日本へ帰国前に、オーストラリアでいくつか必要な手続きがあります。日本に帰国後にやることや、オーストラリアで必ずやっていただくことがあります。
ここでは、オーストラリア出国前にやるべき9つのことを解説します。
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オーストラリアに3ヶ月以上滞在予定の方は、日本大使館または、領事館に在留届を出しているかと思います。中には、その在留届を出していない方もいるかともいますが、出している方は、帰国する際に、帰国届けというものを大使館や領事館に提出する必要があります。
帰国届けの提出の仕方は、オンラインから帰国届を提出することができるので、帰国する際は忘れずに提出するよにしましょう。
オーストラリアへワーホリ・留学されるほとんどの方は、オーストラリアの銀行の口座を持っている方が多いと思います。帰国前に解約することを忘れないようお願いします。
銀行口座の解約は、各銀行の窓口で行うことが出来ます。その際に必要なことは、口座の残高を0円にしていただきます。また、また、一部の銀行では、オンライン上やアプリケーションから解約もできるので、今お手持ちの銀行はオンラインで解約ができる場合は、帰国後に口座をクローズすることも可能ですが、オンランで出来ない場合は、銀行に行き解約手続きをお忘れずにお願いします。銀行口座を開設のままでも大丈夫ですが、オーストリアの銀行口座は維持費がかかるので、解約することをオススメします。
【解約時に必要なもの】
タックスリターンとは、所得税の確定申告です。オーストラリアの会計年度は7月1日から翌年の6月30日までです。この期間の収入や支出について所得税に関する申告を原則10月31日までに行わなくてはなりません。
ほとんどの方たちはタックスリターン(確定申告)をしなければなりません。しかし、タックスファイルナンバーを持っておらずオーストラリアでの収入がなかった方はタックスリターンの申請をしなくて良いことになっています。
しかし、タックスリターンはルールや制度が変わるので、登録税理士に確認することをオススメします。
オーストラリアで仕事やアルバイトをすると所得税が給与から徴収され、タックスリターンという年に一度の所得申告手続き(確定申告)が必要になります。これは留学やワーキングホリデーなど、オーストラリアで1ドルでも収入のある全ての人が対象です。オーストラリアの所得税の仕組みと、過払い分の税金が戻ってくるかもしれないタックスリターンの手続き、そしてスーパーアニュエーション(年金)についても説明します。
タックスファイルナンバーを忘れないようにメモしておいてください。理由は、タックスファイルナンバーは一生に一度しか発行されせん。もし、もう二度とオーストラリアで就労する予定がない方なら、保管される必要はないのですが、もしかしたら機会があってオーストラリアへ戻ってくる機会があるかもしれないので、一応控えておきましょう。
タックスファイルナンバー(TFN)とはオーストラリアで働く際に必要な番号で、現在オーストラリアで働いている方は持っていると思います。しかし、長年使用しなかったため番号を忘れてしまった、タックスファイルナンバー(TFN)の記載してある手紙を失くしてしまったという方もいると思います。今回はそんな方のために、タックスファイルナンバー(TFN)の確認方法を紹介します。
スーパーアニュエーションとは、年金の積み立てのようなものです。学生ビザやワーホリでオーストラリアへ渡航している方は、還付を受けることが出来ます。還付を受けるためには条件があります。
【還付を受けるのに必要条件】
スーパーアニュエーションは、オーストラリアを出国後に申請となります。還付を申請しても、全額を受け取ることが出来ません。
ワーホリビザ | 全体の30〜35%還付 |
学生ビザ(一時滞在ビザ者) | 全体の60〜65%還付 |
2020年4月現在
スーパーアニュエーション変動があり制度の見直しもあるので、そのタイミングの内容を政府のサイトとかで確認してください。手続きは、英語が理解ができ、問題があっても対応できる方であれば問題はありませんが、手続きで問題があったときに英語で対応しないといけないリスクを考えると、専門業者や会計士に依頼するのがオススメです。
現在、お使いの携帯のSIMカードがプリペイド式のカードの場合は、解約の手続きは必要ありません。なぜなら、プリペイド型のSIMカードは、毎月カードを購入しているので、購入を止めれば携帯は自然と使えなくなります。しかし、注意していただきたいのが、オートチャージにしている方は、毎月自動でチャージをされてしまうので、解約の手続きをする必要があります。
オーストラリア現地で携帯電話、SIMカードの契約をしている方は、オーストラリアにいる間に解約の手続きをしていただく必要があります。契約を解除するためには、お使いの携帯電話のキャリアに直接言っていただきて、解約をしていただくことになります。
ボンドとはデポジットのことで、住居に引っ越す前に、ハウスオーナーやマネージャーにデポジットを預けている方もいるかともいます。彼らに、自分が退去するする旨をしっかり伝えましょう。伝えたら、契約や約束条件に沿って、ボンドデポジットをしっかり返金してもらいましょう。
ボンドデポジットを預けているのを忘れずに、また返金を忘れずにしてもらいましょう。一般的に、返金は、銀行振り込みか、現金で返されます。
長期でオーストラリアに滞在されている方は、荷物が多いかと思います。帰国が決まったら、早めに荷物の整理を始めましょう。早いうちに断捨離をしても良いかもしれません。
住んでいる地域や、運送会社によって、先に荷物だけを日本へ輸送するサービスをしているところもあります。スーツケースに入らないけど、日本へ持って帰りたい物などは、そのようなサービスを頼るもの良いかもしれません。
荷物のパッキングは意外と時間がかかります。なので、早めに荷物の整理を始めて忘れ物がないようにしましょう。
オーストラリアにはたくさん魅力的なお土産があります。家族やお友達に買っていくときっと喜んでくれるはずです。ここでは、オーストラリアならではのオススメのお土産を紹介します。
皆さんが効率的に、適切なお土産選びが出来ますよう、帰国する直前だけではなく、旅行の前の予備知識としても、この記事を読んで頂ければ幸いです。
【プロ留学カウンセラーMOROについて】
▶留学カウンセラー資格
・内閣府認証 NPO留学協会 海外留学アドバイザー認定資格保有【RCA:170018】
・オーストラリア政府公認 留学カウンセラーPIER認定資格保有【QEAC:O451】▶プロフィール
Morrow World Inc. の創業者
26歳での留学をきっかけに英語を学び、海外で異なる文化や価値観に触れ生活することの楽しさを知る。
その後、海外の仕事経験を生かし留学事業で起業。年間の9割以上をシドニーやセブ島を拠点に海外で生活。
世界中の教育機関を視察し、自身の経験も踏まえて「失敗しない学校選び」並びに「成功する留学プラン」を提案し留学生を全力サポート中。
今回は、日本で帰国前にオーストラリアでやることをまとめました。オンライン上でできるものは帰国後でも出来ますが、銀行の解約や携帯の解約はオーストラリアで手続きを行う必要があります。
帰国が決まりましたら、計画的に帰国の準備をしてやり残し、忘れ物がないようにしましょう。
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