オーストラリアでは、日本と同じように支払いの際に、カード支払いか現金支払いかを選ぶことが可能です。オーストラリアはカードでの支払いがとても一般的で、現金を持たず支払いは全てカードの人も珍しくありません。カード支払いには制限が定められていたり、手数料のかかる場合がありますが、時間短縮にもなるのでカードで支払いをする人が多いです。
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オーストラリアの紙幣には大きなものから$100、$50、$20、$10、$5があり、硬貨は$2、$1、¢50、¢20、¢10、¢5があります。¢1硬貨はないため、支払いの際に¢1〜9以下は特殊な計算方法になっています。
¢1・2は切り捨て、¢3・4・5・6・7は¢5、¢8・9はくり上げとなります。
支払いの例)
料金が$20.01の場合、$20.00の支払い
料金が$20.06の場合、$20.05の支払い
料金が$20.08の場合、$20.10の支払い
硬貨の大きさは$1の方が$2より大きかったり、¢50は500円玉程の大きさがあり、初めの頃は慣れるまで注意が必要です。
オーストラリアでのカード支払いには、クレジットカード支払いとエフトポス(EFTOPS)があります。時間短縮やお釣りの受け取り間違い防止にもなるので、多くの方がクレジットカードで支払いを行なっています。オーストラリアへ入国の際は、最低2枚はクレジットカードを持って行くことをオススメします。
クレジットカードはVISAカードが最も問題なく使用できます。次に使用できるのがMasterCard、その次がJCBカードです。アメリカンエクスプレスは使用できるお店が少なく、他のクレジットカードなら手数料のかからないお店でも、手数料がかかってしまうことが多いのでオススメはしません。また、お店によっては最低利用可能額が定められているので、事前に確認が必要です。
クレジットカード支払いの際、手数料のかかる主なサービスは以下の通りです。
【ホテル】
ホテルによっては請求されます【高級レストラン】
高級レストランやガイドブックに載っているような人気レストランでは手数料がかかることが多いです。カジュアルなレストランではほとんど請求されません。【タクシー】
5〜10%の手数料がかかります。【レンタカー】
手数料がかかる場合があります。【カフェ】
ほとんどの場合手数料はかかりませんが、アメリカンエクスプレスは3%の手数料がかかるところがあります。
ファーストフード店、スーパー、コンビニなどではほとんどの場合手数料はかかりません。
EFTPOSとはElectronic Funds Transfer at Point of Salesの略で、オーストラリア独自のシステムです。クレジットカードと違い、自分の銀行口座を使って支払いができ、デビットカードと似たようなシステムになっています。お店にEFTPOSのマークのあるところではどこでも使用が可能ですが、表示のないところでも使用できることがあるので、支払いの際に尋ねてみることをオススメします。ただし、EFTPOSの使用にはオーストラリアの口座を開設する必要があります。また、EFTPOSも他のクレジットカードと同様、お店によっては最低利用額が定められています。
EFTPOSでの支払い方法です。
EFTPOSは支払いだけでなく、スーパーなどで現金を引き出すことが可能です。レジで支払いの際に『Cash out Please.』と伝えれば、支払い料金にキャッシュアウトしたい金額がプラスされ、その合計金額が口座から引き落とされます。キャッシュアウトのできるセルフレジでも使用が可能です。
EFTPOSには利用限度額があり、一日通常$1000が限度額です。この利用限度額はATMの利用額との合計金額になっているので、ご注意ください。
多くのオーストラリアの銀行カードは、銀行口座の機能とクレジット機能が付いており、支払い方法にはCR(クレジット)、SAV(セービングアカウント)、CHQ(チェックアカウント)から選ぶことが出来ます。
① CR(クレジット)
クレジットアカウントのことで、決まった日にまとめて引き落としされます。日本で作ったクレジットカードの場合は、このCR(クレジット)しか選択できません。② SAV(セービングアカウント)
普通預金から直接引き落とされます。オーストラリアで作成した銀行カードを使用する場合は選択することが可能です。支払いの際にこのSAV(セービングアカウント)を使用する方が多く、デビットカードのような感覚で使用しています。口座にお金が入っていないとDECLINED(デクラインド)となり、支払いが完了されないため、残金は把握しておく必要があります。しかし、もし支払いの際に普通預金口座にお金が入っていなくても、インターネット上でインターネットバンクからリアルタイムにお金を移動させることが可能です。しかし、操作に多少時間がかかってしまい、お店や他のお客さんの迷惑になるので、やはりあらかじめ口座の残高は把握しておきましょう。③ CHQ(チェックアカウント)
当座預金のことで、小切手での支払いが可能になる口座です。利子がつかず、口座の維持費も多くかかるので、留学生やワーホリの方が使用する機会は、ほとんどありません。
日本の電子マネーと同じで、クレジットカードを機械に通さず、かざすだけで支払いができるシステムです。レストラン、切符、コンビニ、ショッピングセンターなどクレジットカードの使用できるところでは、ほとんどの場合で使用が可能です。$100以下の場合は暗証番号の入力も必要ありませんので、盗難にはご注意ください。
Apple Payなどスマートフォンの電子マネーの使用も可能で、ペイウェーブに電子マネー対応の携帯電話をかざすことによって支払いができます。財布を出す手間も省け、簡単スピーディに支払いができるので大変便利です。電子マネーのアプリをダウンロードし、クレジットカードを登録することによって利用が可能になります。
オーストラリアでは基本的にチップは不要ですが、レストランやホテルでサービスを受けた場合、感謝の気持ちとしてチップを渡すことはあります。現金支払いの際にお釣りをチップとして渡したり、クレジットカード支払いの場合にはチップの料金を選択することも可能です。高級レストランなどでは合計金額にサービス料として5〜10%、チップが含まれています。
【レストラン】
カジュアルなレストランでは基本的にチップは渡さなくても良いですが、料理が美味しかったり気持ちの良いサービスを受けた際にはチップを渡すといいでしょう。高級レストランでは合計金額に5〜10%のサービス料が含まれています。もしチップが含まれておらず、いいサービスを受けたと感じた時は、5〜10%のチップを渡すのが相場です。【タクシー】
基本的にチップは不要ですが、荷物を運んでもらった場合などは、$1〜2チップを渡すといいでしょう。【ホテル】
基本的にチップは不要ですが、ポーターに荷物を運んでもらった時など、サービスを受けた際には$2程、感謝の気持ちを込めてチップを渡すといいです。
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