オーストラリアで運転免許はどうする?国際免許の取得から現地免許への切り替えまで徹底解説

オーストラリアで自動車を運転するには、国際運転免許証の取得、日本の運転免許証と英語翻訳の携帯、日本の運転免許証をオーストラリアの免許証に切り替えるという3つの方法があります。

どの方法が適しているかは、ビザの種類や滞在期間によって異なります。ここでは、それぞれの申請に必要なものや手続きの流れをオーストラリアの州ごとの違いも含めて紹介しています。

オーストラリアの道路交通規制について

オーストラリアは日本と同じ左側通行・右ハンドルです。 そのため、日本と近い感覚で運転できます。ただし、ラウンドアバウト(信号のないロータリー交差点)など日本にはない交通ルールもあるため、事前に確認しておきましょう。

また、オーストラリアでは自動車の運転に関する法律や規則が州ごとに異なります。運転する前に、滞在する州の交通ルールを必ず確認してください。

※上記のURLは2026年3月時点のものです。リンク先が変更されている場合は、各州政府の公式サイトから最新の情報をご確認ください。

オーストラリアで使える運転免許証について

オーストラリアで自動車を運転するには、国際免許証を使う、日本の運転免許証を使う、日本の運転免許証をオーストラリアの運転免許証に切り替えて使うの3つの方法があります。

どの方法を選ぶかは、ビザの種類と滞在期間によって変わります。ここでは以下の2つのケースに分けて、それぞれのおすすめの方法を紹介します。

  • 短期でオーストラリアに滞在する方におすすめ
  • 長期でオーストラリアに滞在する方におすすめ

短期でオーストラリアに滞在する方におすすめ

短期滞在の方には、以下の2つの方法がおすすめです。

  • 国際免許を使う
  • 日本の免許証を使う(免許証の英語翻訳を携帯する)

オーストラリアの運転免許証への切り替えは費用が高額になるため、短期滞在であれば日本から国際免許を取得するか、日本の運転免許証の英語翻訳を準備して現地で運転する方法が経済的です。

長期でオーストラリアに滞在する方におすすめ

長期滞在の方には、以下の2つの方法がおすすめです。

  • 日本の運転免許証をオーストラリアの免許証に切り替えて使う
  • 日本の免許証を使う(免許証の英語翻訳を携帯する)

NSW州では、一時ビザ(ワーキングホリデービザ・学生ビザなど)で2023年7月1日以降に入国した方は、海外免許で運転できる期間が最大6か月間に制限されています。

6か月を超えて運転を続ける場合はNSW州の免許を取得する必要があるため、長期滞在の方は早めに切り替え手続きを進めておくとよいでしょう。

なお、永住権保持者やオーストラリア国籍の方は、海外免許で運転できる期間が3か月間です。3か月以内にオーストラリアの免許に切り替える必要があります。

※日本の運転免許証や国際免許証は、オーストラリアでは身分証明書(ID)として使えません。クラブやバーで年齢確認を求められた際は、Photo IDまたはパスポートの提示が必要です。

オーストラリアで国際運転免許証を使う

オーストラリアでは、国際運転免許証があれば運転することができます。ただし、国際運転免許証で運転できる期間は州によって異なるため、確認が必要です。

たとえばNSW州の場合、一時ビザ保有者(ワーホリ・学生ビザなど)は最大6か月間、永住権保持者やオーストラリア国籍の方は最大3か月間です。運転を始める前に、滞在する州のルールを確認しておきましょう。

対象者 有効な国際運転免許証保持者
運転時に必ず携行するもの ・国際運転免許証
・日本の有効な運転免許証
・パスポートおよびビザのコピー

 

日本で国際運転免許証の取得

オーストラリアで国際免許証を使う場合は、オーストラリアへ渡航前に、日本で国際運転免許証の取得が必要となります。

もう既に、オーストラリアにいて国際運転免許証が必要な方は、日本にいる方に代理で国際免許の申請をしてもらうことが可能です。ただし、免許申請者本人が代理人に委任状を送らなければいけません。

国際運転免許証を取得のために必要なものを紹介します。

【国際免許証申請で必要なもの】

  • パスポート
  • 日本の免許証
  • 写真:縦5cm×横4cmの写真(申請前6ヶ月以内に撮った写真)
  • (代理人の身分証明書)
  • (本人から委任状)

申請者の住所地を管轄する運転免許試験場又は警察署で国際運転免許証を申請することができます。

しかし、国際免許証を発給できない警察署もあるので、運転免許試験場で申請していただいた方が、二度手間もかからず、国際免許証の申請を行うことができます。

オーストラリアで日本の免許証を使う

オーストラリアでは、条件を満たせば日本の運転免許証を使って自動車を運転することができます。

日本の運転免許証で運転する場合は、以下の3点を運転時に必ず携帯する必要があります。

対象者 有効な日本の運転免許証保持者
運転時に必ず携行するもの ・日本の運転免許証
日本の運転免許証の公式の英語翻訳
・パスポートおよび有効なビザのコピー

 

日本の運転免許証の公式の英語翻訳について

オーストラリアで日本の運転免許証を使って運転する場合は、日本の運転免許証の英語翻訳を携帯することが義務付けられています。

翻訳は州によって受け付ける機関が異なります。多くの州ではNAATI(National Accreditation Authority for Translators and Interpreters)認定翻訳者による翻訳や、日本の大使館・領事館が発行する自動車運転免許証抜粋証明が認められています。

ただし、NSW州ではNAATI認定翻訳者の個人翻訳や大使館・領事館の翻訳証明書は認められていない点に注意してください。NSW州で受け付けられる翻訳機関は以下の4つに限られています。

なお、上記の指定機関による翻訳を用意できない場合は、日本の大使館・領事館が発行する英文の認証レター(authorisation letter)で代替できる場合があります。詳細はサービスNSWの公式サイトで確認してください。

各州の運転免許に関する公式情報は、以下のリンクから確認できます。

州・特別地域 公式サイト
オーストラリア首都特別地域(ACT) ACT政府公式サイト
ニューサウスウェールズ州(NSW) NSW州政府公式サイト
クイーンズランド州(QLD) QLD州政府公式サイト
ノーザンテリトリー準州(NT) NT政府公式サイト
ビクトリア州(VIC) VIC州政府(VicRoads)公式サイト
南オーストラリア州(SA) SA州政府公式サイト
西オーストラリア州(WA) WA州政府公式サイト
タスマニア州(TAS) TAS州政府公式サイト

※上記のURLは2026年3月時点のものです。リンク先が変更されている場合は、各州政府の公式サイトで最新情報をご確認ください。

日本の免許証をオーストラリアの運転免許証に切り替えて使う

日本で運転免許証をお持ちの方は、オーストラリアの運転免許証に切り替えて使うことも可能です。

日本はオーストラリアの「Recognised Country(認定国)」に指定されているため、知識テスト(学科試験)や実技テストなしで免許を切り替えられるのが特徴です。

切り替えにはいくつかの書類が必要です。ここでは、以下の5つのポイントに分けてNSW州での手続きを紹介します。

  • オーストラリアの運転免許証に切り替えるために必要な書類(NSWの場合)
  • NSW州でオーストラリアの運転免許証を申請できる場所
  • 翻訳証明書取得に必要な時間と金額(NSW)
  • オーストラリアの運転免許の種類
  • 運転免許証の申請料金

それぞれ順番に見ていきましょう。

オーストラリアの運転免許証に切り替えるために必要な書類(NSWの場合)

NSW州で日本の運転免許証をオーストラリアの免許証に切り替えるには、以下の書類が必要です。

  • 有効なビザのコピー
  • 身分証明書類(カテゴリーごとに指定あり。例:パスポート、バンクカード、学生証など)
  • NSWでの住所を証明する書類(公共料金の支払い書など)
  • マルチカルチュラルNSW発行の翻訳証明書

日本の運転免許証を切り替えるには、マルチカルチュラルNSWによる英語翻訳を事前に準備する必要があります。翻訳の申請は、最寄りのサービスNSWの窓口で行えます。

翻訳証明書の申請には、日本の運転免許証・パスポート・クレジットカード・Bank Statement(銀行の取引明細書)などの身分証明書類を持参してください。必要な書類や本人確認のポイント制度の詳細は、サービスNSWの公式サイトで確認できます。

NSW州でオーストラリアの運転免許証を申請できる場所

NSW州で運転免許証の切り替え手続きを行うには、サービスNSWの窓口を訪問します。

代表的な窓口 Wynyard Service Centre
住所 19 York St, Sydney NSW 2000
営業時間 サービスNSWの公式サイトで最新の営業時間を確認してください

 

Wynyard Service Centre(ウィンヤード・サービスセンター)以外のサービスNSWでも手続き可能です。最寄りの窓口はサービスNSWの公式サイトから検索できます。

翻訳証明書取得に必要な時間と金額(NSW)

マルチカルチュラルNSWによる翻訳には、納期に応じた料金が設定されています。運転免許証のような個人公式文書(Standard Document)はサービスNSWの窓口で申請可能です。

料金や納期は変更される場合があるため、最新の情報はマルチカルチュラルNSWの公式サイトでご確認ください。

なお、永住権保持者でCentrelink(センターリンク)の給付を受けている方は、翻訳が無料になる場合があります。また、特定のビザ保持者は、Department of Home Affairs(内務省)の無料翻訳サービスを利用できる可能性もあるため、あわせて確認してみましょう。

オーストラリアの運転免許の種類

日本で運転免許取得日から 運転免許の種類
12ヶ月以下 Provisional 1 driver licence
(初心者運転期間)
12ヶ月以上3年未満 Provisional 2 driver licence
(初心者運転期間)
3年以上 Unrestricted driver licence
(フルライセンス)

オーストラリアでの運転免許の種類は、日本での運転免許取得年数によって、運転免許証の種類が変わります。

Provisional 1 driver licenceの方は、オーストラリアで自動車を運転する場合は、車に赤文字で『P』と書かれたプレートをつけて運転しなければなりません。また、Provisional 2 driver licenceの方は、オーストラリアで運転する際は、緑色の『P』と書かれたプレートをつけて運転しなければなりません。

 

運転免許証の申請料金

NSW州の運転免許証の申請料金は以下のとおりです(2025年7月1日改定分)。

運転免許証の種類 料金
Provisional 1 driver licence $72
Provisional 2 driver licence $112
Unrestricted driver licence $72(1年間)/ $168(3年間)/ $228(5年間)

 

Unrestricted driver licence(フルライセンス)を申請する場合は、有効期間を1年・3年・5年から選ぶことができます。自分の滞在予定期間に合わせて選択してください。

なお、5年以上無違反のUnrestricted licence保持者は、更新時に料金が50%割引になる「Fair go for safe drivers」制度の対象になります。最新の料金はNSW州政府の公式サイトで確認できます。

まとめ

オーストラリアで自動車を運転するには、国際運転免許証の利用、日本の免許証と英語翻訳の携帯、オーストラリアの免許証への切り替えの3つの方法があります。どの方法を選ぶかは、ビザの種類や滞在期間に応じて判断しましょう。

特にNSW州では、一時ビザ保有者が海外免許で運転できる期間は最大6か月間に制限されています。 長期滞在の予定がある方は、到着後の早い段階で免許の切り替え手続きを進めておくと安心です。

オーストラリアでは各州ごとに交通ルールや免許の規定が異なるため、運転する際は滞在する州のルールを守って安全運転を心がけましょう。

タビケンプライムプラスの無料カウンセリングはこちら

タビケン留学の全サポートで叶えたpecoちゃんのワーホリ体験

 

シドニーでの留学生活を実際に体験したペコちゃんとおさるさんが、語学学校での学びとホームステイでの発見を共有!

現地の環境に触れ、英語を学ぶ楽しさを実感した二人のリアルな体験談をお届け。

留学に興味がある方は、無料相談であなたの留学計画をサポートします!

まずは無料で留学相談から

タビケン留学は安心と信頼の「手数料無料」エージェントです。
ご留学に関するご相談は24時間受付中。費用や渡航前の準備・リアルな現地情報や治安から学校選びに関するご相談まで何でも政府公認の留学コンサルタントを中心としたプロのスタッフが丁寧にお答え致します。まずはご連絡頂ければ、あなたに合ったプランや費用をご提案致します。お気軽にご相談くださいませ。

留学やワーキングホリデーについて気になることがあれば...留学経験豊富なコンサルタントに無料相談!
LINEで留学相談
留学やワーキングホリデーについて気になることがあれば...留学経験豊富なコンサルタントに無料相談!
プロの留学コンサルタントに0円でカウンセリグを予約する 留学やワーホリが気になるならプロの留学コンサルタントにLINEで無料相談