オーストラリアへ日本からワーホリで入国している人は、年間1万人と言われています。日本人のワーキングホリデービザでの出国者は、年間2万人なので、その半数がオーストラリアにワーホリで入国していることになります。なぜ、オーストラリアがそんなに人気が高いのでしょうか。その理由の一つに、留学費用・予算が安いことが挙げられます。では、なぜ留学費用・予算が低く済むのでしょうか。その理由には航空券の費用が安いこと、ワーホリの場合は時間に制限なく働けることなどが挙げられます。この記事では、ワーホリの実際の費用や予算にいくら必要か、費用の内訳などについてご紹介します。
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そもそもワーホリとは何なのかという方のために、ワーホリについて少しご紹介します。ワーホリとはワーキングホリデーの略で、2つの国や地域の間で協定を結び、異なった文化や言語を学びながら休暇を楽しむことができるビザのことです。日本からは20ヶ国もの国や地域で、ワーキングホリデービザを利用して滞在することができます。その中でもオーストラリアはとても人気のある国で、世界各国からワーキングホリデーや留学をしたい方が集まっています。そして、日本からのワーキングホリデーでは、オーストラリアがダントツ1位の人気国で、毎年1万人もの方がオーストラリアに入国しています。日本のワーキングホリデービザでの出国者は年間2万人なので、毎年その半数の人がオーストラリアに入国していることになります。
また、ワーキングホリデービザでは4ヶ月まで学校に通うことができ、仕事は時間に制限なく働くことができます。英語を学べて海外で働く経験もできるというとても魅力的なビザです。さらに、セカンドワーキングホリデービザ取得の条件を満たせば、最大2年間オーストラリアに滞在することができます。
オーストラリアでのワーキングホリデー(以下、ワーホリ)ではどういう費用が必要なのかご紹介します。オーストラリアのワーホリに必要な費用の内訳は、ワーキングホリデービザ、語学学校(入学金、授業料、教材費)、生活費(宿泊費、食費・交際費、交通費、携帯電話)、海外保険、航空券が主な費用・予算として挙げられます。オーストラリア国内でも、州や地域によって多少さはありますが、オーストラリアの留学は予算が欧米に比べて低いということでも人気です。また、ワーホリでは時間に制限なく働くことができるため、学生ビザでの留学に比べ、留学にかかる予算をさらに抑えることも可能です。では、具体的な費用の内容を見ていきましょう。
オーストラリアのワーホリビザでは、最大17週間(約4ヶ月)までは学校に通うことができます。語学学校に通うかどうかは自由ですが、多くの方が最初に学校で英語を学び、英語力に自信をつけてからアルバイトや仕事に挑戦しています。学校に通うことにより、英語力がグンと伸びるだけでなく、他の国の友達もたくさんできるので、より海外生活を満喫できます。特にオーストラリアはヨーロッパ、南米、アジアなど様々な国の人がワーホリや留学にきているので、多国籍な友達ができやすいです。学校に通う際の費用には、入学金、授業料、教材費などが含まれます。
オーストラリアの語学学校の入学金は、ほとんどの学校で200〜250ドルです。学校や時期によっては「入学金無料」のキャンペーンを行なっている学校もあるので、気になる方はいつでも気軽にお問い合わせください。
授業料は語学学校で250〜400ドル/週と各語学学校によって差があります。授業料の高いところに通えば、有名な先生や経験のある一流の先生に英語を教えてもらうことができるなど、料金に見合ったメリットがあります。また、有名な学校では生徒が多くいろんな人に出会うきっかけが多かったり、学校内のイベントもたくさんあるため、友達ができやすいです。
学校や期間によって授業料が2週間無料のキャンペーンを行なっているところもあるので、お得な学校をお探しでしたらいつでも気軽にお問い合わせください。
教材費は学校によって異なり、1週間○ドルのように週払いのところもあれば、最初から学費に含まれているところもあります。教材費も学校や期間によっては無料のキャンペーンを行っているところもあります。
オーストラリアのワーキングホリデービザの申請費用は、以下の通りです。
【ワーキングホリデービザの申請費用】
650ドル(65,000円)【セカンドワーキングホリデービザの申請料金】
635ドル(63,500円)※1ドル=100円の場合
オーストラリアへの航空券は、日本から欧米への費用に比べ安く、片道5万円程度です。日本でもLCCとして人気の高いJETSTAR(ジェットスター)はオーストラリアのメルボルンに本社を置く航空会社で、日本からの直行便もあります。格安航空や渡航ルートによっては、航空券にかかる予算もかなり抑えることができます。ワーホリで滞在する場合、ほとんどの方が1年以上オーストラリアに滞在するので、大抵行きの航空券だけ予約し、自分の帰るタイミングに合わせて帰りの航空券を購入しています。もし往復で購入する場合の料金は、8万円前後と日本から欧米の片道航空券よりも安価です。
ワーホリで滞在する場合は1年、もしくは2年間の長期滞在になります。渡航したばかりの時は環境の変化で風邪を引いたり、体調を崩しやすくなります。また、滞在中に盗難に遭ったり、階段から落ちて怪我をしてしまった、そんなこともあるかもしれません。自分が気を付けていたつもりでも、ちょっと気が緩んだ時にうっかり、、、ということもあります。そんな時に海外留学保険は強い味方です。長期滞在していると何かあるかもしれないので、心配な方は特に海外留学保険への加入をオススメします。海外留学保険は任意のもので入らないという方もいますが、その場合は特に自己管理をきちんとしましょう。
オーストラリア留学ワールドは、サポート費用を一切いただいておりません。そのため、留学準備から滞在中のサポートまで無料でお手伝いさせていただいています。スタッフは全員、留学・ワーホリ経験者なので、皆様のリアルな相談も親身になって承らせていただきます。留学前、留学中にも分からないこと、悩んでいることなどたくさんあると思います。そんな時はいつでも気軽にご相談ください。
ワーホリでオーストラリアに滞在するということは、オーストラリアで日々の生活を送るということです。そのため、宿泊費や食費などは必須です。
多くの方が最初はバックパッカーズなど、格安で宿泊できる施設に滞在し、シェアハウスを探します。人によっては最初の1ヶ月間だけホームステイをする方もいます。シティのシェアハウスの予算は、150〜500ドル/週とシェアハウスのタイプや立地などによって費用が異なります。4人部屋に住む場合の家賃で大体150ドル/週前後、日本の一人暮らしのアパートのような部屋に住む場合には、350〜500ドル/週とかなり高額です。同居人や環境を選べば、2人部屋でも快適な生活を送ることができるので、実際に家を見て自分に合う家を探しましょう。
宿泊費を見てお気づきかもしれませんが、オーストラリアは物価が高いです。そのため、毎日外食やコンビニなどで買ったものを食べていると、すぐにお金が消えていってしまいます。なので、オーストラリアではワーホリや留学で滞在の方も、現地に住んでいるオーストラリア人でも自炊をする人は多いです。
オーストラリアにはColes(コールス)やWoolworths(ウルワース)という大手スーパーが駅の近くや街の中にもたくさんあります。また、アジアンスーパーもたくさんあり、調味料やお菓子、食品など日本のものも手に入れることができます。日本食が恋しくなったら日本食レストランに行くのもいいですが、自炊すると節約にもなり、自分の好みの味をオーストラリアでも食べることができるので、自炊はとてもオススメです。そして、日本でも人気のコストコが、シドニー、メルボルン、ブリスベンなどの都市にあります。シェアメイトやクラスメイトと一緒にレンタカーを借りて、買い出しに行ってみてはいかがでしょうか。
オーストラリアの公共交通機関には、電車、バス、トラム、フェリーがあります。シドニーの場合はオパールカードと呼ばれるSuica(スイカ)のようなカードがあり、日曜日には全ての公共交通機関を何回利用しても2.5ドルしか請求されません。また、週8回使うとその後の料金は半額になるので、通勤や通学で電車やバスを利用する方にはとてもお得です。シティに住み、仕事も学校もシティという方は、交通費をほとんど使うことなく生活できます。参考までに、毎日電車やバスを利用する方の交通費は、1週間30〜40ドルです。
オパールカードとは、シドニー広域の公共交通機関で利用できるチャージ式ICカードです。日本のIC乗車カード、Suica・PASMO・PiTapなどと同じように使うことができます。
海外で携帯電話はどうすればいいのか、悩んでいる方は多いと思います。最近では、多くの方がSIMフリーの携帯に現地のSIMを入れて使用しています。今日本でお使いのスマートフォンがSIMフリーであれば、現地のSIMを入れるだけで、オーストラリアでも日本と同じようにスマートフォンを使用することができます。また、現地で安いスマートフォンを購入し、使用している方もいます。
オーストラリアで今お使いになっている携帯端末をオーストラリアで使用するためには、SIMカードの設定をSIMフリー化にしていただく必要があります。オーストラリアで携帯電話、インターネットを使うために必要なことをまとめました。
こちらは費用ではありませんが、ワーホリでは時間に制限なく働くことができるので、学生ビザでの留学に比べ、収入がたくさんあります。さらにオーストラリアの最低賃金は24.10ドルととても高額なので、フルタイムで働けばたくさん稼ぐことができます。また、セカンドワーキングホリデービザ取得のためにファームやファクトリーで働く場合、シティで働くよりも給料がいいところもたくさんあるので、ビザも取得できて、お金も稼げるというメリットがあります。
では、1年間のワーホリにかかる費用と予算をご紹介していきます。ワーホリでは時間に制限なく働くことができるため、1年間滞在すると費用より収入が大きくなります。そのため、1年間の予算ではなく、初期費用をご紹介します。
もともと英語が得意だったAさん。でも、初めての海外生活でちゃんと英語を使って仕事ができるか心配だったので、4週間だけ学校に通うことにしました。最初の1ヶ月間は勉強に専念し、卒業後は日本食レストランでフルタイム勤務をしました。
【Aさんの場合】
学校:学費300ドル/週の学校に4週間通う
滞在先:平均的なシェアハウス
ビザ:ワーキングホリデービザ
仕事:日本食レストランのウエイター
項目 | 費用 | 解説 | |
学校 | 入学金 | 200ドル | |
学費 | 1200ドル | 300ドル/週の学校に4週通った場合 | |
教材費 | 40ドル | ||
渡航前費用 | 航空券 | 800ドル | LCC往復 |
保険 | 1500ドル | 任意の海外旅行保険に加入(1年間) | |
サポート費用 | 無料 | タビケン留学の場合 | |
現地費用 | 宿泊費 | 1800ドル | 150ドル/週のシェアハウス滞在の場合 |
食費 /交際費 | 1500ドル | 500ドル/月の場合 | |
交通費 | 30ドル | シティー在住 10ドル/月の場合 | |
携帯電話 | 90ドル | 30ドル/月の場合 | |
ビザ | ワーホリ | 650ドル | |
合計 | 7,795ドル (779,500円) |
1ドル=100円換算 |
ワーホリでは時間に制限なく働くことができるので、収入が予算より多くなり、最終的に費用はプラスになります。そのため、2,3ヶ月の初期費用さえ用意すれば、後は現地の収入で生活することができます。フルタイムで10ヶ月間働いた場合の収入は以下の通りです。1年間の滞在費用を差し引いても、ワーホリ後日本に帰国する際には、9,145ドル(914,500円)残っていることになります。
アルバイト収入を差し引いた費用
アルバイト収入 小計 | +27,200ドル | 時給17ドルで 週38時間勤務した(計10ヶ月) |
支出+収入=合計 | +9,145ドル (914,500円) |
1ドル=100円換算 |
※1年間の留学費用合計:18,055ドル(180,550円)
Bさんは英語に自信がなかったので、語学学校でしっかり勉強することにしました。学校にはワーホリで通える最大の17週間通い、学校に通いながらも夜や休日はアルバイトをしました。
【Bさんの場合】
学校:学費300ドル/週の学校に17週間通う
滞在先:平均的なシェアハウス
ビザ:ワーキングホリデービザ
仕事:日本食レストランのウエイター、学校卒業後はローカルのカフェでアルバイト
項目 | 費用 | 解説 | |
学校 | 入学金 | 200ドル | |
学費 | 5100ドル | 300ドル/週の学校に17週通った場合 | |
教材費 | 170ドル | ||
渡航前費用 | 航空券 | 800ドル | LCC往復 |
保険 | 1500ドル | 任意の海外旅行保険に加入(1年間) | |
サポート費用 | 無料 | タビケン留学の場合 | |
現地費用 | 宿泊費 | 1800ドル | 150ドル/週のシェアハウス滞在の場合 |
食費 /交際費 | 1500ドル | 500ドル/月の場合 | |
交通費 | 30ドル | シティー在住 10ドル/月の場合 | |
携帯電話 | 90ドル | 30ドル/月の場合 | |
ビザ | ワーホリ | 650ドル | |
合計 | 11,630ドル (1,182,500円) |
1ドル=100円換算 |
学費は17週間(約4ヶ月)分の費用を初期費用として計算しました。Bさんは最初の1ヶ月は勉強に専念し、その後2ヶ月目からは学校が終わった後、日本食レストランでアルバイトをしました。ワーホリでは同じ場所で最大6ヶ月までしか仕事ができないため、その後はローカルのカフェに挑戦し、ウエイターとして働きました。
アルバイト収入を差し引いた費用
アルバイト収入 小計 | +23,992ドル | 時給17ドルで 週20時間勤務した(計3ヶ月) 卒業後はフルタイムで働いた |
支出+収入=合計 | +1,997ドル (199,700円) |
1ドル=100円換算 |
※1年間の留学費用合計:21,995ドル(2,199,500円)
オーストラリアのワーホリには、セカンドワーキングホリデーという制度があり、最大合計2年間の滞在が可能になります。その場合の初期費用と予算をご紹介します。
Cさんは初めにシドニーに滞在し、4ヶ月間語学学校で英語を学びました。その後、オーストラリアにもっと滞在したいと思うようになり、セカンドワーキングホリデービザを取るため、ファームで3ヶ月間働きました。
【Cさんの場合】
学校:学費300ドル/週の学校に17週間通う
滞在先:平均的なシェアハウス
ビザ:ワーキングホリデービザ
仕事:日本食レストランやファーム、ローカルレストランでウエイター
項目 | 費用 | 解説 | |
学校 | 入学金 | 200ドル | |
学費 | 5100ドル | 300ドル/週の学校に17週通った場合 | |
教材費 | 170ドル | ||
渡航前費用 | 航空券 | 800ドル | LCC往復 |
保険 | 1500ドル | 任意の海外旅行保険に加入(1年間) | |
サポート費用 | 無料 | タビケン留学の場合 | |
現地費用 | 宿泊費 | 1800ドル | 150ドル/週のシェアハウス滞在の場合 |
食費 /交際費 | 1500ドル | 500ドル/月の場合 | |
交通費 | 30ドル | シティー在住 10ドル/月の場合 | |
携帯電話 | 90ドル | 30ドル/月の場合 | |
ビザ | ワーホリ | 650ドル | |
合計 | 11,630ドル (1,163,000円) |
1ドル=100円換算 |
Cさんの学費も17週間(約4ヶ月)分の費用を初期費用として計算しました。Cさんも最初の1ヶ月は勉強に専念し、その後2ヶ月目からは学校が終わった後、日本食レストランでアルバイトをしました。学校卒業後はセカンドワーキングホリデービザ取得のため、ファームでバナナのピッキング作業を3ヶ月間行いました。ファーム後はまたシドニーに戻ってきて、レストランでアルバイトをし、ローカルのパブでの仕事にも挑戦しました。ファームから帰ってきてからはフルタイムで働いたため、2年間の合計収入はたくさんありました。
アルバイト収入を差し引いた費用
アルバイト収入 小計 | +50,000ドル | 時給17ドルで 週20時間勤務した(計3ヶ月) 卒業後はファーム、パブなどで働いた |
支出+収入=合計 | +12,735ドル (1,273,500円) |
1ドル=100円換算 |
※2年間の留学費用合計:37,265ドル(3,726,500円)
以上、オーストラリアにワーホリで滞在した3名の例をご紹介しました。ワーホリでは時間に制限なく働くことができるので、学生ビザでの留学に比べ予算が少なく済み、気軽に挑戦することができます。学生ビザでの留学の場合は働ける時間に制限があるので、ある程度初めに費用を用意しておくことをオススメします。しかし、ワーキングホリデーでは時間に制限なく働くことができるので、学費とは別に生活費は2ヶ月分ほど用意しておけば、後は現地での収入で生活することができます。しっかり働けば、貯金もたくさんできるので、帰国前の旅行資金にしたり、オーストラリアでのアクティビティに参加したりと、普段の生活も楽しむことができます。
オーストラリアの渡航前にはたくさん分からないことや不安なことがあると思います。また、渡航後にも手続きなど分からないことがたくさんあると思います。オーストラリア留学ワールドでは、そんな皆様の留学サポートを無料で承らせていただいています。スタッフは全員留学、ワーホリ経験者なので、リアルなご相談にも親身になってお話しさせていただいています。少しでも気になること、心配なことがございましたら、いつでも気軽にご相談ください。
ワーホリは学生ビザでの留学に比べ、費用も少なく、ビザの取得も簡単です。オーストラリアでの経験は一生の宝となり、今後の人生でも活かせる素晴らしい経験を得られます。日本とは全く違う環境でいろんな人に出会い、いろんなものに触れてみてください。海外で暮らす、それだけでも素晴らしい経験です。ぜひ、留学に興味のある方は一歩踏み出してみてください。
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