オーストラリアの滞在方法としてホームステイを検討している人に向け、オーストラリアのホームステイ事情について1から解説していきます。ホームステイのメリット・デメリット、費用面、またあらかじめ注意しておくべきことや確認事項についてご紹介します。
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対応可能な国 | フィリピン オーストラリア カナダ |
イギリス | アメリカ |
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ホームステイとは一般家庭から宿と食事を出してもらい、その家族の一員として生活する滞在方法です。留学生やワーキングホリデー、短期旅行者の間で利用されることが多いです。
またホームステイは現地の生活に浸ることができるので、ホストファミリー(ホームステイ受け入れ側)の生活スタイル、文化、風習など、日本ではできないホームステイならではの貴重な経験ができます。異文化体験を肌で感じたい人にとってはベストな選択肢といえるでしょう。
家族と生活するので生活に必要な英語は自然と身に着きます。日常会話以上の語学力を目指す人に向いています。初めは緊張するかもしれませんが、慣れてくると1番身近な英語のパートナーになってもらえます。学校などで教わった英語を早速使ってみるいい機会です。
異国の家庭での生活では、カルチャーショックを受けることもあると思います。しかし、そこから異文化理解について学ぶことができます。異文化について早めに理解した方が、今後のオーストラリア生活に柔軟に対応することができます。
ホームステイでの滞在をする方は、滞在費の中に食費も含まれています。ですので、外食を控えれば、食費を節約することができるかもしれません。自分で食事を準備する必要がないので、時間を有効に使うことができます。
海外一人暮らしは思った以上に心細いですが、ホームステイなら頼れる家族がいつもそばにいます。この安心感はとても大きいでしょう。また、休日は、ホストファミリーと一緒にお出かけすることもあるので、1人で行動が不安な方にはとても良い機会です。
ホストファミリーとの相性が合わないこともあります。またホームステイ先の家族の問題に巻き込まれることもゼロではありません。
欧米圏だとお米が出てくることも少ないと思われます。なかなか好きなものが食べられなかったり、味が合わないこともあります。
家族の一員なので、何をするにもホストファミリーの許可が必要です。帰りが遅くなったり外泊する際は事前に伝えなければなりません。またホストファミリーの予定に左右されるので気を遣わなければならないこともあります。
ホームステイ先が郊外にある場合は学校や職場まで交通機関を使わなければならず、出費が重なります。
良かった点
とにかくホストファミリーが優しくて、フランス人の留学生もいたので、オーストラリア、フランスそれぞれの方との交流できました。そしてホストマザーの作るご飯がとにかく美味しかった!!
悪かった点
タスマニアという寒い場所だったけど暖房器具が少なかったので、もっとヒートテックを持ってくれば良かったと思いました。また、田舎町なので、日本人が全くいなくて本当に困ったときも英語で頑張らないといけない環境だった。(これはある意味良かったところかもしれません)
良かった点
ホストマザーの料理が美味しかった。合鍵をもらったので門限などはなかった。土日はホストファミリーの親戚とパーティーをして楽しんだ。
悪かった点
シティーから少し遠く、語学学校まで片道40分かかった。ホストファミリーはマルタ出身の方で英語にかなりなまりがあった。また時々夫婦喧嘩があった。
良かった点
最寄り駅まで毎日車で送迎してくれた。週末は美術館などに連れていってもらった。ホームステイ受け入れに慣れている家庭だったので、英語ができなくても会話が成り立った。
悪かった点
ホームステイ先に日本人学生が2人いたので日本語を使ってしまうことが多かった。また共働きの家庭だったので、朝ごはんは自分で用意しなければならなかった。
オーストラリアでホームステイをする場合、費用について解説します。基本的に以下3点を考慮していけばかかる費用について見積もることができます。
※1ドル80円計算です。為替レートは変動します。
オーストラリアのホームステイ滞在費は週計算が基本です。1週間毎に発生する滞在費用のことです。
平均約240~350豪ドル(約1万9000~2万8000円)(1週間)
ホームステイを手配してくれるエージェント会社、またはオーストラリアの学校への手数料になります。ホームステイ先とやり取りをしてくれて、自分の希望に合うホストファミリーをマッチングしたり、トラブルがあった場合などにも相談に乗ってくれたりするので、その費用も含まれます。
平均約200~350豪ドル(約1万6000円~2万8000円)
空港からホームステイ先までの送迎費用です。
平均約150豪ドル(約1万2000円)
ここではオーストラリア全体の中でも最も留学生の多いシドニーの費用を例に取ります。
2週間はホームステイの経験をしてみたい人や、アパートを選ぶまでの期間ホテル替わりとして選択するのにおすすめです。
約900豪ドル(約7万2000円)
内訳:手配料300ドル+(滞在費300ドル×2週間)
多くの人が1カ月を選択します。1カ月だけでも近所の人と色々な交流ができ、生活にも慣れてくる時期なので、シェアハウスに移る良いタイミングともいえるでしょう。
約1500豪ドル(約12万円)
内訳:手配料300ドル+(滞在費300ドル×4週間)
2ヵ月もあると心にゆとりが持てます。ホストファミリーとの信頼関係や絆も十分築けるでしょう。
約2700豪ドル(約21万6000円)
内訳:手配料300ドル+(滞在費300ドル×8週間)
オーストラリアの都市によっては多少ホームステイ料金に差が出てきます。以下は6大主要都市についての料金表になります。シェアハウスほど都市による料金の差が大きくないのでそもそも家賃の高いシドニーやメルボルンでホームステイをするのはある意味お得かもしれません。
都市 | 1ヵ月のホームステイ料金総額 |
シドニー | 約1500豪ドル(約12万円) |
メルボルン | 約1500豪ドル(約12万円) |
ブリスベン | 約1380豪ドル(約11万円) |
ゴールドコースト | 約1380豪ドル(約11万円) |
ケアンズ | 約1300豪ドル(約10万4000円) |
パース | 約1300豪ドル(約10万4000円) |
ホームステイ先を選んで契約する方法は以下の3種類があります。
僅かですが料金に差があります。滞在費用は同額ですが、手数料と空港送迎料がエージェント先によって変わってきます。
ホームステイに特化している会社は、優良なホームステイ先のみが残っている場合が多いです。クレームの多かったホームステイ先は、エージェント会社のリストから削除する場合もあります。
また可能な限り細かい要望まで聞いて、万が一の場合も融通が比較的利きやすいです。自分で決めた場合や、日系以外のところで頼んだ場合は、なかなか日本人の感覚や希望を理解してもらうことが難しく、トラブルが絶え間ない場合もあります。手配が日系の会社であれば、日本人でも生活しやすいファミリーが用意されていて、困ったときやファミリーとトラブルになったときもサポートしてくれたりします。
Morrow Worldではシドニーを中心とした優良なホームステイファミリーや手配エージェントと協力して日本人留学生の皆さんに最適なステイ先のお手配をしております。
自分の通う語学学校からホームステイ先を手配してもらいます。しかし、語学学校がホームステイのエージェント会社を通して契約を行う場合もあります。
学校直接申し込みの場合すべて英語でのやり取りとなるので、英語に自信がある人におすすめです。こちらも日系のホームステイエージェントの会社に依頼する手配料とほぼ同額必要となります。なので、実質学校に直接依頼するメリットはあまりないかもしれません。
ホームステイをお自身で手配することも可能となります。そのメリットとデメリットをご紹介します。
これらの仲介手数料がかからないので少しではありますが節約できます。
エージェントに依頼するのではなく、自分でホームステイ先の条件を設定して探すことによって自分に合ったホームステイ先を探すことができます。
知り合いからの紹介といった場合は安心ですが、そうでないとトラブル発生の際には自己責任となります。何か揉め事が起こった場合は自分で対処するしかありません。特に金銭トラブルに関しては注意が必要です。家賃の支払い方法や家のルール等、事前に聞けることはしっかり確認しておきまておきましょう。メールでやり取りした内容を残しておくのも良いでしょう。
いきなりホームステイを探すと言っても誰かの紹介やそもそも探す方法を知らないとなかなかステイ先が見つかりません。
海外慣れしていなくて不安な人は日系のホームステイのエージェント会社から手配してもらうのをおすすめします。
ホームステイ先に到着したら、ホームステイのルールを確認する必要があります。ルールは家庭によって異なります。以下に例を挙げます。
ホストファミリーと一緒に紙に書いて残しておくことをおすすめします。英語が聞き取れなくても、理解できるまで何度も聞き返しましょう。わからないままにしておくと、後でトラブルの原因になるかもしれません。
よくあるトラブルとして以下のようなものが挙げられます。
大抵トラブルはホストファミリーとのコミュニケーション不足によって起こります。不明な点や、納得のいかないことがあればすぐにホストファミリーと話しましょう。積極的に会話することによってホストファミリーと信頼関係を築いていくのも大切です。
またトラブルを招かないように意思表示ははっきりするよう心がけることが大切です。比較的日本人はYES、NOをはっきり言わないので、始めは慣れないですが意識して言うようにしましょう。
それでも解決が難しい場合は、ホームステイのエージェント会社や学校のアコモデーションオフィサー(accommodation officer)に相談しましょう。その際事情を詳しく説明する必要があるので、トラブルの起こる頻度や程度を細かく伝えることが大切です。
トラブルが深刻であったり、解決の兆しが見えない場合はホームステイ先を変える、という方法もあります。一人で抱え込まず、まずは相談に乗ってもらいましょう。
よくある質問
・持っていくものは?
・お土産は持っていくべき?
・ホームステイでの週末の過ごし方は?
・留学生が1人のホームステイはあるのか?
・英語に自信がないが、ホームステイできるか?
必ず必要なもの
【あると良い物】
オーストラリア留学・ホーリするのに、現地の情報がない状況で、持っていく物を決めるのは難しいです。なので、日本から持っていった方がいい物、オーストラリア現地で購入できる物を紹介します。ぜひ、パッキングの際の参考にしてみてください。
できる限り持っていくべきです。家族構成によってお土産の内容を変えると良いでしょう。子どものいる家庭では、可愛い文房具(メモ帳やペン)、駄菓子なども喜ばれるでしょう。
お酒関係だと、小さな日本酒や梅酒がおすすめです。インスタントみそ汁や抹茶味のお菓子も面白いですね。お箸をお土産として持っていき、使い方を教えてあげるのも楽しいでしょう。
家庭にもよりますが、必ず週末ホストファミリーがどこかへ連れていってくれるといったような期待はしない方が良いでしょう。スーパーマーケットに行く場合などは、自分からホストファミリーにお願いしても良いでしょう。行く行かないは自分の判断で決め、外食をするときは自己負担になります。
1人の場合もありますが、複数受け入れている家庭もあります。希望通りの家庭になる保証はありませんが、ホームステイ先を選ぶ際、子どもやペットの有無などと同様に、希望を提示することができます。もし他の留学生が日本人であった場合には日本語禁止ルールを設けて英語で会話することをお勧めします。
もちろんできます。中学英語レベルさえあれば最低限の生活はできます。しかし留学をより充実した内容にするために、日本でしっかり準備しておきましょう。
聞き取れない英語はYESで済ませるのではなく、聞き返しましょう。慣れるまでは話せなかったり聞き取れなかったりしますが皆同じです。粘り強く努力することが大切です。
【プロ留学カウンセラーMOROについて】
▶留学カウンセラー資格
・内閣府認証 NPO留学協会 海外留学アドバイザー認定資格保有【RCA:170018】
・オーストラリア政府公認 留学カウンセラーPIER認定資格保有【QEAC:O451】▶プロフィール
Morrow World Inc. の創業者
26歳での留学をきっかけに英語を学び、海外で異なる文化や価値観に触れ生活することの楽しさを知る。
その後、海外の仕事経験を生かし留学事業で起業。年間の9割以上をシドニーやセブ島を拠点に海外で生活。
世界中の教育機関を視察し、自身の経験も踏まえて「失敗しない学校選び」並びに「成功する留学プラン」を提案し留学生を全力サポート中。
いかかでしたか?ホームステイにはメリット・デメリットがありますが、一生ものの良い経験になると思います。
悩んでいる人は1週間でもよいので挑戦してみることをおすすめします。
Morrow Worldではシドニーを中心とした優良なホームステイファミリーや手配エージェントと協力して日本人留学生の皆さんに最適なステイ先のお手配をしております。
ホームステイに関するお問い合わせはこちらからお気軽にご相談ください。
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エージェント名 | タビケン留学 | イギリス留学スクエア | アメリカ留学.US |
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実績 | ・約10年の運営実績 ・2万人以上の相談実績 ・内閣府認証留学協会資格有 ・JAOS海外留学協議会加盟 |
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