしています。

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オーストラリアのワーホリについてよくある質問

オーストラリアで仕事を探す際、仕事の種類や月給の目安、便利な求人サイトなど気になることも多いはずです。

そこで、ワーホリに関してよくある4つの質問について回答します。

• ワーホリで働ける仕事はありますか？
• ワーホリをやめた方が良いと言われるのはなぜですか？
• オーストラリアのワーホリで月いくら稼げる？
• 仕事探しに便利なサイトはありますか？

ワーホリで働ける仕事はありますか？

オーストラリアのワーホリで働ける仕事としては、主に以下のような仕事が挙げられます。

• 飲食店スタッフ
• ファームジョブ
• ホテルのハウスキーピング
• 工場勤務
• ベビーシッター・オーペア
• 日本人向けツアーガイド

ワーホリで働ける仕事の種類は幅広くありますが、選択肢の多さは英語力によって左右されます。

高い英語力があり、学位や資格を有している場合であればオフィスワークに就くことも可能です。

ワーホリをやめた方が良いと言われるのはなぜですか？

オーストラリアでワーホリをした方の中には、なかなか英語力を伸ばせなかったり、稼げなかったりした経験からネガティブな意見を持つ方もいます。

ワーホリをネガティブに語られることもありますが、入念な事前準備と計画的な仕事探しで今後のキャリアや収入につなげることは可能です。

仕事探しを何から始めるべきかわからない方は、タビケン留学へお気軽にご相談ください。

オーストラリアのワーホリで月いくら稼げる？

週平均38時間勤務のフルタイムで働いた場合の月給を週給948豪ドルで算出した場合、金額は3,792豪ドル（約364,032円）です。

2025年9月時点でのオーストラリアの最低賃金を基に算出しているため、職種や従業員レベルによっては、さらに高い月収を得られます。

※1豪ドル＝96円換算（2025年9月時点）

仕事探しに便利なサイトはありますか？

オーストラリアでの仕事探しは、日本と同様に求人サイトから探すのが主流です。

ワーホリの仕事探しに便利なサイトとしては、主に以下の5つが挙げられます。

• Gumtree（現地求人掲示板）
• Seek（オーストラリア大手求人サイト）
• Indeed Australia
• 日本人向け掲示板やFacebookコミュニティ
• エージェントの専用サポートページ

ローカルジョブをメインに探すのであれば、日本でもおなじみの求人サイトIndeedやオーストラリア最大規模の求人サイトSeekがおすすめです。

フリーで求人を探すのが不安な方は、留学エージェントの専用サポートページを活用しましょう。

オーストラリアのワーホリの準備に少しでも不安がある方はタビケン留学へご相談ください

初めてのオーストラリア生活で仕事もしなければいけないとなれば、不安に感じる方は少なくないでしょう。

英語力に自信がなければ、なおさらです。

ワーホリの準備に少しでも不安がある場合は、オーストラリアの留学エージェント・タビケン留学へご相談ください。

無料留学エージェント・タビケン留学ではそれぞれの目的やニーズに合わせ、語学学校の紹介から入学手続きまで手配可能です。

希望や英語レベルを踏まえた適切なワーホリプランの提案もしており、仕事探しまでしっかりサポートします。

さらに、ビザ申請・銀行口座開設や家探しなど現地でのサポートも充実しているため、オーストラリアのワーホリを検討中の方は、ぜひ一度ご相談ください。

※タビケン留学ではセカンドビザの申請サポートは提供しておりません

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