オーストラリアの語学学校は世界中から留学生が集まっていて、留学が盛んな国です。そして、私立の語学学校、大学付属の語学学校、TAFE付属の語学学校の3つタイプがオーストラリアにはあります。
その中でも、多くの学生は、私立の語学学校に行くことが多いです。では、その人たちが英語を学びに行く語学学校は一体どんなところなのかを解説します。
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オーストラリアの語学学校とは、英語で英語を学ぶ学校です。日本語を使わず英語で勉強することにより、日本語に訳す手間を省いてスムーズに英語を習得することができます。
語学留学がメインの方は、英語を勉強しに語学学校に行きますが、ワーホリの方達も、語学学校に行くことでメリットがあるので紹介します。
語学学校のメインは英語学習なので、英語力が向上します。学校では、英語のレベルによって、クラスが分かれているので、自分と同じくらいのレベルの方達と英語を勉強することができます。
ネイティブの先生の発音を聞くことにより、リスニング力が向上し、正しい発音、文法を身につけることができます。オーストラリア留学・ワーホリで英語ができて損はありません。英語が話せるようになれば、仕事も見つけやすくなりますし、国籍問わず友達もたくさんできます。
せっかくオーストラリアに来ても、友達がいなかったら心寂しいです。それに、オーストラリアだけに限らず、海外で友達を作ることは、意外と難しいです。しかし、語学学校に通えば、同じ留学生、同じ境遇の方達と出会う事ができるので、友達を作りやすいです。
語学学校には、いろいろな国籍の方達が集まっているので、オーストラリアにいながら、世界各国に友達を作る事ができます。そして、友達ができれば、自然と日々の生活の中で英語を使う機会が増えますし、今後の海外生活も充実します。
先生やクラスメイトとのコミュニケーションを通じて”自分の英語が伝わる”という自信が生まれます。語学学校は英語の練習の場所です。なので、まずは、語学学校で英語力と自信を身につけてから仕事を探した方が、理想の結果を手にれることができます。そして、英語に自信を持つ事ができれば、オーストラリア生活でできる事が増えて、充実した毎日を過ごす事ができます。
海外で1人で生活をしていくのは簡単なことではありません。まずは、語学学校に通って、友人ができれば、いろいろな情報を入手できるようになります。
もし、仕事を探しているなら、友達に職場を紹介してもらえたり、ファームに行く予定なら、自分より先にファームに行く予定の方と出会えて、情報をゲットできるかもしれません。
そして、コミュニティが増える事で、自分の挑戦したかった機会に恵まれる可能性もあります。
オーストラリアには、私立の語学学校、大学付属の語学学校、TAFE付属の語学学校の3種類があります。それぞれの特徴を解説していきます。
国籍 | インターナショナルな環境 |
目的 | 総合的な英語力を身につける |
アクティビティ | 多め。(毎日開催している学校もある) |
授業内容 | 話・聞・書・読の4技能+文法や語彙力などのバランス良く勉強 |
コースの種類 | 豊富 |
入学日 | 基本的に毎週月曜日 (コースによって入学日が指定されている) |
インターナショナルな環境なので、多国籍の人たちと出会うことができます。授業は、英語で必要なスキルを総合的に学んでいきます。私立の語学学校は英語の授業だけではなく、アクティビティも多く開催しているので、アクティビティに参加することで、オーストラリアの文化を知ることができます。
入学日は、基本的に毎週月曜日ですが、試験対策コースや、資格系のコースは入学日が指定されている場合もあるので、事前の確認が必要です。
詳しくは後ほど解説していきます。
国籍 | 偏りがある |
目的 | 大学進学と授業で必要なスキルを身につける |
アクティビティ | ほとんどない |
授業内容 | 一般英語/アカデミック英語 |
コースの種類 | 基本的に一般英語コース |
入学日 | 基本的に毎週月曜日 (コースによって入学日が指定されている) |
その他の特徴 | ・大学の施設を使うことができる ・英語のスコアがなくてもコースを終了すれば大学に進学できる学校もある ・大学進学しない方でも入学できる |
大学付属の語学学校に通う留学生は、中国人が多い傾向があります。
大学付属の語学学校は、大学に進学するだけが目的ではなく、大学の講義についていくために必要なスキルを学んできます。なので、授業内容は、論文の書き方、プレゼンテーション、読解力など、アカデミックな内容になります。
国籍 | 偏りがある |
目的 | TAFEに進学と、授業で必要なスキルを身につける |
アクティビティ | 少なめ |
授業内容 | アカデミック英語がメイン |
コースの種類 | 一般英語/アカデミック英語 |
入学日 | 基本的に毎週月曜日 (コースによって入学日が指定されている) |
その他の特徴 | ・英語コースが修了するとTAFEに入学できる ・TAFEの施設を使うことができる |
TAFEは、オーストラリアの州が運営している職業訓練学校です。TAFEにも付属の語学学校があり、TAFE進学を目標とする方達が集まって勉強しています。国籍は、多少偏っており、アジア系の留学生が多い傾向にあります。
授業内容は、レポートの書き方、プレゼンテーションなど、アカデミック英語を学びます。クラスによっては、IELTSのテキストを使って、英語を勉強します。目的がしっかりしている人が多いので、真面目な人が多い傾向があります。
オーストラリアの授業スタイルは、グループクラスで行います。授業は、自分と同じくらいのレベルの人たちと一緒に勉強します。他の生徒と一緒に勉強をすることにより、自分のモチベーションが上がります。また、クラスメイトたちにも、その国特有の英語のアクセントがあるので、それを聴き慣れることで、今後グローバルな世界に立ったときにも、そつなく対応することができます。
学校のスケジュールは、朝から授業が始まる”モーニングスケジュール”と、夕方5時くらいから授業が始まる”イブニングスケジュール”があるので、自分の生活にあったクラスに参加することができます。
1クラスの人数は、12名から16名が平均的な人数です。ホリデーシーズンになると留学生が増える傾向にありますが、クラスの定員数が18名などと決めている学校もあるので、シーズンに関係なく1クラスの人数に大きな変動はありません。
クラスの人数に大きな変動はありませんが、定期ごとに試験があるので、クラスメイトは、頻繁に入れ替わりがあるので、いろいろな人と交流する機会があります。
オーストラリアの私立の語学学校には、フルタイムコースと、パートタイムコースに分かれています。
1週間の授業時間 | |
フルタイムコース | 20時間〜25時間 |
パートタイムコース | 15時間〜20時間 |
学生ビザを取るためには、最低20時間の授業時間がないといけないので、ほとんどの学校がフルタイムの学校になっています。
授業時間の規定はありますが、日数の規定はありませんので、1日4時間の授業を月曜日から金曜日まで行う学校と、20時間の授業を2.5日間で行う学校もあります。普段お仕事で忙しくい方は週の3日間だけ集中して英語を勉強することができます。
英語が不安な方は、一般英語コースに行くことが多いです。英語の基礎である、スピーキング、ライティング、スピーキング、リスニング、リーディング、文法をバンランスよく勉強し、英語の総合力を高めていきます。中には、一般英語コースで英語の基礎力を上げてから、テスト対策コースに行く方もいます。
【一般英語コースの特徴】
オーストラリアの語学学校のテスト対策コースでは、主にIELTSとケンブリッジ検定に力を入れています。進学を目指す方、就活のために英語のスコアを取りたい方などがテスト対策コースを受講する人が多いです。試験対策コースは、アカデミックな英語なので、規定さえてた英語レベル以上の人と、受講条件が定められています。
【テスト対策コースの特徴】
英語を勉強しながらバリスタのスキルを学べるコースです。オーストラリアはカフェ文化の国なので、オーストラリアならではのコースです。働くスキルがあると仕事をゲットしやすくなります。
【バリスタ接客英語コースの特徴】
※RSAとは、オーストラリアの飲食店などで働く際に必須となる、アルコール取り扱いライセンスです。
基本的に語学学校は、毎週月曜日に入学日をしています。入学初日にレベル分けテストを行い、その結果をもとに自分のクラスが決まります。レベル分けテストの日に結果が分かり、その日の午後から、または、次の日の火曜日から授業が始まります。筆記のテストを重要視する学校が多いので、筆記の強い日本人は、上のクラスから始まる傾向があります。
テスト内容 | ・文法(筆記) ・スピーキング ・リスニング など |
定期ごとに試験があり、試験に合格できれば上のクラスに上がることができます。
オーストラリアの語学学校では、主に5つのレベルの分かれています。入学初日に行ったレベル分けテストで、勉強します。ビギナークラスが英語初心者の方たちが勉強するクラスで、アドバンスクラスになるにつれて、英語のレベルが上がります。
【英語レベルの種類一覧】
【各レベルの特徴】
レベル名 | 内容 |
Beginner | ごく簡単な単語やフレーズを聞きとれて、基本的な語句で気持ちや意思を伝えられる |
Pre-Intermediate | 身近な事柄について、いくつか文章を作って簡単な会話ができる |
Intermediate | 社会生活での身近な話題について理解し、自分の意思とその理由を簡単に説明できる |
Upper-Intermediate | 社会生活での幅広い話題について自然に会話ができ、明確かつ詳細に自分の意見を表現できる |
Advanced | 広範で複雑な話題を理解して、目的に合った適切な言葉を使い、論理的な主張や議論を組み立てることができる |
大規模な語学学校では、各レベルの中で更に、レベル分けをしている学校もあり、より自分と近い英語力の人たちと一緒に勉強することができます。
学校によってアクティビティの頻度が違います。アクティビティに力を入れている学校は、毎日なにかしらのアクティビティをやっています。普段接することのない、他のクラスの人たちとも話す機会が増えるので、アクティビティは、他の留学生との交流の場としてとても適している行事です。アクティビティは遠足系、勉強系、週末系があるので、それぞれ解説していきます。
遠足系は、学校の生徒が集まって、一緒にオーストラリアの観光地に言ったり、英語を見たりします。英語だけではなく、オーストラリアの文化も知ることができます。オーストラリアに来たばかりの方でも、引率の先生と、他の留学生の方と一緒に行くので、道に迷う心配はありません。
英語の科目をアクティビティとして行っている学校もあります。例えば、発音強制クラスや、会話クラスと言ったアクティビティがあります。授業は、グループクラスで行うので、授業でわからなかったところの復習の場として活用することができますし、自分の弱点を克服することができます。
また、ワークショップと呼ばれる、仕事の見つけ方のアドバイスをしてくれるクラスもあります。
週末を使って、行うアクティビティです。1泊2日でキャンプに行ったり、サーフィンをしに行くなど、有料ではありますが、普段体験できないようなアクティビティを提供している学校もあります。学校側が、手続きをしてくれるので、手軽に参加できますし、学校のアクティビティだからこそ挑戦できることもあります。
【プロ留学カウンセラーMOROについて】
▶留学カウンセラー資格
・内閣府認証 NPO留学協会 海外留学アドバイザー認定資格保有【RCA:170018】
・オーストラリア政府公認 留学カウンセラーPIER認定資格保有【QEAC:O451】▶プロフィール
Morrow World Inc. の創業者
26歳での留学をきっかけに英語を学び、海外で異なる文化や価値観に触れ生活することの楽しさを知る。
その後、海外の仕事経験を生かし留学事業で起業。年間の9割以上をシドニーやセブ島を拠点に海外で生活。
世界中の教育機関を視察し、自身の経験も踏まえて「失敗しない学校選び」並びに「成功する留学プラン」を提案し留学生を全力サポート中。
今回は、オーストラリアの語学学校について紹介しました。語学学校は、ただ英語を勉強する場所ではなく、友人を作ったり、オーストラリアの文化を知って、今後の留学生活を充実させるためにも、最適な環境です。
語学学校に行こうか迷っている人の参考にしてみてください。
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