オーストラリアでのワーキングホリデーや留学を終えて帰国する際、持ちきれない荷物は国際便で送付することになります。
あるいは、オーストラリア滞在中に日本の製品が欲しくなって送ってもらうことや、帰国途中に別の国を旅行する間に使わない荷物だけ先に日本へ送っておくこともあるかもしれません。
日本からオーストラリア、そしてオーストラリアから日本への荷物や小包の送り方にはどんなサービスがあるのか、その料金やサイズの比較とあわせて、「オーストラリアへの持ち込み禁止品目」も解説します。
※各社の料金や内容は2026年3月時点の情報をもとに記載しています。料金は改定される場合があるため、発送前に必ず各社の公式サイトで最新情報をご確認ください。
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オーストラリアに行く前に日本から自分で荷物を送っておきたい、またはオーストラリア滞在中に必要なものを日本にいる家族などから送ってほしいという場合、航空便や船便などで郵送が可能です。
日本から海外宛てに小包などを送るには、日本郵便、ヤマト運輸、佐川急便などのサービスを利用できます。ここでは、以下の3社について「東京からシドニー」への送付を例に紹介します。
それぞれの特徴を確認しましょう。
※なお、以前は利用できたエコノミー航空便(SAL便)は、2026年3月時点でオーストラリア宛の引き受けが全面停止しています。
日本郵便では、送る荷物の大きさと重量によって料金が変動します。日本郵便のサービスのうち、海外へ最も早く届けられるのが「EMS(国際スピード郵便)」です。
ほかにも航空便や船便があり、到着までの日数が長いほど料金は安くなります。急がない荷物であれば、郵便局の窓口で送り方を相談してみるとよいでしょう。
EMSの場合、最大の辺の長さが1.5メートル以内で、長さ+横周が3メートル以内の荷物に対応しています。受付最大重量は30kgです。
重量10kgで東京からシドニーへ送付した場合の目安は以下の通りです。
| 料金 | 23,500円 |
| 日数 | 約3〜10日 |
| サイズ | ・最大の辺の長さ1.5メートル以内 ・長さ+横周=3メートル以内 |
| 最大重量 | 30kg |
※料金は日本郵便公式サイト「EMS料金表(第3地帯)」に基づく2026年3月時点の情報です。
詳しくは日本郵便のウェブサイトで確認してみましょう。
EMSを送る場合の、料金確認画面の見方は以下の通りです。上記のリンクからウェブサイトを開いてみましょう。
①:ページを開き、「料金・日数を調べる」をクリック。
②:国際郵便の料金・日数を計算する。
送る物の種類、送る物の重量、発送元の都道府県、お届け先の国の4項目を入力(または選択)。

③:送り先の州名などを選択。

④:料金・日数が表示。
料金確認の際に、同じルート、同じ荷物のEMS以外の郵送方法と比較することができるので、大変便利です。
ヤマト運輸は「国際宅急便」として海外配送のサービスを提供しています。料金はお届け先の国と荷物のサイズ(3辺合計)によって決まります。関税やその他の手数料が別途発生する点にご注意ください。
サイズの上限は3辺合計160cm以内・最大重量25kgです。60サイズから160サイズまでの料金体系が用意されています。
ヤマト運輸を利用する際は、以下の点に注意が必要です。
10kgの荷物を東京からシドニーへ送る場合の料金や日数は、荷物のサイズ(3辺合計)によって異なります。詳しくはヤマト運輸の国際宅急便 国別ガイド(オーストラリア)で最新の料金と日数をご確認ください。
佐川急便は「飛脚国際宅配便」として海外配送サービスを提供しています。料金は重量0.5kg単位の体系となっており、独自の計算方法が適用されます。受け付けている最大重量が大きい点が特徴で、大きな荷物を送りたい方に向いています。
10kgの荷物を東京からシドニーへ送る場合の料金や日数は、佐川急便の飛脚国際宅配便のページで最新情報をご確認ください。
オーストラリアから日本への帰国時に荷物を先に送っておきたい、または家族や友人にお土産を送りたいというときに利用できるサービスがいくつかあります。
ここでは、以下の3つのサービスを紹介します。
それぞれの特徴を確認しましょう。
オーストラリア・ポストは、オーストラリアの郵便局で国内外への手紙や荷物の配送を行っています。
民間の運送会社に比べて料金が抑えめなのが特徴ですが、配達に日数がかかる点には注意が必要です。全土に支店や窓口がありアクセスしやすいのもポイントです。
10kgの荷物をシドニーから東京へ送る場合の料金は、選択するサービス(Express・Standard等)によって異なります。最新の料金はオーストラリア・ポストの料金計算ページでご確認ください。

①:”Overseas”を選択し、自身の住所と、お届け先の国を選択。

②:サービスを選択。
下にいくにつれ配達日数がかかり、値段が安くなります。

③:サービスの種類、オプションを選択。
オプションとして荷物にかけることのできる保険と、荷物の梱包材(箱など)を自身で準備するか、それともオーストラリア・ポストの支店で販売している梱包材(有料)を使用するか選択できます。

④:”Features”の項目で保険をかける(希望者のみ)。
自身で荷物相応の値段を設定し、その値段に合わせて保険がかけられます。上記では”Standard”のプランを選択し、荷物を500豪ドルとした際の想定で保険料を確認してみました。
オーストラリア・ポストの料金比較も、複数の送り方との比較ができるので、大変分かりやすいです。
DHLをはじめとするオーストラリアの民間運送会社のメリットは、荷物を自宅まで取りに来てくれる点や配達スピードが速い点です。一方で、オーストラリア・ポストと比べると料金は高めになる傾向があります。
DHLのほかにも、オーストラリアにはFedExやUPSといった運送会社があります。10kgの荷物をシドニーから東京へ送る場合の料金は、DHLのウェブサイトで見積もりを取得してご確認ください。
CUBE IT(キューブ・イット)は、オーストラリアから「日本への配送」に特化した運送会社です。シドニー・メルボルン・ブリスベン・パース・アデレードに拠点を持ち、ウェブサイトも日本語で確認できるのが大きな特徴です。
専用の「CUBE BOX」(段ボール箱)を使った配送サービスが用意されており、箱の配達・回収ともに自宅まで対応してくれます。このほかにもスーツケースやサーフボード、自転車などの輸送サービスがあります。
CUBE BOXを利用した場合の料金目安は以下の通りです。
| 料金(シドニー発) | 260豪ドル〜(約28,600円) |
| 料金(メルボルン発) | 270豪ドル〜(約29,700円) |
| 重量制限 | 平均20kg/箱(複数箱の場合は合計で調整可) |
| 日本国内の配達 | 佐川急便が担当(沖縄・離島は追加料金) |
※1豪ドル = 約110円換算(2026年3月時点)。2箱目以降は50豪ドル割引の適用あり。
※料金はCUBE IT公式サイトに基づく2026年3月時点の情報です。
詳しくはCUBE ITのウェブサイト(シドニー)で確認してください。

日本・オーストラリア間の荷物を送る方法がわかったところで、「送れないもの」についても知っておく必要があります。特にオーストラリアは固有の生態系を守るため、バイオセキュリティ法に基づく厳格な検疫基準が設けられています。
日本からオーストラリアへ荷物を送る際に、中身に問題があって税関を通らなかったという事態を防ぐために、以下のような品目が持ち込み禁止となっていることを把握しておきましょう。
それぞれの詳細を確認しましょう。
オーストラリア固有の生態系には、他の国にはない植物も含まれます。外来種が不用意に混ざってしまうことがないよう、果実や野菜の持ち込みは禁じられています。
チーズ、牛乳およびその他の乳製品も、オーストラリア宛に送ることはできません。乳製品を10%以上含む製品も禁止されています。
卵もNG、卵を含むマヨネーズなどの製品も送ることができないので、可能性がある食品については事前に確認を。
肉、および肉の入った製品。動物素材の入った治療や薬品などをオーストラリアに持ち込んではいけません。
オーストラリアは固有種の野生動物がいることに加え、畜産も盛んで国の一大産業です。そのため、海外から家畜の病原菌などが持ち込まれることがないよう、非常に慎重な姿勢を取っています。
土産物、工芸品および未加工の原皮、羽、歯、骨およびその他の動物の部分から作られた物品。ホスト・ファミリーへのお土産などには要注意です。
ちょっと意外ですが、寝具(布団など)も持ち込みが禁止されています。ただ、中古の寝具や、羽毛や綿が素材の一部に使われているものに限るようです。
これらの物品は輸送だけでなく、もちろん飛行機での持ち込みも禁止です。他にも禁止品目が定められているため、詳しくは日本郵便のオーストラリア地域の情報ページで確認してください。
日本・オーストラリア間の荷物の配送について、各社のサービスには速さや料金、対応可能な重量やオプションの違いがあります。料金は為替レートや燃油サーチャージの影響で変動するため、発送前に必ず各社の公式サイトで最新の料金を確認することをおすすめします。
また、ヤマト運輸ではオーストラリア向けの食品の受託が停止されているなど、サービス内容が変更されている場合もあります。自分の状況に合った送り方を選ぶために、不明点があればお気軽にご相談ください。
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