タックスファイルナンバー(TFN)とはオーストラリアで働く際に必要な番号で、現在オーストラリアで働いている方は持っていると思います。しかし、長年使用しなかったため番号を忘れてしまった、タックスファイルナンバー(TFN)の記載してある手紙を失くしてしまったという方もいると思います。今回はそんな方のために、タックスファイルナンバー(TFN)の確認方法を紹介します。
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オーストラリアで仕事をする際には、オーストラリア税務署にタックスファイルナンバー(TFN)という納税者番号を発行してもらう必要があります。このタックスファイルナンバー(TFN)は個人に対して1つしか与えられないため、オーストラリアで働く際には一生同じ番号を使うことになります。
そのため、例え新しいパスポートを取得してパスポート番号が変わったとしても、10年以上オーストラリア国外に滞在して居たり、仕事をしていなかったりでタックスファイルナンバー(TFN)を使用しなかったとしても、次に働く場合にはまた、以前と同じ番号を使用することになります。タックスファイルナンバー(TFN)の申請はオーストラリアタックスオフィス(ATO)のサイトからWeb申請が可能です。タックスファイルナンバー(TFN)がないと、タックスリターンができないので必ず取得しておきましょう。
タックスファイルナンバー(TFN)を忘れてしまった方、タックスファイルナンバー(TFN)申請後に届いた手紙を捨ててしまって番号が分からないという方は以下の方法で問い合わせることが可能です。
タックスファイルナンバー(TFN)の確認方法は、オーストラリアタックスオフィス(ATO)に電話することです。タックスファイルナンバー(TFN)は大切な個人情報のため、インターネット上で問い合わせることができません。
【ATOの電話番号(オーストラリア国内から)】
13 28 61【営業時間】
平日 午前8時〜午後6時※7月1日〜10月31日の期間は日曜、午前10時〜午後4時まで問い合わせ可能
タックスファイルナンバー(TFN)をオーストラリアタックスオフィス(ATO)に問い合わせる際には、申請時に発行された申請番号とパスポートが必要になります。電話をする際にはあらかじめ、手元に用意しておきましょう。
また、タックスファイルナンバー(TFN)取得時と現在(タックスファイルナンバー問い合わせの際)のビザの種類が異なる場合には、税率が変更になる場合もありますので、どの種類のビザの時にタックスファイルナンバー(TFN)を取得したかの情報も伝える必要がある場合もあります。
英語での問い合わせが不安な方は、通訳サービスを使って問い合わせが可能です。May I speak to Japanese Speaker please?と言うと、日本語対応の方に代わってくれます。自分の名前、オーストラリアタックスオフィス(ATO)の電話番号と事情を説明すると、代わりにオーストラリアタックスオフィス(ATO)に電話してくれます。そのため、以下の電話番号に電話しても、すぐにはタックスファイルナンバー(TFN)は分からないので、緊急の方は直接オーストラリアタックスオフィス(ATO)に電話しましょう。
【オーストラリア国内から】
131 450【オーストラリア国外から】
+613 9268 8332【営業時間】
24時間毎日対応可能
この電話番号はオーストラリアタックスオフィス(ATO)だけでなく、いろんなところに電話をかけてくれるサービスです。電話で英語がうまく伝えられず困った時には、このサービスを利用してみましょう。
オーストラリアタックスオフィス(ATO)に電話する以外の方法としては、以前働いていた職場に問い合わせてみることもできます。しかし、キャッシュジョブでタックスファイルナンバー(TFN)を職場に提出していなかったり、職場の方が個人情報を消去していて分からないと言う場合もあります。
タックスファイルナンバー(TFN)を申し込むと、28日以内に指定した住所に手紙が届きます。そこにはタックスファイルナンバー(TFN)が記載してありますが、その手紙を紛失してしまいタックスファイルナンバー(TFN)が分からなくなってしまった、もしくは盗難の被害にあってしまった方はすぐにオーストラリアタックスオフィス(ATO)に連絡してください。
【タックスファイルナンバー(TFN)紛失・盗難時の連絡先】
1800 467 033【営業時間】
平日 午前8時〜午後6時
タックスファイルナンバー(TFN)は一生に一度しか発行されない大切な個人情報です。今回ご紹介したように電話で確認することができますが、時間や手間がかかってしまいます。そのため、タックスファイルナンバー(TFN)申請後、オーストラリアタックスオフィス(ATO)から届いたメールや手紙はちゃんと保管しておきましょう。
ワーキングホリデーでオーストラリアに滞在後、何年後かにまた学生ビザで戻って来るかもしれません。人生何があるか分からないので、念のためタックスファイルナンバー(TFN)の書いてある手紙は、一生保管しておいてもいいかもしれません。タックスファイルナンバーの申請方法やその他分からないことがあれば、何でも気軽にご相談ください。
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