Cover letter (カバーレター)とはResume (レジュメ)に添える手紙のことです。
手紙を通して自己アピール、また企業への関心や仕事に必要なスキルが自分にあることを伝えます。
良いcover letterを書くことで自分に興味を持ってもらい、面接まで進める確率をあげましょう。
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手短な自己紹介と手紙を書く意図や応募する仕事に関連するスキルや資格、経験、また応募する仕事に関連する実例を述べることが大切です。
カバーレターの書き方は人や国によって異なります。
オーストラリアの求人サイトSEEK- ‘Cover letters – The Good and the bad‘ にカバーレターの良い例と悪い例が登載されています。
出典;SEEK から翻訳
連絡情報の項目に名前と住所のみ記載されています。
この場合、企業は応募者に問い合わせずらくなります。
悪いサンプルとして宛名に”To Whom It May Concern”と記載されています。
“To Whom It May Concern” にしていると、企業のことをあまり調べていないと思われます。
応募する職に関連しない情報が記載されています。
どうでもいい情報の記載は避けるのが大事です。
カバーレターには決してネガティブなことは記載しないようにします。
応募や、面接の事前に応募する企業や職種、業界について調べ、情報を多く得ておくのが大事です。
海外ではカバーレターやレジュメを通して応募者のライティングスキルなどをチェックします。
なので必ず何度も読み直しましょう。スペルや文法を最終的にネイティヴの方に添削してもらうことが大事です。
出典;SEEK から翻訳
個人情報はわかりやすさ、問い合わせやすさを重視します。
以下の情報を必ず記載するのが大事です。
宛名は必ず採用担当者の名前を記載することが大事です。
企業が自分を採用するメリットをはっきりと記載する。
しかし自分はなぜ応募先の企業、もしくは応募するポジションに役立つかという説明はここでは詳しく書きすぎなくてもいいです。
それは下記の【④ 重要な自分の実績や経験などを記載する】の欄に記載します。
この項目は自己アピールを書いたあと、段落をあけて説明をするのが大切です。
自分が応募先の企業、もしくは応募するポジションにいかに役立つかというアピールをします。
関連しているスキルを記載することによって、自分がどう企業に貢献できるかをアピールする。
応募動機などを記載し、自分がいかに応募企業のことを知っているか、調べているかをアピールする。
自分が何故ここで働きたいのか、応募企業への興味・魅力を記載し、自分の熱意を伝えます。
A call to action は日本語でいう「コールトゥアクション・行動喚起」です。
つまり人事担当者にむけて「ぜひ面接をセッティングして下さい。」というアピールをします。
まずカバーレターに目を通していただいたことに対するお礼を伝えます。
そして面接の機会を設けてもらえるようにお願いをする内容を記載をし、カバーレターを締めくくります。
カバーレターは今後雇用者となりうる方との最初の接点とも言えます。
たくさんの応募者の中から、いかに自分に興味を持ってもらえるかが重要となります。
カバーレターを作成する際、手紙を自分に集中を向けず、応募する企業に向けます。
そして自分がどうやって企業に良い変化をもたらすことができるかを伝えることが重要です。
良いカバーレターを書くためのコツ:
カバーレターは3パラグラフに収めるのが理想的です。長くても5です。
採用担当者はもらった手紙を10秒もしくはそれ以下で読み通そうとします。そのため簡潔な手紙を求めてきます。
心を掴むような文から手紙を書きます。”xxのポジションへ応募したい・・・”などと丁寧に明らかなことを書く必要はないです。
応募先の仕事内容をよく読み、企業が候補者から求めているスキルの2、3つをピックします。
カバーレターを使い、自分にはそれらのスキルがあることを実例を使い示します。
実例を述べる際は、それらのスキルをいつ、どのように使ったかを明確に示します。
日本ではオンラインやメールで履歴書を提出する際は、宛先を担当者に向けます。
海外の場合、宛先の名前が不明の場合は”To Whom It May Concern” という表現を使用しますが、今の時代こちらはあまり好まれないです。
今の時代はネットで採用担当者の名前など企業の情報は簡単に調べることができます。
宛先をちゃんと名前にすることによって、採用担当者に企業について調べたんだなと好印象を与えます。
企業によって雰囲気は全く異なってきます。
フォーマルな雰囲気の場合は口調などを丁寧言葉にします。
そうでない場合は、面白い自由なカバーレターを書いても大丈夫です。
カバーレターを書く上で正確な文法とスペリングは大切です。
タイプミスや文章の間違え、誤字などのミスは印象が悪くなり、採用候補から外される可能性があります。
なので何度も何度も校正が必要です。また、英語を母国語とする方に訂正や添削をお願いした方がいいです。
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